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生き生きと語る子どもたち・・・国際交流帰国報告会 |
09月05日 (日) |
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今日は地区の帰国報告会で、壮行会後約2ヶ月ぶりに、ホームスティに参加した子どもたちに合いました。事前活動では、言葉数が少なく、この子は素の自分を現地で出すことができるだろうか~など心配したお子さんもいましたが、現地で、たくましく1ヶ月を過ごし、今日は笑顔で元気に語る語る・・、心から嬉しくなりました。
もちろんパーティからの参加者からは、帰国して1週間後にホットな報告を受け、クラスでも話してもらい、たくさん聞いていたはずなのですが、まだまだ初めて聞いた話もあり、本当にひとり何分あっても時間が足りないほど、大きな経験をしてきていました。
英語に関しては、全員が、数日後ぐらいから、慣れてだんだん分かるようになり、最後は、普通に自分も話していたそうです。学校の教科書ではなく、ラボのCDで聞いたことがあるフレーズがたくさん出てきて、びっくりしたというお子さんもいました。自分の知っている単語を駆使して、どの子も一生懸命に語り、コミュニケーションをとってきていました。パーティの報告会で、Nonokoさんが、ホストブラザーとのやりとりを、英語で語ってくれましたが、どの子も無意識のうちに話している感じでした。
「アメリカはどうだった?と聞かれたなら私は一言「とても広かった」とこたえます。...」と、ほぼ360度を地平線に囲まれて過ごした中2の女の子が話してくれました。「とても大きな空」を見て「世界はとても広い、そう実感」したそうです。また様々な人種の人たちにも出会い、自分も相手と語っていてやっとアメリカ人ではないなと気づかれたそうです。「自分を考えることがたくさんありました。・・・日本では、すぐにだるい~口にしたりしていました。しかしアメリカ人は、いつでも失敗したって、とても楽しそうでした。アメリカ人がポジティブなのではなく、日本人がネガティブすぎるのだと思いました。」
イリノイ州にステイした中2の女の子は、ホストMomとDadが、大学のDNA研究者で、朝ホストと起きると机の上にメモがあり、その日の子どもたちの仕事が書いてあったそうです。ゴミを出したり、掃除をしたり、メモの内容が終わったら、思いっきり遊んだそうです。もちろん、それは毎日ではなく、プールや湖や観光名所へ連れて行ってもらい、本人も、日本の学校の1年間、生活ルール、日本のお墓の形まで、様々な日本文化を説明してきていました。
ユタ州にスティした中2の男の子は、バスケット部だったので、NBLの身長2m以上の選手と一緒に1対1のプレイをする機会があり、感動的だったそうです。お父さんは、有名な画家だったそうで、アトリエも見せてもらい、数分で描いたという素晴らしい絵も見せてくれました。
中2の男の子で、ニュージーランドへ行った子は、日本から準備していった料理以外に、ホストマムのリクエストに応えて、餃子まで作っていました。作り方は、パソコンのネットで調べたそうです。ワンタンか水餃子用の皮しか売っていなくて、少し苦労はしたそうですが、とても喜ばれたそうです。この子は、行く前に比べ、本当に元気に明るくなり、現地によくとけ込んでいました。
他にも20数名の経験を全てかきあげることは不可能ですが、中高生時代に自分の目で見て、肌で感じてきた経験は、これから生きていく中で、大きな影響を及ぼす一生の財産になっていくと感じました。
ご両親のおかげで、国際交流に参加できた子どもたちは、本当に幸せだと深く感じました。
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最後に、ひとりひとり、来年以降に国際交流に参加するメンバーへアドバイスを話してもらいました。一部ですが、これから参加する子どもたちのために、列記しておきます。
・1ヶ月といってもあっという間、1日1日を大切に過ごしてほしい。英文日記を書いたこともいい思い出になった。
・後で言おうとは思わずに、そのシチュエーションの時に、言いたいと思った事は言った方がいい。
・話を聞くときには、相手の目をみて聞く。わかったら、相づちをうつことが大切。
・何事もあきらめずに、何度もTryすること。
・なるべくひとりにならないように、いろいろと自分から積極的に働きかけることが大切。
・テンションを高くしているととけ込みやすい。
・素語り、アルバムは、早めに準備した方がいい。またお土産も含め、行った初日ぐらいに自己紹介として披露した方がいい。素語りの手作り絵本やアルバムは、プレゼントとしても、とても喜ばれた。特に日本的なもの(チリメン、折り紙等)を貼って作ったものは、さらに喜ばれた。
・ホストの誕生日が8/30だったので、その日にカードを渡してもらうようにホストブラザーに頼んでおいたら、当日、とても喜ばれてメールが来た。誕生日は、知っておくといい。(現地でお誕生日を迎えた日本人の子どもたちは、どの子もとても祝福されていました)
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