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テューター通信に掲載されました |
08月08日 (月) |
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45周年企画子どもの笑顔が花になる◎中部 久保智子
45周年行事として「ようこそおはなしの旅へ」という企画をたて,それにむけて近隣3パーティ合同で計画をすすめていました。4月3日をその日に決め,3パーティ合同での発表『十五少年漂流記』を,1月から,子どもたちはいつもの顔ぶれとは違う仲間と新鮮な気持ち,違った感性を分かちあいながら,どの子も意欲的に取りくんでいました。
3月11日の東日本大震災が起こった後には,私たちの指針が定まらず企画の続行を断念することも考えました。しかし,こんなときこそ元気にがんばるべきではないかと,沈みかけていた気持ちを奮い起し,参加の呼びかけを再開。開催の10日くらいまえから手配りや地域の幼稚園,小学校,公共施設や喫茶店,美容院,音楽教室など,思いつくままにチラシを置きました。私は3年前から地域福祉のお手伝いをしており,ずいぶん知りあいも増え,公共施設へはお願いごとをしやすくなっていたので容易にことが運びました。
『十五少年漂流記』の発表には,これからの日本は,若者が原動力となりがんばってほしいというメッセージを込め,取りくみを続行しました。ラボっ子たちは,この物語のテーマを「仲間どうしの助け合い」とし,活動を通しみずからが動き,ぶつかり合いながらそれを感じとっていきました。その思いは確実に個々の心に生き続け残っていくものだと確信しました。
今回のプログラムではラボの活動発表のほかに地域のゲストにストーリーテリングやパネルシアターをしていただきました。そのゲストの紹介で参加者には学校関係の方も来られ一般の方がたが約20名,総勢69名が集まっての会となりました。テーマ活動発表をご覧になられた地域のある学校長からの依頼で,『かぶ』のテーマ活動を5,6年生対象に臨時英語講師として授業を行なうことになりました。ラボ教育センター発行の「小学校外国語活動 英語の歌と物語のワークショップ」の教案に沿って,現在,全9回での取りくみをしています。「これだ!」と感じてくださり,授業に取りいれてもらったことは,手応えを感じたなによりうれしいことでした。
ラボ以外の人に活動を見てもらうことは,外部の刺激やご意見をいただき成長できると感じました。今後も地域への発信を続けていこうと思います。
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