|
 |
 |
 |
 |
[一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
曲がりくねって道がある |
10月26日 (木) |
|
今日、BSチャンネルで宮元亜門さんがイギリスを訪ねる
番組があった。テーマは「イギリスのうねうね道を行く」。
なぜかイギリスの道はうねうねと曲がりくねっていて
まっすぐな道はほとんどないという。
番組の最後で亜門さんが地元の方々に、なぜまっすぐでは
ないのかと質問したところ、その答えは「畑や牧場が先に
あって、その間をぬって道を作ったからだよ。」とのこと。
ふっと頭に浮かんだのは「手品師とこねこ」の冒頭。
「森と畑をぬって道がある。
曲がりくねって、向こうの村まで続いている。」
あの絵もまさに、このイギリスの道のように
くねくねと曲がっている。
あの物語がどこの国とは言われていないけど、
そうか。きっとこの風景なんだ。
この物語をパーティで取り上げたとき、
道が曲がりくねっていることに違和感を感じて
まっすぐ歩いていた子がいた。
日本人にとって、道はまっすぐなもの。
あんなふうにうねうねと曲がるイメージは
すぐには浮かんでこない。
道ひとつとっても、文化があり歴史がある。
あらためてそんなことを感じながら、
大好きな「手品師とこねこ」の舞台(と思われる)
イギリスの風景に心をはせてみた。
|
|
|
<< 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|