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親子でラボ体験&大切にしたい物語との出会い |
12月19日 (土) |
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12日は、恒例のクリスマス発表会でした。ご病気でのお休みもなく、元気に予定されていた方全員が参加でき、本当に良かったです。
8グループが、それぞれ選んだ物語を発表しました。『ブレーメンの音楽隊』『まよなかのだいどころ』は全話を、『不死身の九人兄弟』『てじなしとねこ』はほぼ全話。『ワフ家 月曜日』『ワフ家 木曜日』『西遊記 金角・銀角の闘い』は、好きな場面を発表。1~2歳は、Songbirds♪。どの発表も、子どもたちが本当によく頑張り、力を合わせ、音楽CDの操作をしながら、心からエールを送っていました。
『ワフ家 木曜日』は、小学校低学年でしたが、子どもたちの要望もあり、英語だけで発表しました。発表会後のクラスで、こちらが日本文を言って、その内容の英文が言えるかどうかゲームをしたところ、ほとんどのお子さんが、自分の役はもちろんのこと、他の役の英文も言えていたので、自信がついた様子でした。
今回も、親子での発表グループがあり、参加されたお母様より「私も今までよりもう少し“耳”で英語を聞いて、娘と一緒に楽しみたいと思います」とご感想をいただきました。毎年、クリスマス発表会では、2~4歳ぐらいまでの子どもたちのお母様方には、今しかできないこととして、ラボを体験していただいてます。耳で英語をいれるとは、どのようなことなのか。音だけで覚えてしまう子どもたちの能力の高さを認識してもらい、これからも子どもたちを応援し支えてもらいたいと願い、奨励しています。
1つは、『まよなかのだいどころ』。年少・年中の親子5名での発表。MickeyやBakerの言葉は、子どもたちが、ナレーションはお母様が担当。動きは、ほとんど子どもたちが考え、それをそっとお母様方が支えてくれました。立派なパンのねり粉はないのですが、Mickeyになりきって、ジャンプして飛び込んでいる姿。Bakerになりきって、かきまぜている様子など、お母様方の支えがある中、安心して物語の世界にひたって発表ができていました。
もう一つは、『てじなしとねこ』。来年幼稚園にあがる2~3歳児8名の親子ですが、お母様が全体をまとめて、何度も自主練習をして、取り組みました。音楽のタイミングや言葉など、3人の手品師に合わせて変更するなど細部まで構成されいて、目を見張りました。当日、黒い衣装で耳をつけた親子が登場。ほっぺたに筆でヒゲを描いてもらったKitten達。Pit,Pat..Magicianも手作り手品を披露。箱は、各Kitten一つずつ用意されていて、"All is quiet".でしっかり箱の中におさまりました。最後は、Cats達が箱から飛び出し、マイクの前で一声、ネコの鳴き声を披露。自然とBravo!と観客達が言える発表でした。
発表会終了後、年少さんのお父様が、「毎朝CDが流れていたので、私も覚えてしまいましたよ。(笑)」とおっしゃっていました。お父様もラボを少し体験していただけたかもしれません。
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もう一つ、大切にしたいことは、物語との出会い。
『ブレーメンの音楽隊』では、高学年クラスが、この物語について話し合いました。どうして国際交流のテーマになっているのだろう?動物たちの幸せって何だろう?どうしてブレーメンには行かなかったのだろう?「漫画家という目標があれば、私はどんなことをしてでも、そこへ行くのに、どうして行かなかったのかな~」「脇役がすごい」(だめだといわれた動物たちがすごい力を発揮している)「チームワークがすごい」etc.一応、自分たちのテーマを決めて発表しましたが、ウインターキャンプで、さらに物語と出会ってほしいと願っています。この物語には、深い真実が隠されていると、私は思っています。
いつのまにか、心の中に、登場人物の気持ちや思いが息づいているように、子どもたちが、これからも、物語と出会って育ってくれることを祈りつつ。
Merry Christmas to all!
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