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子供のサイン |
06月19日 (月) |
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私の実家は埼玉の川越である。
年に2,3回、お正月やお盆やGWなどの休みを使って帰ったりする。湖西にうつり同居を始めて7年。ラボの用事や子供の用事、こちらでのしがらみなどが強くなり、なかなかゆっくりと帰る時間がなくなりつつあるとはいえ、それなりに帰省をしているつもりでいる。
しかしである。
義父母を含めみんなで囲む食事の最中に「あ~早く川越に行きたいなあ~」などと長女がつぶやいたのである!(^^;
時々長女はそんなつぶやきをする。でも考えてみて欲しい。義父や義母の前でそんなことをつぶやかれた時の私の立場を・・・(涙)もちろん子供はそんなことはおかまいなし。
私は特別に「川越になかなか帰れない」とか「帰りたい」とか子供の前で愚痴を言ったこともなければ、帰りたくないというわけでももちろんない。
なのに・・・どうしてそんなことを口にするのだろう?
そんなつぶやきをされるとまるで私が実家に早く帰りたがっているように聞こえるじゃないの!と内心ひやひやしながら「どうしてそんなに川越行きたいの?面白いね~」などと義父母の表情にチェックを入れながら、すかさずおどけたフォローをする。
その場はそれで終わったが、ふと以前にも「今度川越はいつ行くの?」とか「行きたいな~」とつぶやいていたのが気になったので、食後二人になって聞いてみた。
「どうしてそんなに川越に行きたいの?」
「だって川越に行くとママがずっといるもん」
「え??!」と聞き返した私の顔が怖かったのか
「だって川越には川越のバーバやジージがいるし、○っちゃんや○○ちゃん(従姉妹たち)と遊べるもん」と言い直した。
ちょっと待って・・・川越に行くとママがずっといる?それは違うぞ。いつもここぞとばかりに帰省した時は以前の友人たちに連絡を取って子供達を妹や両親にあずけて出かけては羽を伸ばしているぞ?それなのにこの感覚のズレはなに?
「川越に行ってもママはでかけてると思うけど・・・?」
「うん。でかけることもあるけどお話聞いてくれるもん」
要するに忙しそうにバタバタしていないということなのだ!と気がついたらなんかとっても大事なことを気づかされた思いで目から鱗だった。
実家に帰って何が嬉しいって三度の食事の用意をしなくていいのが嬉しい。実家の母もいつもやってるから実家に帰ってきたときくらいゆっくりしなさいと気を使ってくれる。次々とやらなくてはいけないことがてんこ盛り状態(お店のこと、家事のこと、ラボのこと)でバタバタしている普段とは、どうやら川越での私は違うらしく子供の目からみたらそのゆったりと時間のあるママのほうがいいらしい。
ああ、あのセリフは「もう少し話を聞いて欲しい」「私との時間を作って」のサインなんだ!と思ったら、そんなことを気づかせてくれた長女に感謝でいっぱいになった。(;_;)ごめんね~
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