岩崎家のコレクションを観てきました |
09月20日 (月) |
|
連休の最後、久しぶりに丸の内へ。
三菱が夢見た美術館(from dream to reality)
岩崎家のコレクション展示と美術館の中が見たくて行ってきました。レンガ作りの中は重厚で時折レンガの壁もみえ段差のないのはさすが! 中庭も素敵、ヨーロッパ的庭園でレストランや
ベンチもあり緑の中での一時はホットする。
コレクションはポスターにもなっている岸田劉生の花をもつ麗子像、
黒田清輝の裸婦像、摘み草、藤島武二、坂本繁二郎、梅原龍三郎など
数多く。西洋近代美術ではミレーのミルク缶に水をそそぐ農婦・ドガ・シスレー・ピサロ・ルノワール・モネ・シャガール・
ルノワールのパリスの審判の模写を梅原龍三郎が描いたつれのもあり
両方を比べて観れた。
国宝の毛詩、重要文化財の徒然草、論語集、井戸茶碗などなど・・・
義経木記・赤本したきれ雀・東方見聞録・ロビンソンクルーソ・
ターヘルアナトミア・解体新書・百人一首・難船人帰朝記事ージョン万次郎談もあり。
アルファベットの読みを耳からの音でカナがふってあり非常に正確とのこと、「耳で聞いたりそうきこえるだろうな」と。
ラボの新刊ライブラリーはジョン万次郎の物語と決まっている、そんなことからジョン万次郎と見聞きするとどうしても立ち止まってしまい
列を渋滞させてしまった。
出口近くにかつての丸の内の絵が描けてあったがずっと原っぱの絵、
木立の後ろに洋館が建っているだけでその他は想像もできないほどの
原っぱ。
事を起こす人は並みでなく機知と判断と勇気と挑戦と創造と夢と愛と
友を持ち合わせているに違いない。
岩崎家の人々は丸の内を商業だけでなくこの地に美術館と劇場も
合わせて作りたかったと、それが100年を経て美術館ができ
たくさんの貴重な蒐集品を観ることができその年代の文化の一端を
味わえた日でした。
丸の内界わいに勤めていたずっと昔の面影はなく、かつての丸ビルや
オフィスビルが統合されて大きな立派な現代的未来的なビルになり辛うじてビルの名前が残っていたのが懐かしくしばしたたずむ。
丸ビルでは遷都の奈良フェアーをしていて大仏さまの右手がど~~~んと置かれていたのは不思議な気もしたが建物はどんどん様変わりしても
人の心はそんなに大きく変わるものじゃないかもしれない。
|
|
|
|