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「はがぬけたらどうするの?」~妖精・ねずみ・おひさま・やねの上・枕の下~ |
03月10日 (土) |
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みなさん、乳歯が抜けた時、その歯をどうされましたか?
子どもさんにどうするように言いましたか?
今日、ラボッ子に聞いて見ました。
「上の歯が抜けたら下に投げる。下の歯が抜けたら屋根の上に投げる」
みんな、同じ答えでした。
でも、アメリカでは「枕の下において寝ると、歯の妖精さんが来て、お金をくれる」って、ご存知でしたか?
3年前にnaoちゃんがホームステイした時に、ちょうど歯が抜けたのでホストの妹にそのことを言うと、妖精さんの話をしてくれて、そのとうりにすると、翌日ちゃんと枕の下にお金があったそうです。
naoちゃんは自分より年下のホストの妹が自分のためにしてくれた行為をとても喜んで感想に書いてくれていました。
その話を聞いたときから、他の国ではどうするんだろう?と思っていたら、私と同じ事を考えて絵本にしてしまった方がいるのを発見!!
今日、ラボッ子にも読みました。
『せかいのこどもたちのはなし はがぬけたらどうするの?』
セルビー・ビーラー文 ブライアン・カラス絵 こだまともこ訳 フレーベル館 です。
作者はアメリカ・ミネソタ州の方です。(ラボっ子は何処の国の人か気にしていました)
妖精さん・ねずみさん・ウサギさん・りすさんが枕の下から歯を持って行ってお金にかえてくれたり、太陽に向かって投げたり、イヤリングやペンダントにしたり・・・本当にお国柄があります。
アジアでは上のは歯は地面に、下の歯は屋根に向かって投げるというのが多いようですね。
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セルビー・ピーラーさんはメキシコ人の友人に「歯の妖精さんてなあに?」と聞かれて調べてみようと思われたそうです。
そして、これを調べるのには、その国の人にずばりと聞いて見る事が一番と、行く先々で、いろいろな国の人達をちょっと呼び止めて聞いて見たそうです。
まず、にっこり笑って自分の名前を言ってから、「子どものころ、歯が抜けましたよね。そのとき、その歯をどうしました?」・・・と。
世界中の大学やカルチャーセンターやユニセフの事務所などにもEメールで訪ねたそうです。
そして、暖かい、親切な方々からのユーモアあふれる返事がどっさり返ってきたそうです。
そして、「世界中に、こんなに色々な習慣があるんだな」とか「こんなにたくさんの国の人たちが、同じ事をしているんだな」とか思ってくださったらうれしいのだけれど・・・と結んでおられます。
この、あとがきを読んでいて私もワクワクしてきました。
小さな疑問をそのままにせず、調べていくことで、世界中のいろんな国の人々を身近に感じられるステキな絵本に仕上がっているのです。
読んでみてくださいね。
お子さんや、ラボッ子にも是非!
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