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新刊ライブラリー 録音見学 |
06月28日 (月) |
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夏のライブラリーキャンペーンも終わり、ラボっこたちにはそれぞれ新しい物語との出会いが始まっていることでしょう。
さて、そんな中、先週の月曜日はこの秋発刊の「ジョン万ものがたり」録音の第1日目でした。この日は、日本語による1話のリハーサルと録音にたち合わせていただきました。
何気なくポンと渡された台本はずしりと重く、初めて出会う言葉にどきどきしながらページをめくりました。
出だしの僅か一行の万次郎(太川陽介さん)の台詞の中に、その幼さ・働き者で、漁がうまく親方からも頼りにされている存在であることがこめられていました。
声優さんたちは、どんな場面を想像しながら一つ一つの台詞を話していらっしゃるのか興味があり、その表情に見入ってしまいました。
特に、状況や場面が分かりにくいところは、資料や写真で説明をしながら進められる作業の丁寧さに感動しましたし、アドバイスがあるとコロっと台詞の言い方が変わる声優さんたちは、さすがプロだと感心しました。
録音がすすむにつれ、皆さんそれぞれの役になりきり、今でも各役の声優さんの顔がしっかり思い出せるほどです。
(録音の途中で元ラボっ子の方がいらっしゃることが判明しました)
特に万次郎がアメリカの船乗りと会話しながら英語を理解していく下りはおもしろいです。もっと沢山あればいいのにと思いました。
制作に関わられるスタッフの皆さんが一つ一つの言葉の意味・イントネーション・発音にこだわりながら、声優さんとも意見交換しながら出来上がるライブラリーは、本当にラボの魂といって良いほどの宝物だと思いました。
まだ、半年先のことだけれど、完成を心待ちにしています。
らぼっ子たちと一緒にこの時代、万次郎や周りの人々の生き方から、どんなメッセージを受け止めることができるのか楽しみです。
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