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帰国報告会でたくさんのエピソード |
09月07日 (火) |
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ラボを始めて18年になりますが、
帰国報告会でのラボッ子の体験報告はいつも感動です。
たった一ヶ月前に出かけていった子供たちが、ほんとうに大きくなって帰ってきた気がするのです。
この日曜日に行われた 地区の帰国報告会では 一ヶ月のホームスティから帰ってきたラボっ子が27人と、一年の高校留学を終えた3人、各国からの受け入れをした6人などの報告がありました。
どの報告も、一言で語りつくすことの出来ない 思いの こもったものばかりでした。
なんとかコミュニケーションをとろうと頑張った子、おはなしの素語りが大うけした子。目が合うとスマイルするフレンドリィなアメリカ人に、新鮮な驚きを感じて帰ってきた子。自分の両親に「行かせてくれてありがとう!」と、お礼を言う子が何人もいました。
でも、楽しい話ばかりではありませんでした。 ホストとケンカばかりしてきたのが心残りの子。 「ホストは気まぐれだけど気にしないことにした」と気丈にがんばった子。
期待していたような交流ができず、心残りなまま返ってきた子。など・・・。
長年かけて計画してきた一ヶ月のホームスティで得るものとは、なんでしょう。「英語がぺらぺらになって帰って来るでしょうか?」・・・いいえ、そんなことではありません。
ラボのホームスティは、とおりいっぺんの旅行ではありません。
そこらへんの語学研修でもありません。
こどもたちは、一日24時間をひとつの家族と過ごし、一ヶ月近くもの間一緒に暮らして、そこの家族になるという すごいことをしてくるのです。
もっと話したかったのに・・言えなかった。言葉がわからず仲間に入っていけなかったという悔しい思いも、又つぎのステップに繋がっていくでしょう。
一ヶ月のホームスティを、自分のものとして受けとめ 与えられた環境のなかで何とか頑張った経験は、この一ヶ月 異文化を経験したこととあわせて、これからの若者の人生に大きな力になっていくでしょう。
来年 和田パーティからホームスティを予定している KとJが 出席していました。 彼らは来年どんな交流をすることになるのでしょう。
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