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イギリスライフ2~鉄道事情・カンタベリーへ~ |
10月04日 (月) |
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娘の子育ても大分慣れてきて、娘婿も休みで彼のお友達が2人お祝いに来てくれるとのことで、若い人たちだけが遠慮がないだろうと、本日私はホリデーをいただきました。
ケント州に住んでいるというので、今回の旅のお供にチョーサーのカンタベリー物語を持参し、孫の誕生までの時間をすごしておりました。
物語の世界を再現したCanterbury Talesというアトラクションがあるというので、それを体験に!
ここオーピントンからは、途中の駅で乗り換えて1時間半ほどです。
インターネットで時刻を調べて(往復)万全の体制でいざ出発!
駅では往復チケットを購入しました。ネットで調べた片道は£19.5でしたが、往復チケットは£20.9でした!!
行きは、駅の改札機を通しましたが、帰りはどちらも改札を通すことなく切符いったのかなあ~という状況です。
でも、たまに切符のチェックに来たときに持ってなければ、£50の罰金だそうです!
さて、乗り換えですが、Tonbrige駅で同じプラットホーム。
ホームの電光掲示板を見ると、どうも私の行くCanterburywestと、別の駅にも行くようです。途中で車両の切り離しがあるようです。
別の車両に乗ると大変です!駅員さんに確かめました。
4両目からに乗るように・・・4両目って前から??
電車が来たので、前から4両目に乗って乗客に聞くと違うと言われ、あわてて降りて乗り換えようとすると、優しい駅員さんがそのままずっと後ろに行きなさいと教えてくれて、途中彼も電車に乗ってきて、私の車輪つきカバンを見て、降りる駅のプラットホームを歩かなくていいように一番便利な車両に案内してくれました。
やれやれ。。。。
さて、カンタベリーに着くと、西駅からはロンドンからの巡礼者が皆この門をくぐってカンタベリー大聖堂へと向かっていったといわれるWestGateをくぐって町に入ります。
私の足では1日ですべてを回るのはとても無理なので、まずは大聖堂に行って見ました。
門の入り口で、沢山の人が固まっているのでどうして入らないのかなあと近寄ってみると、大聖堂の修理のため、地下の家具を移動するのに、11時まで地下は見学出来ませんとの張り紙。
せっかく来たのにすべて見られ無いのは惜しいので、別のところを回ることに。
その前に大聖堂のすぐ前にあるiによって、地図と見所の開館時間案内の紙をもらいました。
そして、一番興味のある、CanterburyTalesに行きました。
カンタベリー物語館
日本語レシーバーを借りて入っていくと・・・お化け屋敷のような不気味な部屋・・・一人でいるには最初はちょっと勇気が要りました(><)
リアルな蝋人形と効果音、そしてお話の内容に沿ってスポットが当たり、ユーモアたっぷりのストーリーと仕掛けに大人も十分楽しめるアトラクションでした。
物語は、結構きわどい内容が多いですが、粉屋の話も、バースの女房の話も、子供たちが見ても笑えるような楽しい仕掛けになっています。
まあ、一人よりも誰かと一緒の方が落ち着く暗さではありました(><)
ここをでて、次はカンタベリー博物館に寄りました。
中世に病院だった建物を利用していて、樫の木の立派な梁の部分も見られます。
ローマ時代から現代までのカンタベリーの歴史を紹介しています。
ここにもルーン文字で自分の名前を書いてみましょう!というコーナーがありました。
ルーン文字で自分の名前を書いてみよう!・・candyも挑戦しました・・
トーマスベケットの生涯を子供にも分かりやすいように絵巻物にしたものがあり、すばらしい作品でした。
ベケットの祭壇に使われていたピンクマーブルの石が展示されており、我が家の裏の推古天皇の石棺もピンクの石だったなあなどと・・・
そうそう、スチーブンソンが発明した最初の蒸気機関車も展示されています。
ここを出ると、1時になったので、大聖堂に戻りました。
もう張り紙はなくなっていました。
ゲイトを入ってすぐのIで、地図をもらい、ベンチで持ってきたサンドイッチとジュースでお昼ご飯。(一人で町歩きのときはいつもランチ持参です!)
ここでも、日本語レシーバーを借りて堂内を回りました。
大聖堂
トリニティーチャペル
イギリス屈指の巡礼地として、にぎわった当時の様子が、磨り減った階段からも感じられます。参拝者はひざでにじりながら階段を上ったそうです。
先に、博物館に寄ったので、トーマスベケットのこともよく理解できました。
マリア像の前で、ろうそくをともす場所があったので、エミリーの健やかな成長を願ってきました。
大聖堂を出ると3時40分。
私の体力ではこれが限界かなと、まだまだ見所はあるのですが、西駅に向かって・・・
4時4分には間に合うどうか怪しいので、35分に乗ろうと、途中のイーストブリッジ病院に寄ってみました。
元々は旅人のための宿だったものが、1180年以前に巡礼者のための宿屋になったそうです。その当時のままの地下室とホールがあります。
そして、もと来た道を西駅へ。
西駅は工事中で駅の待合所はふさがれていて、Wayoutの場所に券売機があるのみです。
往復チケットを買っていって正解でした。
朝、到着したプラットホームと同じ場所でいいのかちょっと心配になり、駅員さんに聞くとそこでいいとのこと。
電光掲示板にもチャリングクロス行き16:35と出ています。
乗客も沢山集まってきたし、やれやれと思って待っていたのですが、時間が来ても電車が現れません!???
みんなも電光掲示板に目をやります。
いつの間にか、16:35の案内は消えて17:04に変わっています!!!
みんなそんなものかというふうに、辛抱強く待ちます・・・
観光客らしい人が、私と同じようにそわそわ・・・このプラットホームでいいのか他の乗客に尋ねています! その気持ち分かる分かる!
プラットホームが乗客であふれそうになった17:02、やっと列車の到着です。
座席にも座れてやれやれ・・・次の乗り換え予定のSevenoksまでは、1時間以上あるので、ゆっくりできます。
Sevenoksでは、1番プラットホームに着いて、3番プラットホームに移動して18:35の各駅停車に乗り変えです。(インターネットの時刻によると)
でも、確実な方法を取りたいので、一緒下車した乗務員の女性にメモを見せてあっているか聞くと、彼女もちょっと待ってね。電車の時刻はよく変わるから・・・と、電光掲示板をみたり、そのプラットホームの駅員さんに聞いてくれて、同じ方向に行くからと、一緒に3番プラットホームにリフトで付き合ってくれて、そこでも掲示板を見ながら確認してくれました。
今回はインターネットで調べた通りに電車はやって来ました(><)
・・・・・
イギリスの電車が急にキャンセルされたり、地下鉄が運休など本当によくあります。
先日自然史博物館に行ったときもチャリングクロスの駅で改札の前に沢山の人が集まって全員頭を上げて電光掲示板を見ていると思ったら、電車がキャンセルされて、次の電車が何番線か、何時出発か見ているのでした!!
日本では、ほとんどありえない風景です。事故とか無い限り・・・
以前来たときに、地下鉄が途中で15分以上停車したまま、何のアナウンスも無く待たされたこともあります。
今回、ヒースローに娘たちが迎えに来る予定でしたが、いないと思ったら、ストで前線運休だったらしい・・そこで、私はパディントン駅行きのヒースローエキスプレスで一人ロンドンまでとなったしだい。
15分でロンドン市内に着くのでとっても便利なのですが、地下鉄に比べてとっても割高で、オーピントン行きの電車に乗るチャリングクロスまで乗換えが不便なので、本当は地下鉄の方がよかったのにとのこと。
鉄道発祥の地で、鉄道網がすごく完備されていますが、時間やダイヤはほどほどで、1分の遅れも気にする日本から来たものには慣れるのにちょっと疲れます。
こちらの人はそんなものだと文句を言うような人はいないようです・・・
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