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今朝の天声人語。 |
06月26日 (月) |
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6月26日(月)の天声人語は「バイリンガルの陽と陰」について
語られていて、ラボ・テューターにも元気が出る内容だ。
バイリンガルは、「外国語が堪能である」という反面
「自分がどちらの国の人間なのかアイデンティティーに迷う」。
英語では明るくオープンなのに日本語では別人格になることがある。
帰国子女は日本の会社ではつかえない、という先入観にも直面する。
悩みは尽きない。
実際、ネィティヴのご主人を持つ私の友人は、息子が昼はインターで
英語を学び、帰宅後は母から日本語を教わらなければならないという
苦痛から「僕、もう日本語は勉強したくない」と言われ、ショックを
受けたと話していたことがあった。
母としては、自分の母国語もしっかりと息子に身に着けて欲しい
という強い願いがあったのだろうが、子どもの受け皿がいっぱい、
いっぱいになったのだろう。その後、友人は日本語を押し付ける
のではなく、日本語の絵本を読み聞かせたり、日本の歌をBGMで
流して、楽しく親しませているようだ。(これって、ラボ的!)
親がネイティヴであれば、インターに行けば、日本語も英語も
ペラペラになっていいな~、という単純な話ではないことがよく
わかる。
天声人語は次のように締めくくっている。「~複数の言語と文化に
触れた経験から、『(バイリンガルは)たぶんどの国に行っても、
その国を理解しようという許容範囲が広いと思う』(英字新聞記者)
という面もある。外国語の能力よりも、そうした心の柔軟さこそ、
彼らから学ぶべき点かもしれない」
私達が目指すラボの英語教育(のひとつ)もまさにここにあると思う。
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