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イギリス子育て事情6~図書館にて2~ |
10月11日 (月) |
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来週の月曜日は帰国便に乗る日なので、本日午後からの図書館でのstay and play(2才半~4才)を見学に行ってみました。
今回は早めに着いて、児童コーナーの右側のテーブルで、イギリスの児童書案内を色々読んでおりました。
同じテーブルに高校生ぐらいの男の子がヘッドホンで音楽を聴きながら、ナルト(日本の漫画)を読んでいます。ヘッドホンからもれてくる音楽もなんだか聴きなれた・・・と思ったら日本のポップスです!
我が家でもよく流れていたと思う曲ですが、歌手と題名は???
日本の漫画の英訳本はこの図書館でも大きなスペースを占めています。
さて、2時前になると、図書館の私より年配の(いかにもストーリーテラー風の)司書の女性が私たちのテーブルのところに来て、今から子供たちのplaytimeなので、この机にもやってきてうるさくすると思うので、よかったら大人のコーナーの読書ルームに移っていただけますか?
私は、日本で同じようなことをやっているので見学させていただいていいですか?とお願いしてそこにいることに。
漫画を読んでいた彼は移動していきました。
その彼を見ながら『先週は児童書週間だったので、沢山の国の絵本を紹介していたんですよ。確か日本の本も1冊ありましたが、題名は忘れてしまいました。ごらんのように漫画は沢山ありますが・・・子供たちには人気がありますが、あまりねえ~』と、渋い顔。
さて、時間になると約20組の親子が続々とやってきました。
最初の15分間は自由遊びです。
絵本箱をかたづけた場所に、積み木やままごと、木のパズルなどを広げて子供だけ、親子、お友達で遊んでいます。
15分後に、『さあ、今からお話の時間です。みんなでお片づけをしましょうね。』と、おもちゃを元の箱に片付けます。
そして、司書の方が、3冊の絵本を持ってみんなの前に座ります。
絵本を読むから前の方に集まって、というと5人ぐらいはきちんと前に並んでいます。その他の子たちはお母さんのそばや、思い思いの場所で見ています。
今日はとってもいいお天気で、空も晴れているので、最初の絵本は『くまがり』でした。
子供たちが、一緒に動作が出来るようにうまく導入していきます。
前に陣取った子供たちは絵本に食いつくように見入って動作もしっかりしています。
2冊目は、『On the trail!』カタツムリが銀色の足跡(すじ)を残して動物の食べ物をかじっていったというお話。
3冊目は『TEN little monstors』1から10までのCounting bookです。
after three comes?というように、次の数字を誘導します。
そして、若い司書の方が
『GUES HOW MUCH I LOVE YOU? AUTUMN』を読まれました。
その後は、crafts time。
4種類の葉っぱの形に切った画用紙が用意されていて、一人2枚づつ。
その葉っぱに小さく四角く切った赤・黄・オレンジ・肌色の薄い紙を張っていきます。
タコ糸も用意されていて、2枚の葉っぱの紙をつないでモビール風に。
私たちが読書をしていたテーブルにそれらが用意されて、子供たちは楽しそうに張り紙をしています。素敵な作品に仕上がっていました。
年配の司書の方と再びお話。
『くまがり』の絵本は今日のお天気にぴったりで、日本でも子供たちと楽しんでいることや、クラフトもまた季節にぴったりで素敵ですねと言うと、今日のクラフトはのりを使うので子供たちはおおよろこびですね。塗り絵だけのときもありますよ。準備が結構大変ですから・・とのことでした。
45分間しっかり親子で楽しんで、出来上がった紅葉の葉っぱを持ってみんな帰っていきました。
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