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熱いへんてこワールド |
01月20日 (木) |
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例年にない寒さで正月明けは一気に病気でお休みが相次ぎどうしよう・・・と先行き心配だった小学生グループ。
「不思議の国のアリス」、やっと、やっとテーマ活動に弾みがついてきた。
リーダーから
*お話以外のことをしゃべらない
*かたまって遊ばない、ふざけない
*せりふの所は日本語だけでも言いながら動く
と、なんだか珍しく立派なことが皆に伝えられた後、一回通して第3話
「ハートの女王」を動く。
よく情景がわからない、、、といっていたわりにはトランプや女王に招待されたお客さんたちの行進のところ、
クローケー場のシーンは皆自由に思い思いに楽しく動いている。
クローケーでは、途中体がきつくなったのか(ブリッヂをするのだからね、、、《笑》)
だれもクローケーのアーチがいなくなってしまう。
フラミンゴの木づちで打たれたくないハリネズミはキャっキャと言いながら逃げる逃げる。。。
イチバン不思議だったこと。これまで皆いろいろな役で動こう!と
あるときは王様、トランプの兵士、白ウサギ、そしてアリス、、、と男の子も女の子も一度は全ての役を体験していたのだが、
Y(小5)は絶対にアリス役は拒否していたのだ。
が、今日は王様、女王さま、アリスと一人3役でてんてこまいしていたテューターのアリスが見ていられなくなって
(ひどくて、、、あるいは後半思わず年齢を感じさせるアリスになっていたからか?)いつの間にか「裁判中に大きくなったアリス」の部分から
嬉々としてアリス役をかん高い声でやっている、、、コレが仲間に大受けしている。
テューター:皆がよく情景がわからない、って言っていた行進のトランプたち、
みんなは何のカードになっていたか教えて。
K(小3):ダイヤのカードはハートの知り合い、かハートのジャックの 友人。
クラブは絶対兵士!
皆で絵本をみてこん棒を担いでいるクラブを確認。
テューター:この絵の中にはスペードがいないねえ。。
H(小5):ここの部分にいる、と絵本の外を指指す(はみ出ているから
描いていない)
K(小5):スペードは庭師と門番。
K(小3):最後のシーンはアリスが走っている後ろを白ウサギが通っ
アリスが後ろを振り返ったらどお?
映画のみたいに。。。
皆、無言で柔らかい表情でいる。 賛成!の合図だ。
Y(小5):白ウサギは現実の世界の中で「時間に遅刻だ」って言ってい
たんじゃない?
H(小5):最終的にはアリスの夢なんだから、ウサギに会った時から
もう夢だったんじゃない?
K(小3):普通の夢の次に本物そっくりの夢をまた見た。
テューター:「夢を見ている夢」を見たっていうこと?
皆こんなの見
たことあるの?
3~4人「ある~」と。 年中のSも手を上げている。ふ~ん、皆よく覚えているもんだな、私は夢を見ていることすら朝になると忘れているのかも。。。
K(小3):不思議の国なんだから行進もヘンテコにしたら?
実際に全員でもう一度ヘンテコ行進をやってみる。
後ろ向きにホップする子、横向きにずりずり進む子(K《小3》)
、何ともいえない表情と雰囲気で(いい言葉がみつからな~い)ジャンプする子、、、
などなど思わず彼らの水水しい柔らかな発想に引き込まれる。
テューター:面白いね~、いいね~、見ててすごく楽しい。
さっそく皆のこの行進の様子を中高生にも伝えてみるね。
H(小5):ジャックってさ~、Hジャックだから思ったんだけど、ほんとにパイを盗んだのかなあ? (Hはジャック役)
さてさて、いよいよお話の面白いところまで行き着いたね。
外の木枯らしを吹き飛ばす熱くて元気なヘンテコ世界がラボルームに
あふれてムンムンしていた。
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