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昨夜パリから帰国しました! |
03月31日 (月) |
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昨夜パリから帰ってきました。
プラハは、雪が降ってすごく寒かったです。0~3度とか。プラハ城・聖ヴィート大聖堂(空に限りなく伸びる尖塔と堂々としたゴシックの建物、中のステンドグラスの美しさにみとれました)・ストラホフ修道院(図書館にある蔵書(古書)の数がすごく多くて、しかも図書館が素晴らしく美しいのです。飽くことのないこの国の人々の学問、自然や宇宙に対する探求心を感じました)・シュバンクマイエルの画廊・王の道を通って、カレル橋(ヴァルタバ川のゆったりとした流れ、橋の上の聖者の彫像、丘にそびえ立つプラハ城とセイヴィート教会の眺め、特にライトアップされてからが美しかったです。
翌日、国立博物館で鉱物、化石など莫大な数の標本に驚き、自然の美しさに感嘆し、ヴァーツラフ広場を通って、ミュシャ美術館へ。のだめカンタービレに出てきたスメタナホールのある市民会館の一階で昼食。王の道を通って旧市街広場へ。ちょうどイースターの時期なので飾るためのイースターエッグを売っている屋台がたくさん出ていたので買い求めました。ドン・ジョバンニの人形劇をみて、人形博物館でたくさんの素敵な人形達に出会いました。プラハのお人形は、何故かみんな不思議な感じがします。それは街の雰囲気そのものでもあります。悪魔と魔法使いのお人形を買いました。うまく動かせるようになるでしょうか?
ドレスデンでは、またまた雪。美しい街には雪がとても似合いました。ツウィンガー宮殿・アルテマイスター絵画館(ここには美しい絵がたくさんありました)・ドレスデン城・緑の丸天井(ここの宝石が美しかったこと!素晴らしく細工された宝石がたくさんあるのです。マイセンの磁器のおかげでずいぶん王様は豊だったのでしょう。ため息がでました。)君主の行列(城の城壁にマイセン焼きでできている歴代の王様たちの行列です。実に立派でした)。
23日、ちょうどイースターの日に聖十字架教会で朝6時からのミサに参加して、少年合唱団の歌やイースターの聖劇を見ました。ボーイソプラノの歌声は美しく、まるで天使の歌声のようで涙がでてとまりませんでした。
マイセン、中国から輸入した陶器を見て、白磁を作り出すように命じられた錬金術師が、幽閉されてついに創り上げたマイセン焼き。城に幽閉されて技術が外に漏れないように。さぞかし作る人は大変でしたでしょう。しかしその技術は優れていました。今でもひとつひとつ手作りです。博物館のお人形は表情がいきいきしていて可憐でした。
ベルリンでは、ベルリン国立歌劇場でワーグナーの「ニュールンベルグのマイスタージンガー」を5時間にわたって見てきました。素晴らしかったです。オペラ歌手の歌声が素晴らしかったし、劇場も素敵でした。ペルガモン美術館でゼウスとアテナの神殿、イシュタール門、バビロニアの行列の壁をみました。いづれも紀元前のもので、遠い昔に想いを馳せました。旧博物館では、エジプト展をしていて、王妃ネフェルティティの胸像を見ました。とても凛とした美しい女性でした。ポツダム広場でベルリンの壁を、そしてブランデンベルグ門など見ました。
パリでは、オペラ座ガルニエで「カリギュラ」というコンテンポラリー・バレエを(音楽はヴィバルディの四季)見ました。動きの美しさに見とれました。パリでは、一人で危ないと言われているメトロに乗って、美術館めぐり。ちょっとこわかったけれど、無事終了。ギュスターブ・モロー美術館・中世美術館・ポンピドーセンター、ケ・ブランディなどを時間をかけて周りました。
あっという間の10日間でした。時空を超えて、素晴らしい芸術と出会えたことは、私の財産です。また、各都市の空間を感じたことは、絵本を読んでいく上で理解するのに役に立つでしょう。
2週間のお休み、ありがとうございました。
今週から、またばりばりラボをします。みんなせりふ覚えたかな?CDよく聞いていますか?西遊記はとても楽しいお話なのでみんなで楽しんで、お話の楽しさが舞台にのっけられるといいと思います。
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