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「今」を生きる 1/04の日記 |
01月04日 (月) |
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あけましておめでとうございます。
すみだPは今年18年目に突入します。
8年前、18年前と比べて、子供たちを取り巻く状況は大きく変わっています。年末にみんなで遊ぶ場を作りましたが、子供同士集まってトランプをした経験のない子が多いのにびっくり。ゲーム機の中でトランプゲームをしたことはあっても、本物のトランプを触って遊ぶ、という経験がない、または少なく、トランプを繰る、扱うことがまずうまくできません。これは一例ですべてのことにおいて、本人のなかでもテレビやゲームの中で出来るつもりでいるけど、さあやってみたら、ということが多くあります。
子供の一日の動作を思い浮かべると、遊びも生活もボタンを押すだけが多く、手首や腕を細かく使う動きが少なくなっています。
養老孟司氏がどこかで、「今ほど人が過去に生きている時代はない」書いていらっしゃいました。テレビもインターネットの中の情報も、情報とはすでに過去のもので「今」ではない、と。「今」を生きるとは今目の前にいる人、自然、空気を感じその人や物と対話することだと思います。
子供たちにとって、「今」を大切に「今」を生きられる環境を、これまで以上に大事だと思う新年でした。
ということで、明日はすみだP2010年初め みんなそろって新年会です。
幼児から大学生まで集まって遊びます。できるだけこちらから遊びを出さずに、トランプや将棋、オセロなどで、みんなで遊びたい。国際交流で一カ月ホームスティに行ったとき、子供同士遊んだ体験が生きます。日本語でトランプのゲームを説明し、みんなで遊べるようにできない子が英語でできるわけがありません。これをすると面白いよ、一緒にやりたい、という気持ちがないとね。
ウィンターキャンプ初めてシニアをした大学1年のH君。感激して帰ってきました。自分のできないこと、に気づくのも初シニア。それが大きな財産。大山キャンプスタッフ、コーチの皆さん、ありがとうございました。
湯坪に行った4名。3人は昨年黒姫スプリに行っているので余裕です。初ウィンターの小6のR君。ちょっとお兄ちゃんになた顔で帰ってきました。
今の時代、ラボの活動はどの子にも必要だと、心から思います。このチャンスを得ている子たちはそのチャンスをしっかり生かしてもらいたい。みんなにとっていい場を今年も作っていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いします。
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