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「西遊記」取り組み始めました |
02月23日 (土) |
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4月27日の南東京地区発表会に小川Pでは、「西遊記~金角銀角との戦い~」をすることになった。
昨年「西遊記」のCDを持っていない人には購入してもらい、1月より一週一話で全話を聞いた。その中でやはりⅢ話が一番人気があった。なんと言っても金角、銀角のキャラクターが突出しているからだろう。
イメージをつかむために、いいことかどうかわからない(?)が香取君が悟空を演じている映画「西遊記」を先週見せた。中国のお話だし、イメージをつかむのが難しいと思ったからだ。ちょうど金角大王と銀角大王がでてくるのだが、お話が大分違う。これにはビックリした。こんなに原作を逸脱していいものだろうか?でも面白かった。子どもたちは大喜び。やはり今の子どもたちに受けるように作られているのだなと思った。
今週から好きな役で動き始めた。
<昨日の幼児グループ>
ナーサリーは、1~12レイモンド・ブリックスの絵本の中に入っているものに取り組んでいる。新しいものは、♪Tweedledum & Tweedledee ♪The North Wind。
歌はⅡの動物シリーズ。そこで動物と鳴き声をした時に、私が"A chicken says ?" と聞くと、みかちゃんが"Cock-a-doodle-doo"と答えた。「そうだね、雄鶏はそう鳴くね。」というと、「ピーターパンで、ピーターが言っていたよ。」すると響子ちゃんが「ミッキーもそう言っていた。」「真夜中の台所だね。おうちで聞いているの?」と私が聞くと、はるかちゃんが「私も聞いたよ。」「朝を告げる時雄鶏が鳴くんだね。」と私。
♪Baa Baa Black Sheep を歌っているとき、絵をみて「袋に入っているのは何?」と誰かが聞いた。「羊の毛だよ。それを糸にしてセーターを編んだり、お洋服を作ったりするの。着ると暖かいよね。」と私。「糸車でね。」とたいちゃん。「たいちゃん、よく知っているね。」「だってトム・ティット・トットででてきたもん。」
ラボをやっていて、こんな時がなんとも幸せな瞬間だ。知識ではない、言葉を感じる心の幅だ。
帰りの読み聞かせは、「ペレのあたらしいふく」。羊の毛がどういうふうに使われるか少しはわかってくれたかな?
ひょうたんに吸い込まれていくイメージが映画を観てつかめていたからか、感想を聞くと、ひょうたんに吸い込まれたところが面白かったという意見が多かった。悟空たいちゃん、金角きょうこちゃん、銀角まおちゃんなおちゃん、三蔵法師みかちゃん、猪八戒はるかちゃん、悟空の分身さやかちゃん。好きな役をした。それぞれみんな役になりきって満足していた。来週は今週とは違う役をすることになっている。
どのクラスもそうだが、歌がすごく気に入っているようで大きな声で歌っている。よく英語の音をとれるな?と感心する。
幼児クラスのお母様たちの「西遊記」は難しいんじゃないですか?という心配をよそに、子どもたちはとてもはつらつとお話を楽しんでいて安心した。
<昨日の小中高クラス>
お休みが多かったので動かないで、役の希望表を作ったり、ナレーションの行を数えて一人の分担の目安を出したり、歌の練習をしながら動きを考えたりした。英語の歌の歌詞を模造紙に書いて、一行ずつ日本語で説明をしたら、角くんが日本語の歌よりずっと英語の方が詩みたいできれいだと言う。子どもの感性って凄いなと感心した。
みさちゃんは「西遊記」が前から好きで読んでいた本を持ってきてキャラクターの絵をみせてくれた。琴ちゃんの漫画のように現代的でかっこよかった。
歌の振り付けを考えようとみんなで踊り出した。CDを聞きながら琴ちゃん、角くん、なっちゃん、はるかちゃん、みさちゃん、みんなで自由に踊って、発表をし、それを見ながら琴ちゃんがみんなの動きを取り入れてまとめ、最後に図解の絵をかいてくれた。歌を感じて動くって子どもにはこんなに簡単にできるものなのだなと感心しながら見ていた。角くんの動きがユニークだったら、琴ちゃんが「発想は面白いんだから、もっと動きのメリハリをつけるといいんだよ。」と言ってそこを直して動いてみる。みんなも琴ちゃんのまねをしてみる。みさちゃんが意見をだしてこういう風にしたいと言うと、ことちゃんがそれを取り入れて動きを考える。実際みんなで動いてみる。こうして歌の振り付けが完成した。音と歌詞の内容と、みんなの気持ちでできた振り付けだ。
ナレーションがすごく多く、みんなで力を合わせなければとてもできない。一つの文がすごく長いのもある。ここは大きい子にやってもらうとしてどんな「西遊記」になっていくかとても楽しみだ。
私が3月の末2週間、海外ゼミ合宿でお休みするのがちょっと不安ではあるが、この間にせりふは完璧に覚えておくこと!
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