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2010年度九州支部ラボ国際交流参加者のための結団式 |
03月15日 (月) |
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3月14日日曜日、2010年度九州支部ラボ国際交流参加者のための結団式が、サザンクス筑後にて行われました。九州各地からたくさんのラボっ子、テューター、保護者の方々が集まり、
高校生留学、北米・諸外国交流、韓国、中国、オレゴン国際キャンプ参加者の決意表明と地区別表現の発表がありました。
今年、私は事前活動担当なので、北米・ニュージーランド・オーストラリアに参加する7名のラボっ子と韓国に参加する2名のラボっ子、そして送り出しテューターを2台の車に分乗して行って来ました。今回の佐賀地区の発表は、自分達が住んでいる佐賀をアピールしようと、佐賀県国際交流協会の方の協力で、佐賀をPRするポスターをもらい、佐賀の観光・イベント・味覚・佐賀自慢の4つのグループに分かれて発表してきました。他地区の表現もそれぞれ工夫して準備してきたもので、一人ひとりが自分をアピールするもの、ホストファミリーに伝えたいものなどで、参考になる面白い発表でした。
その後、昨年度参加者の激励体験発表は、いよいよ自分もアメリカに行って体験できるワクワク感を持たせてくれる素晴らしい発表でした。
そして松添Pの『アリときりぎりす』の発表は、小さい子から大きい子までお話を全身で楽しみながら発表していて、楽しく見させてもらいました。
毎月1回の事前活動の中で、充実したホームステイにするために、ケーススタディでお互い学びあい、各自が自己紹介アルバムや自分の興味があること・得意なことの中から自由研究、そしてラボのたくさんのお話の中から自分がホストファミリーに語れるお話を英語で素語りできるように各自が準備している所ですが、着々と進んでいる子とまだまだ取り組みが遅い子と両極端なので、この結団式で気持ちを引き締めてあと残された時間の中で、しっかり作り上げてホームステイに望んで欲しいと思っています。
私もとうとう今年シャペロンとして北米に参加することになったので、
自己紹介アルバムを子ども達に負けないように作り、お土産も少しずつ手作りしている所です。今まで送り出してきた子ども達のホームステイ交流を、実際に体験できるのがホントに楽しみです。
子ども達がこのホームステイを通して、
『自然に感謝すること。当たり前にあることに感謝すること。
美しさに感動する心を持ち、不思議に目を見張ること。
たくさんのことを見て、感じて、いろいろな違いを発見して来て欲しい。』と思います。
今年は、わかものフェスティバルが2月末に行われたので、結団式終了後にこれまで、ラボの数々の活動に、憧れの存在として活躍してきた大学生のラボっ子修了式を見ることができました。ラボの中で、たくさんの異文化を体験してきた彼らは、自分の中に沸き立つ自信に満ち溢れて見えました。その中での彼らが語ったメッセージを少し紹介したいと思います。
ラボには、優しさの連鎖がある。
⇒その中で育ったことで、納得できるまで続けて頑張る根気強さが持てた。
何かに心を込めて取り組む価値を学んだ。⇒ 笑顔・達成感・感動を味わうことができる。
ラボは出会いが多い。どこに行ってもラボを共通点にして絆が生まれる。
たくさんの仲間の存在の大きさ。仲間は、自分の財産。
心にたくさんの思いが詰まっている。
生きるエネルギーがたまっている。
心を動かす瞬間をたくさん持てた。
心で生きることの大切さを学んだ。
「ことばが子どもの未来をつくる」というキャッチフレーズの通り、
たくさんの素晴らしい言葉のシャワーを浴びて育つことができた。
次は、自分が伝えていきたい。
心から楽しいと思える場を自分自身で作っていって欲しい。
など、今まで関わってくれたテューター・事務局・ラボっ子、そして何より今まで支えてくれた自分の両親に向けてたくさんの感謝の気持ちを伝えてくれました。
新社会人は、周りから励ましてもらわないと進めないカーリング型の人間が多いといわれる中、ラボで育った子ども達は、人間力・社会力・コミュニケーション力に長けていると言われます。
「A kites rises against the wind」凧は追い風で飛ぶ
困難に立ち向かうほど、人は成長する。
という諺がありますが、たくさんの経験をしてきた彼らが、これから社会人として自分自身を忘れず、周囲に必要な人間として、自分の道を見つけてしっかりと自分の意思で生きて欲しいと心からのエールを送ります。
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