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大遣唐使展・・奈良国立博物館・・ |
05月07日 (金) |
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昨夜は、奈良公園にある宿に泊まったので、朝9時半の開場と同時に入場です。
①中国西安で、見つかった「和銅開珎」~遣唐使で送られた人々は買えるだけの書物や工芸品・香料・薬などを持ち帰ったそうです~
②中国・唐(706)の観音菩薩立像と 奈良・薬師寺(飛鳥~奈良時代)の聖観音菩立像~唐の影響を受け、技術的にレベルアップした作品になっています~
③井真成(せいしんせい)墓誌(中国・西北大学文博学院)~2004年9月、西安で発見された日本人の墓誌。36歳で、唐で亡くなった。この墓誌に・・この人の苗字は「井」通称は「真成」。国は日本。・・とあり、日本は、昔「倭(わ)」と呼ばれていたが、唐時代には日本と呼ばれていたことが分かる。~
阿倍仲麻呂と同じく、日本に帰国できなかった。
④吉備大臣入唐絵巻(米国・ボストン美術館)~吉備真備(きびのまきび)・・716年に阿倍仲麻呂や僧の玄防(げんぼう)と一緒に唐に渡り、17年間政治・道徳・天文学・音楽・戦法を学ぶ。18年後に再び唐に渡り、翌年帰国する時には僧の鑑真(唐招提寺を開く)と共に帰国。遣唐使300年の歴史上、二度も唐にわたったのは、真備のみ。伝説となり、平安時代に、この絵巻が描かれる。~
この、絵巻は博物館地下のショップ・カフェのコーナーに解説付きの映像コーナーがあります。
このように、会期中入れ替えなど含めて261点の品々が展示されいます。
あまり、多すぎて!!
しかし、印象的だったのは、唐に渡りそこで翔と翼と言う息子ができたという人(名前を忘れました!)。とっても現代的な名前だなあ~と。
また、優秀な僧侶で玄奘三蔵の位までもらえたのに、帰国する事ができなかった清河と言う方がいた事。
日本からは唐の皇帝に捧げるために、絹製品や、銀・真珠・油など、素材ばかりを持って行き、唐の国際色豊かな製品を持ち帰り、進んだ文化を学んでいた事。
時代が変わり、今日本と中国の関係は逆になっていますが、歴史を学ぶことは地球人として生きていく為にとても必要なことと思います。
昨日の平城京歴史館での知識が今日の見学をより意味深いものにしてくれました。
音声ガイドを聞きながら、途中昼食時間を入れて、3時まで見学しました(~~;)
6月20日まで開催中です。
http://kentoushi.exh.jp/
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