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子どもたちと同じ体験 |
11月15日 (月) |
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今日は、テュ-タ-の研修発表会。物語の世界にひたりながら、子どもたちと同じ体験を、毎年、この秋に発表しています。各グループの発表内容は、『ジュリアス・シーザー』『三本柱』『日時計』『ドリームタイムⅣ話』でした。高学年に出会わせたい物語ということで、この4作品がとりあげられました。
毎年、この発表体験を通して、思うことは、子どもたちの力は素晴らしい!と思うこと。よくCDを聴いて、本当にしっかりと発音ができていることに、その力と努力は、どれほどだろうと、感じ入ります。
この年になると、どうしても英文を見てしまったり、文法的に考えてしまったり。しかし、やはり文字から入ると、決して体に入らないこと、残らないことも経験済み。耳で何度も何度も聴いて、CD通りを目指すことで、ようやく自分の言葉になります。
今回は、『日時計』というC.W.ニコル氏の作品。私の役は、Williamというイギリス人。全てを演じた訳ではありませんが、例年よりは、やや多い台詞に挑戦。発表では、少し間違えてしまったり(発表は、子どもたち以上に緊張!)と、完璧ではありませんでしたが、やはり仲間とつくりあげるテーマ活動は、この年になっても、楽しいと体感しました。
聴けば聴くほど、作品の良さに惹かれ、よくできた作品だと、聞き入ってしまいました。丁度、先月、大学の同窓会もあり、友人と話しながら、すっかり30年前の学生時代にお互いが戻り、「友情」という、時間の流れとは別の異空間を実感したところでしたので、この作品をより身近に感じました。
中高大生の中にも、この作品のファンがいるそうです。いつか子どもたちにも出会ってもらいたいと、密かに感じました。
他の『ジュリアス・シーザー』などの作品も、さすがはシェイクスピア。やはり言葉が素晴らしく、世界の名作品と共に、子どもたちが成長できれば、大人になったときに、どれほど教養も心も豊かな人になっていくだろうと感じています。もちろん、本を読むことでも得られますが、演じることから得られる言語習得の力は、海外では高く評価されており、日本人の英語習得には、大きな力を発揮すると信じています。
さて、クリスマス発表会も近づいて参りました。なかなか時間がなくて、CDが聴けないという声も聞こえてきそうですが、ひとりでCDを聴いているのではないこと。仲間と一緒に聴いて、協力してつくりあげていること。だから頑張れること。体に英語・言語が入ること。是非、楽しんでもらいたいと思います。
各クラス、楽しい発表を目指しましょう!!
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