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2006/09/21の日記 |
09月21日 (木) |
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水曜日2時クラス:「はだかのダルシン」Hark ye, all! シルバードラゴンの杖をもって、ひとりひとりが、すごい”ラグダ様”になってみる!
水曜日4時クラス:「はだかのダルシン」--「木はいいなあ!」ワークショップ
水曜日2時クラス:
体で体あたり!の元気なこどもたちだが、ケンカのしかたはしらない。ことばが出る前に自分のエネルギーをぶつけて、相手をためしているこどもたち。そんなこんなでクラスはいつもちょっとしたケンカもどきがたえない。ラボはいろいろなことを学ぶところだと思う。先週の「ダルシン」でFir fer!の掛け声で一対一での戦いをしたときは相手に対しての声が大きくでたし、自分よりつよそうな相手に立ち向かっていく勇気と、まけてももういちど挑む強い気持
ちを一人ひとりがあじわって、ちょっと、顔がかがやいていたみんな。今日は、こどもたちとネッサ伍長のやりかたをはなしあっていると、「それって、ひどいよ!」「ずるいかな?」。卑怯ということばもしらないけど、それはやりたくないな、という。こどもたちの普段のケンカでは、突然手をだしたり、うしろから襲ったり,足をかけたり、そのたびにテュターにものすごくおこられるのだが、おはなしの中の人物にいつもの自分がうつっていたりすると、じぶんのしたことが自分ですこしわかるようになるようだ。お話は自分を写す鏡のよう。さて、いざ、おはなしをうごきだしてみると、ダルシンとアニグになったこどもたちは決着がつかない戦いに夢中で、ネッサ伍長のでる幕もなし。
応援する側にまわったこどもたちも、卑怯な手だしはけっしてしないけど、
ずっと、たのしそうに応援。つぎの場面もふっとばし、ついに、ラグダ様登場の場面に。ケンカでくたくたになってる子供達を座らせて、[ラグダ様って、いったいだあれ?」で話し合ってみる。白ヒゲのえらい人!銀のドラゴンのついた杖もってるよ!みんなおどろいてるよ。と、こどもたちがうけとっているので、さっそく銀のドラゴンをめいめいつくって、新聞紙の上につけてつくったあと、それを天(?)にかかげてひとりひとりにドルソイの誓いをたてさせる「このぼうは、平和の杖。けっしてケンカはいたしません!」いつもは3歩あるくと忘れてしまいそうなこどもたちも、ひとりひとり真剣な顔をして、誓う。えらくなったドルソイたちはちゃんと、工作のおかたずけもしてくれた。
夏の合宿で高校生が体にシーツをまいて、ヒゲをつけて杖を持ちラグダ様に扮したあのすごい印象がこどもたちにあるので、自分がそれになれたことがうれしくてたまらない。それからHark ye all!とラグダ様になって、みんなが杖を高くかかげてダルシンに追放をいいわたす。「ひとつ、ほかの人間と話しをしてはならぬ。ひとつ・・」とCDにあわせていえるところをみんなで言ってみる。いいおわったあと、突然テュターに杖を没収されて、「さあ、こんどはそれをいわれたダルシンにもどろう!」。不思議なことに、みんな素直にダルシンになって、「えーと、どうしたらいいのかな?」「ようふくをぬぐんだよ」
「あるいていく」・・。最初のブリジッドおばさんのおなべにいれよう、とかいてきてくれた山のきのこやにんじん、リンゴに木の実だったら、たべてもいいんだよね?と、それをだしてきて、みんなで口にいれるまねをする。『雨がふってきた、どこにはいる?ぬれちゃううよ!」とテュターがいうと、『木の穴にはいるんだよ!」。おかあさんとつくったドュ‐ルの木のウロのなかにみんなおしあいへいしあいはいりこむ。いつもだったらおおさわぎなのに、「あ、人間のことばはなしちゃいけないんだよね。」というと、つくったオブを抱いてじっと、すわりこむこどもたち。そのしゅんとした姿に、ダルシンの気持をあじわっている子供達を感じる。来週は、オブとはなせるよう、ライブラリーをきいてきてね。ダルシンにはどんなおともだちができるのかな?ダルシンは何をたべるのかな?どうやって生きてくのかな?となげかける。
水曜日4時だるまちゃんクラス
今日から『ダルシン」。まだききこみがすすんでいないようだ。今日は導入として、木について考えるWSをした。②グループにわけて、それぞれのリーダーがえらんだカラーコピーされた木の写真を、みんなで見て何の木かな?
どこが特徴? みんなで意見をだしあって、みんなでその木になる!をやってみた。どれも『ケルト木の知恵」にある木だ。たくじグループは、ヨーロッパやなぎの木、くらグループは『ブナの木」。もちろん、こどもたちのしらない木ばかり。柳は日本のやなぎとちがって、下が太く、テーブルのようになった、真ん中からたくさんの枝がしゅうしゅうと生えているので、四つんばいになった、りくくんママの上にみんながほそい枝になって”生える”。ブナのほうは畳にねころんで、みんなが手や足をひろげて、地面をつかむようにひろがる根や枝をやってみていた。お祈りをしたテュターのドルソイが斧でそれをきりたおそうとするのだが、みんな体をかたくして「きられないぞ!」の意志表示。おはなしを『ダルシン」にもどして、『木をきって、何をつくろうとしていたっけ?」「船!」[戦争にいくんだよ!」「そうだ!」といっているうちに、木がばらばらになり、みんなで木の船をつくろうとしている。なんだか「きかんしゃちゅうちゅう」にでてきた石炭船みたいなのができあがる。これも来週考えなくちゃ! これじゃ、北の海へはいけないな! おわったあと、自分たちがやった木は何の木だったの?どんなところにはえてるの?どうして、こんな形してるのかな?『ケルトの木の知恵」の本をよみながら、『木のおはなし」をこどもたちにする。ドルソイは木の知恵をもっていたんだよ」「ダルシンもドルソイになったんだよね?」ダルシンが学んだオガム文字や、
木の薬効、力、木からどんなものがわかるか、など、本をこどもたちに読む。
魔法が好きなこどもたちのこと。その不思議な世界にとても興味をそそがれたようす。来週までに、人物をかんがえてくることと、『自分の木」について、絵をかいて、みんなにおしえてあげてね、と宿題を出す。
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