|
|
|
|
|
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
万葉スタンプラリー第4弾~雷丘・甘樫丘・飛鳥神社・・・~ |
04月10日 (火) |
|
今日もいい天気!
来週はとっても忙しいので、今日中にまわろう!!
ということで、
まずは、7番雷丘東「雷丘」歌碑へ
雷丘は桜の木もあってこんもりとしていたのですが、最近発掘調査のため悲しい姿になっています・・・。
大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 廬りせるかも
柿本人麻呂
~大君は神でいらっしゃるから、天雲の雷丘に仮宮をお造りになられることよ~
歌碑の後ろに見えるのは畝傍山です。
ここで、ステキな出会いがありました!
私が車を停めたすぐ後ろに車を停められたので、同じようにスタンプを押しに来られたのだな~と思っていると・・・
なんと、西宮のお住まいの犬養万葉顕彰会の会長さんでした。
とってもステキな女性で、万葉歌に曲をつけて歌っていらっしゃるそうです。
是非一度お聞きしたいものです。
秋には万葉歌碑ツアーの講師もされるそうです。
次は6番甘樫丘「明日香風」歌碑へ
展望台から見た明日香方面です。
まんなか少し右寄りにある大きな屋根は日本最古の寺院・飛鳥寺です。
入鹿の首塚があります。
写真に写っている白い雪のようなものは桜吹雪です!
そして、反対側は橿原方面です。
写真の中央左側の住宅の中に阿部パーティがあります(^^)
いい所に住んでいるでしょう!!
この甘樫丘も広場で遊んだり、オリエンテーリングをしたり、阿部パーティの卒業生には懐かしい場所ですね。
ところで、歌碑です。 明日香での万葉歌碑第一号!
采女の 袖吹きかへす 明日香風 京を遠み いたづらに吹く
志貴皇子
~(飛鳥宮の)采女の袖を吹き返した明日香風は、都が(藤原宮へと)遠くなり、むなしく吹くよ~
甘樫丘展望台からは藤原京が見えますが、この歌碑は中腹の明日香村に向いて建っています。
なんだか、この歌を読んだ志貴皇子を思ってのことでしょうか・・・?
犬養孝氏還暦の年(1967年)に建てられたそうです。
この歌碑の隣に今年4月1日、生誕100年を記念して、歌碑の解説版が建立されています。
先ほどの会長さんのお話によると、100人もの方々が当日集まったそうです!
次は 9番飛鳥坐神社「飛鳥京」歌碑
飛鳥坐神社です。2月の恩田祭が有名ですが、まだ見物したことはありません。
豊穣を願う農耕予祝儀礼で、軽妙な笑いを誘うものとか。
子宝を願う方が祈願にこられるようですね。
赤いかごのようなものの中には、丸い石が入っています。
男性は左手で、女性は右手で持ち上げると、願いが叶うとのこと、もちろん持ち上げてきました。
願い事は内緒(^^)
~壬申の乱の年の欄の平定まりにし以後の歌~
大君は 神にしませば 赤駒の 腹這う田居を 都となしつ
大伴卿
~大君(天武天皇)は 神であられるから、赤駒が腹ばう田を、見事に都となされたよ。~
次は10番大原の里「雪の贈答歌」歌碑
ここは藤原鎌足の誕生の地とのこと
我が里に 大雪降れり 大原の 古りにし里に 降らまくは後
天武天皇
我が岡の おかみに言ひて 降らしめし 雪の摧けし そこに散りけむ
藤原夫人
そして、次は又また、石舞台の近く島庄の丘「嶋宮」歌碑へ
石舞台と反対側の遊歩道を登っていった丘の中腹にある・・・という地図の案内に従って、どんどん登って行くのですが???
タクシーも登っていくのになかなか無い???
でも、とってもみはらしがいい!!
桜に囲まれた石舞台が見えます!
棚田も見えます!
上から歩いてこられたおじさんにお聞きして、間違いを教えていただきました。
でも、ステキな場所を見つけられてラッキー!
どうもマイパーティーのmちゃん、s君のお家の地区のようです。
いつもこんなすばらしい景色を見ているんだ~!!
さて、さて、気を取り直して目的地へ。
毎日いい運動です。 やっと到着。
ここも見晴らしがいいね。
歌われている、嶋の宮跡が望めます。
このまま歩いていくと岡寺に行けるようですね。
嶋の宮 上の池なる 放ち鳥 荒びな行きそ 君いまさずとも
草壁皇子宮の舎人
~(亡き草壁皇子の)嶋宮の上池の放し飼いの鳥よ、心荒れるな、皇子がもう居られなくとも~
ずいぶん歩いてくたくた~~~ですが、来週はと~っても忙しいので今日、回ってしまおう!
あと、3箇所です。
4番岡橋本「明日香川の玉藻」歌碑
橘寺の近くです。
歌碑の上の桜は今まさに開かんとつぼみが大きく膨らんでいます。
明日香川 瀬々の玉藻の うちなびき 情は妹に 寄りにけるかも
作者未詳
~飛鳥川の瀬々の流れに玉藻がなびくように、私の心はあなたに寄り添ってしまったわ~
そして、すぐ前の川原寺「世間の」歌碑
川原寺です
道を隔てた、橘寺への道横にあります。
世間の 繁き仮廬に 住み住みて 至らむ国の たづき知らずも
作者未詳
~この世の中、煩わしいだけの仮の家に住み続けて、死後に行き着く浄土の国の様子も分からないことよ~
この歌碑で終了はちょっと切ない・・・。
最後のひとつです!
1番欽明陵南「檜隈川」歌碑
高松塚古墳の近くの国営歴史公演館の近くにあります。
さ檜隈 檜隈川の 瀬を速み 君が手取らば 言寄せむかも
作者未詳
~檜隈川の瀬が早いので(川を渡るとき)、あなたの手を取ったら恋のうわさになるかしら~
ロマンチックな歌碑で終了です(^^)
本当はもっとゆっくり、色んなガイドを入れながら・・・と思っていたのですが、桜が、菜の花が、毎日散らずに私を待ってくれているようで、それに明日香の気持ちの良い景色に癒されたくて、途中でやめられなくなってしまいました!
5時になってしまったので、記念品を頂に行くのは明日にお預けです。
何をいただいたかは、明日お知らせします(^^)
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|