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東&南東京地区帰国報告会 |
09月04日 (火) |
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9月2日(日)千駄ヶ谷社会教育館にて
子ども達の顔が輝いて見えました。楽しかった、また苦しかった1か月を乗り越えて、それぞれがアメリカ・カナダでの生活を体でまるごと感じてきたことがわかりました。
服部君も前日「ネガティブなことばかりでなく、楽しかったこともちゃんと言ってね!」のお願い通り、前回よりずっと明るい発表になっていました。楽しかったことだっていろいろあったのね!
話を聞いて思ったのは、州によって生活がこれほどまでに違うのかと。服部君の行ったアイダホ州は、服部君が「聞いていたのと実際とでは大違いでした!」と言ったほど。私がミシガンで体験したのとは違うアメリカだったようです。あちらでは、ピザのサイズもアイスクリームの大きさだって、big なのです。今年行った子が何人も指摘していたからこれは本当!でも、服部君のホストファミリーは、服部君よりみんな小さくて小食。食事が足りなくて困ったらしい。3キロやせてきた。
他にアイダホに行っていた子の写真に写っていたバーズデイケーキも小さかった。あまりに小さくて泣きたくなったと言っていました。質素な生活の州なのでしょう。そういう所もあるのだとわかっただけでも行ってよかったと思います。
でもホストマザーは、毎日食事を作ってくれてお世話してくれたのだから感謝の気持ちを持ってほしかった。日本料理(肉じゃが)の練習もしていったのだから、感謝の気持ちがあれば料理を作ってあげようという気持ちにもなっただろうに、一度も作らなかったというのがなんとも残念!私は担当でないのに、わざわざ休日を返上して事前活動の手伝いに行ったのに!他の男の子は2,3度作ってきたそうです。感謝の気持ちは、ただ口先でThank you. と言えばいいだけじゃない。心が大事!
ホストと合わないとぶーぶー言っていたけれど、仲良くなれるように自分から歩み寄ったか、何か自分から行動をおこしたか?自分の思いをぶつけてみたか?そういうこともしないで文句ばかりじゃことは解決しません。食事のこともお腹が空いたらどうしたらいいかとママに聞くとか、自分で作っていいかと聞くとかいろいろ手だてはあったと思うけれど。困った時にどうすればそれが解決できるか、自分で考えていろいろチャレンジして欲しかった。これは、次への課題。
是非、次回はそのことを忘れないで、困った時は自分の力で解決するのだと肝に銘じて行ってほしい。
でも1ヶ月過ごしてきたのだから、よく頑張った。いろいろなことがあっても乗り越えられたのだから、自信を持っていいよ。あちらでよかったこともたくさんあったと思う。そういうことも全部含めて、この国際交流で得られるものすべてを、これからの自分の力に変えて行って欲しい。これが私から服部君へのメッセージです。
日常性から脱却して見えてくるもの、自分の内面も含めて、あったと思います。そういう意味でこれがスタートなのだと私は思います。さらに大きく成長していってくれることを期待しています。
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