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留学生交流会を終えて |
11月02日 (水) |
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2005年南東京地区の留学生交流会が10月30日(日)に行われました。うちは留学生の受け入れをしたので、29日(土)1:00に中国からの留学生ロロと学友会のある大久保で待ち合わせました。駅の近くのイタリア料理店でお昼を食べて、小金井公園に行きました。電話でどこに行きたいか聞いたら、公園が好きだというので、代々木公園や明治神宮なら近くにあると言ったのですが、そこは行ったことがあるので行ったことのない小金井公園に行ってみたいということでした。
公園が好きというので、どこか中国の自然がいっぱいの地方出身でビルでいっぱいの都会から逃れたいのかしら?と思ったら、北京出身だというのでびっくり!しかもラボの中国交流で交流のある月譚中学の出身で中学時代ラボの受け入れをしたこともあるとのこと。もう一人の同じ中学の出身のかく君はラボの交流で日本に来て黒姫キャンプに参加したことがあるということでした。おりしも今年は日中交流20周年。こういう地道な交流がとても大切であることを実感しました。
ロロはとても日本語が上手で日本人と話している感覚でお話をしました。むこうで大学を出て、日本に昨年来て日本語の勉強をして明治大学の大学院に入学が決まっています。専攻は経営で、娘は一橋大学の商学部なので話が合いそうだと思いました。娘がホストだったのですが、この日はLECがあったので私が公園へご一緒しました。武蔵小金井からバスで10分くらい。私も初めてでしたが、小金井公園は広くて桜の時期はさぞかしきれいだろうと思いました。生まれて初めて冬桜の花を見ました。
うちに帰ってからちょうど主人のお誕生日だったのですき焼きとケーキでお祝いをしました。実は今年は息子が受け入れをする予定だったのです。息子は大学を卒業後、小学生の教師になりたいと通信教育で資格を取っている最中です。ちょうど試験が29、30日だったので、娘がホストをすることになったわけです。ロロは優秀なお嬢さんで娘と同じ年とは思えないほどしっかりしていました。中国での反日感情について聞いたら、そんなことはないですよと言っていました。交流会で韓国の子に聞いてみても、そんなではないと言っていました。それでは一体日本の報道は何なのだろう?と思ってしまいました。ほとんどの中国や韓国の人が日本をよく思っていないような印象があったからです。
今まで受け入れをした子は、サウジアラビア、タイ、ニュージーランド、インドネシア、台湾そして今年は中国。留学生と話してみるとその国のことがよくわかります。知識ではなくて実感として私たちの心に届きます。そして何よりこの子達の礼儀正しさ、誠実さ、優秀さに感嘆するとともに、アジアの子供達の底に流れている穏やかさや優しさに共感してほっとします。国を超えて私たちは共にお互いを理解して平和に暮らしていけるように努力なければと思います。うちの子供達も受け入れを通してこういう想いを共有してくれているでしょうか?
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