五箇山から帰りました |
08月11日 (木) |
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9日に無事帰りました。
往路は電車の旅でしたが、最後の高岡から城端線で終点の城端まで
約30分ほどでしょうか、ホームに入ったとたんびっくりです。
これ本物の電車????2両電車の外側すべてピンクに塗られた
「忍者ハットリ君」の絵です、中の天井、つり革の上すべて「ハットリ君」なのです。
城端線のゆっくりの旅が終わり、降りて中部からのテューターと
お会いしてキャンプ本部からのスタッフの車でキャンプ地の相倉へ
4時近くに着きました。
キャンプ地では直前に豪雨,雷と大変だったようです、最後の活動の
村祭りが少々遅れたのが幸いしてこども達が4グループのそれぞれの
おみこしを作り集落のメインストリートを練り歩きました。
クループ名は民宿の名前を取ったそうです。
「ごよもん」「やじ」「なかや」「よもしろ」
それから村祭り2部は本当に最後の活動になる「ラボっ子ばやし」で
山組、川組にわかれての踊り合戦です。山組は天狗、川組は河童です。
民宿の方も観光で訪れていた人たちも応援してくれ、写真を撮っていました。ちょっとした名物になっているようです。
村祭りの最後には民宿の方にも参加していただき、お世話になった
感謝を宿泊した全員のこども達のメッセージを書いた色紙をそれぞれの
グループの代表が「ごよもん」「やじ」「なかや」「よもしろ」の
おばちゃんに渡し、おばちゃんからも子供たちへのことばを頂きました。
民宿の方々はラボっ子たちがやってくると夏が始まり、こども達が去ると夏が終る気持ちですと言われてました。嬉しい言葉です。
この後こども達は自分たちの民宿に戻り別れの集いで活動を終了しました。
翌朝テューターは早起きして朝の散歩をしました、朝きりが上ってとても綺麗でした。交通の便が悪かったのが幸いしてこの集落は残り、世界文化遺産として残ることができたそうです。
現在の住民は70人だそうです。集落で一番目立つのは「火気厳禁」の張り紙です。花火、喫煙はご遠慮くださいもあちこちにあり、「防火銃」が通りの角に必ずありました。
8時に相倉のメインの地、地主神社に集合して山の学校の卒業式でした。このときも民宿の方たちも着てくれました。
校長先生から卒業証書をみんなもらって閉校式が終わりました。
相倉の名物おむすび弁当をもらってバスに乗り、上野、名古屋に
向けて出発しました。
上野方面は相倉9時出発で上野5時到着、渋滞に合いながらの
8時間の長旅が終わりました。
最後に五箇山キャンプに参加者が持ってくるものがハンドブックに
書かれてました:
「なんでもおいしく食べれる 口
友達の話しを丁寧に聴く 耳
五箇山の自然の匂いを沢山すいこむ 鼻
太陽の下で元気一杯にあそぶ 体」
持ってきてはいけないもの:
「歩かない 足
協力しない 手
考えない 頭
自分勝手な こころ」
こども達はこの「もってくるもの」を持って参加するから相倉の
人々が受け入れてくれるのだと実感しました。
民宿のおばちゃんたちが言ってました。お手伝いはしてくれるし、
黙っていても留守になるときは電気は消しておいてくれるし本当に
いい子たちですよと。
今回で16回目の五箇山山の学校キャンプが無事終了しました、来年もきっと開校されるでしょう。
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