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イギリスの町の博物館 |
09月16日 (木) |
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娘たちの住まいはロンドンから電車で30分ほど南のケント州オーピントンという町です。
静かな住宅地ですが、町の中心にはテスコとセインズベリーの2つの大きなスーパーがあり、ハイストリートにはシッピングセンターや沢山のお店があります。
平日も結構沢山の人通りがあり、バスも10分間隔で来るのでとても便利です。
お年寄りや、足の不自由な人も一人乗りの3輪車や車椅子で、一人でどんどん出かけているので、私のように、杖をついたり、車輪付きのカバンで歩いていてまったく違和感がありません。
今日は、ハイストリートを少し行った所に図書館があるというので、買い物のついでに足を伸ばしてみました。
緑がいっぱいの公園の中で、すぐ横のとっても古い素敵な建物は18世紀の建物らしいのですが、ちゃんと事務所として中でお仕事をされていました!・・・製図をひいているおじさまたちがいらっしゃいました・・
さて、図書館ですが、こちらもとても古い建物なのですが、。。。なんと今日木曜日はお休み!! 残念。
図書館です。階段ですが、裏側にはスロープがあり、ベビーカーでも簡単に入れます。
しかし、隣接して博物館があり、こちらは開いていました。
無料で、自由にお入りくださいとなっています。
古いお屋敷だったところが展示室になっています。
入ってすぐの部屋には、オーピントンで出土されたものが展示されています。 ホットクロスバンが展示されていました!粘土細工のような。。。
元、居間だった部屋は子供たちが自由に古いものを使って遊べるようになっています。
昔の洗濯の道具も展示されています。
桶に洗濯物を入れてその上から棒のようなものでつついて洗います。
木で出来た洗濯物を絞る機械もあります。昔の洗濯機について いた、洗濯物を挟んでハンドルをまわして絞るのと同じ原理です。
カップアンドソーサーが年代別に展示されていて、それを自由に手にとって模様を観察し、自分の好きな柄を考えて見ましょう。というのもあります。
100年以上前の建物の中で、自由に体験できるようになっています。
別の部屋は、ミーティングルームになっていましたが、ドードー鳥のいろんな絵のパネルが壁一面に展示されていました!
二階には、マンモス時代からローマ時代、アングロサクソン時代、テュダー&スチュアート朝時代、ビクトリア時代、そして現代のコーナーになっていて、子供用の男女の衣装がおいてあり、それを自由に着てプリントされたクイズを出来るようになっています。
アングロサクソンのルーン文字で自分の名前を書いてみようというのもありました。
(用紙をもらったので、またパーティでやってみようね!)
小さな小さな博物館ですが、古い建物を大切にそしてうまく使って子供たちが自由に遊べる空間になっているのが素敵だなあと思いました。
今は閉じてしまった奈良県立橿原図書館の古い建物が、ここの建物よりまだまだ新しく頑丈そうなのに、使わなくなったことがとても残念だとつくづく思いました。
古いものを見学だけではなく、日常的に使ってその空間を楽しむ、歴史を肌で感じることはとても大事だなあとおもいました。
ここの図書館がどうなっているか、ますます楽しみになりました!
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