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国際交流壮行会の中心人物は誰? |
07月08日 (日) |
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今日は地区の国際交流壮行会だった。
今年地区から北米の一ヶ月ホームステイに5名が参加する。
「この会の中心人物は誰だと思いますか?」とは、開会のあいさつの冒頭で会場の皆さんに投げかけた私のことばだ。
5名の参加者からの答えを期待していたが、緊張のせいか返事はなかった。国際交流参加者と、彼らを一番身近で応援しているご家族が壮行会の中心人物だと私は思う。
ラボっ子とホストだけの交流ではなく、家族と家族の国際交流であるということを自覚してほしい。
そして家族以外にも今日集まってくれた地区のラボっ子やご父母、テューター、ラボ組織の支えがあってホームステイが実現する感謝の念を感じてほしい。
多くの人が見守っているのだから、日本人としての自信を持って行動してきてほしい、と願っている。
さて、今年参加者のいない我がパーティは、激励テーマ活動「きょうはみんなでクマがりだ」を小学生グループで発表した。
発表することが決まってから、一ヶ月の取り組み期間しかなかったので
、「よく動いているテーマ活動」「だからセリフも結構入ってる」「何より楽しい」「元気よくできる」を理由にラボっ子たちが決めたお話だった。
テューター:このお話のどこが、励ましになると思う?
K(小2): まずクマがりに行こうと思うことがすごい。
K(小4): 川だってぬかるみだって行っちゃうんだよ。
テューター:で、クマを捕まえた?
K(小3): あっ、そうか。「もうクマがりなんかに出かけない」って言ってるし…
それでもこのお話がいいと言って、回を重ねていくとある日の話し合いで
K(小5): クマなんか捕まえに行く気はそれほどなかったんじゃない?
K(小1): 「空はすっかり晴れてるし」って言ってるから暇つぶしに行ったんだよ。
K(小2): そうそう、クマなんか出てくるもんかって思ってた。
そしてこういう話し合いが、発表1週間前のパーティで
K(小4): せっかくクマがりを発表するんだから、その内容とメッセージが合うといいんじゃない?
ということで、発表後にみんなで参加者へ次のようなメッセージを贈ることになった。
「私たちはクマがりに行って逃げ帰ってきてしまったけれど、皆さんはホームステイでどんなことがあってもくじけずにがんばってきてください。」
イメージがとても豊かになっていくと動きが楽しくなってくる、を実感していた毎回のパーティだったが、今日の発表はその半分くらいに縮まってしまったように思う。いつでもどこでも豊かな表現力を出すには至っていないのが小学生か…
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