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秋の1泊研修終了 |
10月19日 (月) |
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先週末は、ラボテューター秋の1泊研修でした。
昨年は祖母が亡くなり、残念ながら参加できなかったので、なんだか取り残された気分でしたが、
今年は、教務担当ということもあり、どう進行していこうかと緊張しての参加でした。
まずは国際交流を引率したシャペロン報告から始まり、
グループに分かれて「Beautiful Blackbird」のテーマ活動に取り組み、英語単一での発表までやるという一日目のプログラム。
まずは、自己紹介がてら自分が気になるところなど言い合うと、色んな意見が聞けて、かなり勉強になりました。
そこで英語と日本語のニュアンスが違うので、最初から英語だけで動こうということになり、クロドリとジュズカケバトだけを決めてから一回動き、また気になる所を出したり、持ってきた資料を出し合いながら深めていきました。
その後、「Beautiful Blackbird」の音楽でアフリカの楽器を演奏されている小池龍一さんの講演&演奏会となりました。
なんと小池さんの叔母さんがテューターだったので小5の頃に何回か体験されたことがあったそうですが、女の子と手をつないだりするのが恥ずかしい年頃だったので、ラボに入らなかったということでしたが、やっぱり縁があったんですね~
初めて見る小池さんは、とても線が細く、人前で話すのが苦手ということで、お話の間にムビラやカリンバ・チリンバ・ボンゴなどアフリカで学んで来られた楽器を演奏しながらの講演会でした。
小池さんは、高校を卒業した後、引きこもり状態だった時に、友だちに誘われ、キャンプに行き、キャンプファイヤーで火を囲んでバケツをひっくり返して太鼓にして楽しんだことで、太鼓の面白さに興味を持ち、単身アフリカへ。
アフリカの人々は、一日一日をとても充実して心豊かに暮らしている人々。温かい人々に囲まれて素直に生きることの喜びを感じた。
そこで太鼓とダンスという生活をしていくうちに、心も身体もどんどん自由になって、段々開放されていったそうです。
アフリカの人たちは、太鼓やダンスが好きで毎日踊っている。音楽が本当に好きだというのが体中で表現して伝わってくる。
アフリカの楽器は雑音を重んじる文化。汚いものもさらけ出す人々。
障害を持った人に自然に接している。そこが癒しの場になったりしている。
小池さんの演奏と優しい語りで、堅苦しくならずにとても癒されながらの講演会で、アフリカの音楽を肌で感じ、独特の演奏スタイルが「Beautiful Blackbird」に通じるものが多々あって、その後のテーマ活動に影響してとても面白くなりました。
日本は、人と同じじゃないと不安になるけど、アフリカは人と同じだと不安になるという。“みんな違ってみんな良い”というのが、今回のテーマにしようと短い時間で発表までという取り組みでしたが、テューターの集まりってパワーが違うというか、とても前向きで、何でも吸収してそれを生かして表現に繋げていく姿勢で、こうした方が良いんじゃない?この方が良いよねと次々にアイデアが生まれ、みんなテーマ活動が好きなんだなあというのを感じながらの発表となりました。もう終わった後は自画自賛で、楽しかったね~良かったね~と大満足のテーマ活動体験となりました。一緒のグループになったテューター仲間に感謝です。
これが研修で使われた楽器です。
【ムビラ】親指ピアノ(ひょうたんをくり抜いてスプリングを伸ばしたものや空き缶、ふたなど資源が少ないアフリカなので、色んなものをリサイクルして作ってある。この真ん中に白いのがあるのは、くもの巣の塊だそうです。)

【ボンゴ】
【カリンバ・チリンバ】親指ピアノ
これは演奏されませんでしたが、とても綺麗だったので写真だけ撮ってきました。

小池さんが演奏しているところを撮りたかったけど、私の携帯ってシャッター恩がやたらに高くて目立つのでグッと我慢して撮っていません。
記念に小池さんのCDを買って、帰りの車の中で聴きながら帰りました。
でも生歌にはかなわない!
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