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若田光一さん |
03月10日 (木) |
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若田光一さん
2月、若田光一さんの4度目の宇宙ミッション参加と国際宇宙ステーションコマンダー
就任が発表されました。
みなさん御存じのように、彼はラボっこOBです。今回、このニュースをアメリカから
伝えたNHKのレポーターのことばを短くまとめて紹介します。
『若田光一さんは、前回の宇宙船生活から帰還したあとのインタビューで、既に、「国際
宇宙ステーションのコマンダーになれるように努力したい」と言っていたそうで、常に、
前向きに最大限の努力をする人である。ロボットアームの操作に関しては高い技術を
もっていて、その腕が買われて、NASAではロボットアームの教官を受け持っている。
英語の言語能力が非常に高く、NASAでの判定レベルで最高のレベル、即ちnativeと
同等の言語能力をもっている。明るく前向きな性格で、多くの人に信頼されている。
NASAでは昨年、ISS運用部長に任命され日本人として初めての管理職となる。アジア
人が宇宙ステーション船長に選ばれたのは極めて異例のことで初めてである。』
このレポートにとても感動しました。なぜなら、ラボメソッドで育てていき
たいといつも思っている理想が実現されたニュースだからです。言語能力、人をまと
めるリーダーシップ、コミュニケーション能力、行動から学ぶ前向きさ。これらの
国際人としての資質を求めて、「いつもの時間、いつもの仲間がいる場所で、国際人の
種まき」をつづけていきたいと思います。
矢部顕氏講演「ジョン万次郎軌跡と奇跡~鯨から始まった日米交流」 2月20日、廿日市市
若田光一さんがある雑誌のインタビューで、「宇宙に行ったときよりも、14歳で行った
1ケ月アメリカホームステイのほうが衝撃だった。」と言っています。14歳で漂流し、
アメリカで高等教育を身につけ、捕鯨船に乗り、ゴールドラッシュで金をほり、夢を
諦めないで帰国した万次郎。民際人(人と人との交流)であること。夢を諦めないで
強い意志を持って努力すること。高い技術をもっていること。万次郎は150年前の人
ですが、若田光一さんに似ていませんか。
矢部さんが、14歳で一人立ちの旅をする意義、捕鯨により開国が迫られたこと、第3
の開国と言われている現在を生き抜くにはどのような資質か求められているか、などを話
してくださいました。参加したご父兄は、会社で会議ができない新人が多くて困ること、
協同して仕事ができなくて困ること、などを実感しておられました。今の時代、より一層
「言語力と社会力」が求められています。
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