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悲劇と喜劇、どちらをやりたいか?? |
07月19日 (月) |
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春から延期された卒ラボ発表会を終え、感傷にひたる間もなく、夏活動への計画、準備に追われている。この三連休で、やっとひとり静かに、この七月に卒ラボしていくラボッ子達が、心に残してくれた感動を想い返してみた。
悲劇と喜劇:中高生のグループのテーマを決定するまでにも二転三転した。最終的決め手は、悲劇と喜劇、どちらを表現したいか、どちらがやりがいがあるか、で意見が割れ、中学生4人は、喜劇の代表、イギリスの小話ともいえる『三人のおろかもの』を、残りの中高生8人は日本文学の誇る悲劇、『平家物語』=『平知盛』を、それぞれが、際立つ様にテーマ活動に取りくもうということで、落ち着いたのが5月の末。同じ時間帯で我が家の二階の二部屋使って、別々のテーマ活動の取り組みということで落ち着いた。
「えっ?私は、どうすればいいの?」というテュ-ターに、「基本的には、自分達でやっていくんだから、好きな時に好きな方を覗いてくれればいい。」というあっさりとした答え。嬉しいやら哀しいやら…^^;
悲劇と喜劇という言葉の対比は、偶然にも、最後、知盛が自害する場面での台詞のくだりで出てくる。人間の行き様や同じ出来事でも取り手によって、またどう表現するかによって、悲劇にも喜劇にもなる。そんな話し合いの流れと知盛が、最後に「見るべき程のことは見つ」という言葉にこめられた心情とが、面白いように重なり、その心情を、阿波ミンブ重能との生き方、考え方との対比をどう表すかで、かたち(表現)になっていった。
面白かったのは、知盛の馬を生かすか殺すかで、ふたりが対立するシーン。そこを、益か不利かを現実的に判断する重能と、命を尊重し人間的に誇りをもって生きる知盛か、自分だったら、こういう場面で、家臣としてどちらの大将に同感し、ついていくか、、、で正直に分かれ、対峙する掛け合いをしよう。ということになり、毎回、悩みに悩んで、今日の心境は、知盛、、とかラボッ子自身が、登場人物像を、自分なりに取り込んで、自分の生き方を真剣に考えていた点である。
「物語の中、テーマ活動の中で、人生を学べた」、というR君の最後の言葉を今、しみじみと味あわせてもらっている。
この発表会に駆けつけてくれたOB達の感想一言、「あ~!!テーマ活動やりた~い!!知盛、またやりた~い!!」
これ程までに、深く体に心に染み渡り、自分の人生の大切な場面で、その人物が、言葉が湧いて出てきてしまうというテーマ活動のもつ力。
卒ラボッ子が、口々に、テュ-ターへの感謝の言葉を浴びせてくれたけれど、私のしてあげたことなんて、本当に微力なもので、ライブラリーのもつレベルの高いメッセージ力、そしてそれを一緒にシェアし合えた仲間あってこそのラボなのである。
気持だけは、ちゃっかり、頂いておきますが、、、
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