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楽しくで深~いお話「たぬき」 |
04月12日 (日) |
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春の地区発表会にむけて「たぬき、女王さまとお茶を飲む」に取り組んでいる。♪The guard s are marching up and down..♪の歌は何度聴いても楽しい気分にさせてくれる。「ドンキホーテ」は小さい子たちにとってとっかかりが悪かったけれど、(あくまでマイパーティの場合)、「たぬき」ははじめから小さい子たちもよく動けて楽しんでいた。言葉をしゃべったり好きなものに化けられたりして、しかもいたずらっ子なのが魅力のようだ。(こどもたちによれば、3話のたぬきはいい子すぎるそうだが。)
しかし一方で、たぬきとパーカーさんの会話やエピソードはなかなか奥が深い。「君みたいに魔法の力があれば、簡単だろう」・・「魔法ってのは大仕事なんだ」「ときどきはほんとうのちゃんとしたたぬきにもどらなくちゃならないんだ」 という会話は、異文化と出会っったとき、魔法の力を借りて(自分を少し変えて)がんばるけれど、結局は本来の自分の戻らざるをえないということを言っているような気がしたり、たぬきが衛兵の化けたとき、わらじだったのも前使用としても真似仕切れない文化の奥行きを暗示しているような気がしたり。CDを聞きながら、一人で「そうだよねー」とうなずいたりしている。
子供たちはこれから2週間少しでどんなことを感じていくのだろうか。「パーカーさんは夢をみるのが好き」といった年中のK。「どうしてそう思うの?」「月のうさぎを観てたから」月を愛でているパーカーさんのやさしい人柄をこんな表現で語ったKの感性もすばらしいと思った。こんな会話を積み重ねて発表できたら最高なんだけど・・・・
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