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相変わらず子供たちから学んでいます。 |
09月22日 (火) |
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前々回の幼稚園会場のラボでのことです。
「雪渡り」を読んでいたら、急に騒がしくなり1年生軍団がもめているではありませんか。
私の目に映ったものは、AくんがYちゃんからなにやら無理やり何かを取ろうとしている様子でした。Yちゃんが半泣きです。
わけを聞くと、Yちゃん「Aくんが私のクワガタとるー!」
Aくん「これはおまえのじゃない!」
Yちゃん「私が見つけたから、おうちにもって帰るんだもん。」
Aくん「でも虫は誰のものでもないんだ!おまえのじゃない!外に出せ!」
これはただの意地悪ではなさそうです。
Aくんが私に訴えます。「こんなゼリーのカップに入れられて弱っているよ。外に返さないと死んでしまうよ!」
Yちゃん「とらないでー!」と泣き。
Aくん「虫はそとに返してあげないといきられないだろ!虫の気持ちなんでわかんねえんだー!!」と泣き。
私はこの子たちのやり取りに体が震えました。凄いことがおきていると思い、まず2人を落ち着かせて私の口からはこんな言葉をなげかけました。
「虫の気持ちが分かるA君にテューターはとっても凄いとおもいました。感動しました。A君の気持ち凄くよくわかります。でもYちゃんが自分で捕まえた虫を持って帰ってじっくり見たり遊びたい気持ちもわかるなぁ。多分もっと小さいころAくんは虫をいっぱい捕まえたり、いっぱい虫と遊んでたから、今虫の気持ちが分かるようになったんじゃない?Aくん釣りも好きだよね。魚釣ったらどうしてる?おかずになるかな?」
Aくん「ほとんどは、いっぱい見てから川にバイバイするよ。」
T「でしょう。Aくんはいっぱい生き物とつきあって仲良くしているから、自然に帰せるんだとおもうよ。AちゃんやEちゃんはこれから生き物と仲良くなるところだから、Aくんの小さいころとおんなじなのよ。
テューターと一緒に見守ってあげようよ。どう?」
Aくん「わかった・・・」
とても愛おしい子供たちを思わずむぎゅ~。
それをみていた3年生軍団なにやら動きが。
5分後、ティッシュの空き箱に土や草を入れて登場!
Mちゃん「Aちゃん、これにクワガタ入れ替えてもっていきなよ。そのままではかわいそうだよ。」
Aちゃん「ありがとう!!」
涙も乾き、みんなでジャングルジムの上で「かた雪かんこ♪しみ雪しんこ♪~」
子供たちから大事なことを学んでいます。
しかも、つづきがあったのです。
お迎えのお母様がたを待っているとき、AちゃんとEちゃんが最後でした。すると二人で、あんなに大事なクワガタを木の幹に返していました。
Aちゃん「テューター、クワガタやっぱりあそこがいいって。」
T「うん。・・・(涙)」
子供ってすばらしいです!!
どうしても日記に書いておきたかった一コマでした。
水曜グループ では、発表会に向けてテーマを考え中です。今のところ
「雪わたり」、「不思議の国のアリス」が上がっていて、遊んでいます。
人間雪渡りごっこ実践中!!
アリス2話の料理番がお皿を投げるシーンはぜひやりたいよね!
ミッキーG(高学年)はほとんどの子がアリス希望のようです。
私がいくら幸せそうに「雪わたり」の話をしても無表情。
ところが「アリス聞いてる人たちはどんなことしたいの?」
と投げかけたとたん、あれよあれよという間にクルクルパーティをやることになり、手作りおやつもママ達に手配して気合十分。
楽しいクルクルパーティができちゃいました。All the time ,All the time ♪~もバッチリ!!
なんと次回は「料理番が作っているのは何?」
ということで相談の結果、ポトフを作ることに!!
ま~楽しそうでなによりですなぁ。
子供たちがやりたいものをやることがいかに大事かをいつも教わっています。
明日は会津まつり速報をお伝えします。
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