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ハートのJackの「ことば」を自分の気持ちと重ねて |
02月25日 (金) |
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あさってのパーティ10周年記念発表会に向けて、みんなで楽しんできた
”Alice in Wonderland"とももうすぐいったんお別れ、発表が終わったら、
また次の物語へ。
ひとつ発表すると子供はそのお話が大好きになってくれる。
深く物語と出会うからなのだろう。。。
心からお話しに共感したり、本当のおもしろさを感じていないと自分から
表現してみたいという気持ちにならないだろう。
そうそう、昨日小学生の子どもたちと個別にナレーションを言ってみることを
テューターと1対1でしていた時のこと、、、こんなことをH(小5)
がつぶやいて来た。
「あのさ、、、ハートのJackやってて思うんだけど、、、女王がJackに『アリスの首を切れ』、って言ったときは
『そうおっしゃられても…』って弱気になってアリスのこと切れなかったのに、
その後で女王が『だれでもよい、この娘の首を切れ!さもなくば全員の首を切るぞ!!!』
って言ったときは、H(自分のこと)は他の兵士たちと一緒にアリスに
襲いかかってる、、、これっていいのかなあ。」
その後、Hに聞いてみた、
「どうして初めにアリスを切れ、と命令されたとき
Jackはアリスを切れば、自分の首を切られないで済むとわかっていても、
すぐにアリスを切らなかったのかなあ?」
H:「それは~、Jackはアリスは悪くない、と思っているから。」
そう、小5のHは自分自身がJackとしてそう考えたんだね。
とても正直で純真なHの気持ちに触れて、
テューターはなんだかとてもうれしかったです。 Hは”Alice"のお話しを始めるまで
ラボはもう辞めたい、と思っていたほどでおうちでのCD聞き込みも
ほとんどしなくなってしまっていた。
ところが、たまたまHが小さい頃から好きだっ”Alice"の物語の力のおかげか、
発表会でも自分のJack役のことばを言いたい、という意欲がでてきた。
これはJackのことばをおうちで何度も何度もCDを聞きながら
自分の口でも重ねてセリフを言ってみる段階に入ったHが、
自分で気づいたこと。
パーティの中にはJackの深い気持ちの部分まで、気づいた子はまだ
いなかったね。
よし!今晩、もう一人のJack役、S(中1)に同じ質問をしてみよう。
彼がどう答えるか???楽しみ、楽しみ。。。。
それにしても、、、、発表3日前って、こんなことしてる場合ではない???!!!
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