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✦伊達直人、それ、オレじゃない! |
01月13日 (木) |
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わが家から車で十分内外のところにある児童養護施設「N学園」。
1月10日、ここにも覆面レスラー、タイガーマスクが
たくさんの学用品を贈ってくれたそうです。
伊達直人と名乗る人物からの子どもたちへのプレゼント。
「タイガーマスク運動に共鳴して」とのメッセージが添えられていたとか。
年末年始にかけて全国的な広がりになっているらしい運動。
久々に聞く、こころにあったか~いものが湧く話ですね。いいね、これ。
「足長おじさん」の日本版かな。
(偽善だという人もいるけど、偽善でも何でもいいじゃないですか、
その善意が子どもたちに届きさえすれば)
その「N学園」とは、12月23日のクリスマス・パーティのこと、
京手鞠のプレゼントのことで、12月26日のこの日記欄で紹介したばかり。
きょう(いや、きのうか)、帰宅途中、親しくしている知人に出会い、
その男がいうには、「あれ、あんたなんだろ」とニヤニヤ。
ニュースで聞いて少しは知っていて、「うん、これ、いいじゃん」と
思ったことはありましたが、おれが! なんて考えたこともないので
しばしキョト~ン! 第一、わたしはそのタイガーマスクのマンガ、
見たことも読んだこともない。どうやら週刊マンガ雑誌の
人気主人公らしいが、あいにく「伊達直人」の名は
このたびのことで初めて知ったような体たらく。
無知とドンカンの悲しさ、風邪よけにしていたマスク、
これ「タイガーマスク」って名前だったかな? と本気で思う始末。
そう、残念ながら、伊達直人はわたしじゃありません、
はい、おあいにくさまながら、プロレスの興味もありませんし。
でも、あの施設にいる子どもたちの澄んだ目、純朴そうな顔を思うと、
せめてもう少しわたしに経済的な余裕があったらなあ、と
かえって心さびしい思いがして…。
年1回、クリスマス・パーティで出あう
施設の子どもたちへのプレゼントを周囲に呼びかけたところ、
さまざまな人からさまざまなものが寄せられました。
京手鞠やぬいぐるみ、ジャンボケーキだけではありません。
(大きな声では言えませんが、困るよ、こんなのは、というものまで)
そうなんですね、ひとはだれも、自分のできるかぎりで、
“いいこと”をしたくてしたくて、機会を待っているんですね。
だれかのひと声が、だれかのひと押しがあれば、
“いいこと”は、ふつうのことのように動きだす。
仮に大きなことはできなくっても。
タイガーマスク、それはあなたかも知れない。
善意の人たちによるタイガーマスク運動、ゆがめられず、自然な形で、
いつもどおりといった形で、どこでもおこなわれていくといいな、と
昨夜はこころ暖かくして眠れました。
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