From Russia With Love(写真追加) |
08月28日 (月) |
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From Russia With Love
でももう帰ってきています
ひろば@LABOをしばらくお休みしていましたが、休みをとってロシアへ行ってきました
今回はツアーへの参加です
ツアータイトルは『ロシアの原風景、黄金の環と二大帝都』
セルギエフ・ポサード ウスペンスキー大聖堂
今回ツアー参加とした理由はロシアはまだ個人旅行がしにくい国だからです
一応個人旅行ができることになっていますが
実際には、
1)ビザを取るために、あらゆることをすべて事前に手配して、支払いもし、その証明が必要
個人でホテルを予約してもだめ、現地旅行社と契約のある専門の旅行社に手配してもらわなければならない
2)英語があまり通じない
3)治安が心配 警察官がパスポ-トチェックの臨時検査で賄賂を要求したりする
急速な社会変革のなかでの貧富の差、マフィア、チチェン紛争、テロ
ホテルの中の治安は好くなってきているとか・・・
4)交通渋滞
・・・・といろいろ大変なのでツアー参加となりました
そういえば 5)ロシアの飛行機がよく墜落するというのもあります
(飛行機会社の乱立、経営悪化、老朽化など)
(実際サンクト・ペテルブルグに行ったとき乗ったロシア・プルコボ航空の飛行機
しかも乗った機と同じツポレフ154型飛行機が
22日にウクライナからサンクト・ペテルブルグへ向かう途中
雷に打たれて落ち、169人全員が亡くなられました
・・・このニュースはは帰ってきてから知りました)
さて『ロシアの原風景、黄金の環と二大帝都』ツアーは・・・
日本航空の直行便でモスクワに入り
時差はサマータイムのため5時間
モスクワ観光2泊
スズダリへの旅があって2泊
モスクワに戻ってサンクト・ペテルブルグへ移動
サンクト・ペテルブルグ3泊
モスクワ経由で東京へ 機中泊があり
8泊9日のツアーでした
ツアーの場合は添乗員と現地ガイド、専用バスとドライバーがいますので
個人旅行に比べれば楽なものです
自由行動の時間が少ないのが難点ですが治安を考えれば仕方がありません
出入国のチェックは一人一人コンピューターでチェックして時間がかかり大変でした
治安警備は思ったほどものものしくはなく、軍隊や警察の姿を見ることは少なかったです
しかしサンクト・ペテルブルグからモスクワに戻った国内航空空港で
飛行機からバスが空港ビルの前に着くと
拘束された男が地面に後ろ手に手錠をかけられ、うつぶせに寝かされ、
数人の警備兵に取り囲まれて
観念したかのようにじっとしているのが見えました
何があったのかわかりませんが・・・
ロシアの原風景は中世の雰囲気を残した古都スズダリへの旅で味わうことができました
空は広く、大地はずっと向こうまで広がり、静かに川が流れ、木造の小さな橋があり、
窓のまわりを飾った木造の農家が続いていました
スズダリの朝 カメンカ川
モスクワとサンクト・ペテルブルグ、二大首都では王や女王そしてロシア正教のつくった、
宮殿や教会、戦争勝利記念碑や凱旋門の数々をみて、
その絢爛豪華さや大きさに、権力の集中、富の集中のすさまじさを見ました
比較すると日本の皇室や将軍の贅沢なんてささやかかなものです
こんなに大きな国と日露戦争を始めるなんて・・・よくできたものです
もっともロシアは経済的に厳しかったのに
予想していなかった日本との戦争に入り込み
度重なる敗戦によって皇帝の権威が落ちています
王や教会の文化はいやと言うほど見ましたが
日本の江戸にあったような町人や農民、職人といった人々の育んだような
暮らしと結びついた文化、を見ることはできず
それは今の人々の民度、暮らしのモラルにも影響しているかのようでした
ロシアは歴史も10世紀くらいしかさかのぼれない、遅れた国だったのです
戦争や内戦の犠牲も大きく、まだまだこれからの国、大変だなというのが感想の大きな部分
至る所でやっている建築の修復の足場はパイプに板ですし、
見ていると人海戦術のように皆が建物にとりついて働いています
勝手に休んで足場の上でたばこを吸っている労働者もいました
サンクト・ペテルブルグで25日
1835年建立のトロイッキー聖堂の中央ドームが焼けましたが修復作業中だったとのことで
多分たばこのせいでしょう・・・・
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Re:From Russia With Love (まだ書き込み中)(08月28日)
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ちこらんたんさん (2006年08月28日 07時30分)
ロシアに行ってらっしゃるのですね。
うらやましい!
今、漁船のことで揺れている日露間ですけれど(政府には大いに文句あ
り)、行ってみたい国です。
でもたしかに、ツアーでないと怖いし動きがとれないイメージがありま
すね。
また詳しく見にうかがいますね。
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