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震災以降、本屋さんが感じてること |
07月30日 (土) |
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夕方からの雨が予想された土曜日の午後、有隣堂書店で読み聞かせの会。 今回はNテューターの助っ人としてでかけました。
新規店舗の開店準備で異動された児童書担当の方が、わざわざお休みを返上してお手伝いに来てくださいました。
今日のおはなしは、だるまちゃんとかみなりちゃん。
ラボライブラリーのなかでは、40年以上こどもたちのこころを捉えて放さない名作中の名作。 なつやすみは海や川にあそびに行くね、というところから、まずさかなつりにちなんだナーサリーライムをご紹介。
雨が多い今年の夏。 ゴロゴロと鳴ったら、かみなりちゃんが、プールの底を突き抜けておちてくるかも? というわけで、絵本よみきかせ。 みんなでかくれんぼしている気分でone,two,three,..と数えたり、 ごちそうの絵をならべて、すきなごちそうを選んでもらって声に出してみたり、 つのが生えたクッキーをおみやげにもらったり。 そうそう、輪投げもやってみました。短い時間でしたが、とても興味をもって参加してくれました。
ここの児童書コーナーの品揃えには「テーマ性」が感じられ、担当者の熱意と意識の高さが伺えます。
質の高いお客様の声に応えられるようになるには、 スタッフとしては日々勉強が必要だ、とおっしゃっていた言葉に納得。
わたしも、これほしい!と思わず口にした珠玉のことばが詰まった本を発見。 インターネット書店では、なかなかこういう出会いがないのが現実です。 本来、絵本というのは、「こんな本をさがしています」とイメージを伝え、 お店の方とのコミュニケーションを楽しみながら、じっくり吟味して選びたいものなのです。
「3月の震災以降、じつは児童書だけが売り上げをのばしているんです・・」 親子がいっしょにすごす時間が意識的に増えつつある、ということの表れでしょうか。
「ゲームの売り上げが伸び悩む一方、児童書が売れているのは、何らかの心境の変化を映し出していると思うんです」
ほんとうにそうだと、うれしい。
お話絵本を、安心できるおひざにすわって聞けるこのうえない幸せ。 そんな時間を、より多くのこどもたちが体験できるといいと思うのです。 子育て期の旬はほんとうにみじかい。
あんなこと、したかったな~、こんなことも、したかった・・。
それはとても些細なことだけど、その時期にしかできなかったこと。 反省の念もこめて、今一度「おはなしの持つチカラ」を再認識しているこのごろです。
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Re:震災以降、本屋さんが感じてること(07月30日)
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iguiguさん (2011年08月01日 07時09分)
お忙しい毎日でしょうが、ラボ外の活動も積極的にがんばっていますね。
常にアンテナをはり、世の中の敏感な動きをいち早く感じるセンサーをもつはみさん、
パーティ活動の肥やしになっていくことと思います。
今回も本屋さんでの貴重な情報、ありがとう。
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