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事前合宿終わりました。 |
06月26日 (月) |
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昨日、神奈川支部の事前合宿を終えて、半年間のひとりひとりのラボっ子の様子を同行スタッフ用の書類の書き込んだ。合宿の最後に国際交流バッチを手渡しながら、「さあ、これからが本番だよ、がんばって!」と心から応援する気持ちでいっぱいになった。
昨年11月から始まった事前活動の締めくくりとしての合宿は、実際の国際交流の場をイメージして、時間の厳守、バディを基本とした団体行動、人の話をしっかり聞くことなどを徹底しながら、アルバムなどの準備のシェア、実践的なワークショップ、仲間との交流など行うとても内容の濃いものだったと思う。徹底事項が守れずしかられた子もいたけれど、初めて顔を合わすグループで、これらのプログラムをこなしていったのも、今までラボで培ったものがあるからこそだと実感した。
ワークショップでは、テューター二人、カレッジ一人、事務局一人で「Non-verbal communication」というコーナーを担当した。Non-verbal,つまり「言葉以外」ということで、はじめは、身振りや手振りのようなものを思い浮かべていたが、組み立てを考えていくときに、それだけではなく「表情」「態度」「声の大きさ」「動作」「服装」などもっとたくさんの要素が含まれるということがわかり、しかもある研究によるとコミュニケーションの中でNon-verbalな要素の割合は93%も占めるという。。「ことばのみ」では言いたいニュアンスは伝わらないということだが、だから「ことば」は要らないということでもない。そのあたりも気づいてくれただろうか。ラボでは、テーマ活動のよって、こどもたちは「ことば」に触れていく。話し合って、ひとつのことばがどんな状況で発せられるのかを探り、それを動きや表情、口調などを加えながら発するということを自然に繰り返してきているが、まさにコミュニケーション全体を学んでいるんだということが納得できた。
国際交流は今までラボで活動を通して育ったものをアウトプットする絶好の機会なので、事前活動を通して、ラボっ子たちが自分の力を意識し、さらに高め、ステイ先ではその力をフルに発揮して、たくさんのことを吸収してきてほしいと願いつつ、書類を書き終えた。
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