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6/18小学生・おむすびころころ5 |
06月18日 (水) |
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「ソングバードのリクエストある?」と聞くと一覧表の前に駆け寄り、2年生のAが「久しぶりにハンマーやりたい」。「私はこれー」とTが "Fruit song" を指差しました。 リクエストを聞いてすぐ反応してくれると嬉しくなります。 キディの経験のある子たちは小道具も覚えていて使いたいとのこと。だいぶくたびれて、持ち手がぐにゃぐにゃのハンマーを手に6年生も楽しく歌いました。 昨年度は6年生が大勢いて、1年生だったAはおきゃくさまのような1年を過ごしましたが、今年度になってリクエストしたり、テーマ活動で意見を言ったり、ぐっと存在感が増しています。
「おむすびやろー」とテーマ活動の催促が出るほど、みんなやる気充分です。今日のお当番は最近入会したばかりのK太郎。 姉弟入会なので気心は知れていても、テーマ活動は初心者だし、掛け声も遠慮気味で始まりました。
動きはだいぶ決まってきていますが、タイトルの前の音楽でなにをするか決まらないまま、とにかく通してみました。 みんな前回までに決めたことをよく覚えていてびっくり。 誰もぼーっとしていないのがすごい! Aは家の戸になったり山の木になったり、とよく気がついて動いています。 せりふも大きい声で言っているし、余裕の笑顔も見えます。 1回終わって気付いたことを聞くと、「穴をのぞいている時のおじいさんがおねえさんすわりなのは変」「ねずみがもちつきをしているあいだ、おじいさんはきょろきょろしている」「いいおじいさんととなりのおじいさんは動きがちがう」「となりのじいさんは、つづらがあることを知ってるから探すかんじ」 と細かいところによく気がついています。 もう一度最初のばめんのことを聞くと今度は「おむすびをみんなで作ってる」「みんなでおむすびになるのは難しいかな」「ねずみあなにおむすびを落とすシーンをやってみる」など、いくつか出てきました。それぞれ動いてみるうち、「低いロンドンブリッジみたいにして、ねずみがあなから出てくるのは?」と6年生のKくん。みんなでおむすびになって穴にはいっていく動きをしている時のことでした。みんな大賛成。「われながらすごいことを思いついた」と本人も嬉しそう。おむすびをもらって喜んでいるねずみたちになりきって、出てきてタイトルを言うことにしました。 2回目はそこから全部通して気持ちよく終了。 最後にもぐらになってしまう場面がアイディアはよいけれど、すっきりした動きにならないので、来週考えることにして終わりにしました。 そうして、さいごのさいごに"London Bridge"をねずみになってやっておしまい。
こうしてテーマ活動を繰り返し通すことで、本当にこの6人が“仲間”になっていくのがわかります。 ちょっかい出してけんかになったり、年下をかまうあまりお話から離れてしまって、他の子に注意されたり、遠慮なく意見を言い合ったり。
さて、「お当番さん、お願いします」と私に声をかけられながら、いやいや "Are you ready?" と言っていたK太郎は、 "Good-bye" をするころになって「丸くなってっていってるでしょ」と大声を出していました。よかった。
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