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土佐弁の双子の往復書簡 |
06月26日 (土) |
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『ふるやのもり』の絵でおなじみの田島征三さんと、『じごくのそうべい』の田島征彦さんは、一卵性双生児の兄弟ということは、知る人ぞ知る!!
実は、私は、田島征三さんの講演会で売られていたこの本を読むまでは知りませんでした。その本とは↓『往復書簡』by田島征三、田島征彦 高知新聞社出版
一卵性双生児という同じ人間が2つに分裂して、--鋭すぎるふたつの心がつながろうとするーー
「その自分のいやな面を削り取ったり修正したりしたいけれど、それは自分ではないからできん。自分の力で動かすことのできないもうひとりの自分」
「せいちゃん、ぼくは、おまんが今ほど、はっきり見えることはない、、、ぼくから、せいちゃんがまだ独立できていないことに気がつかんから。ぼくは、ひとりの人間のどんな面でも、削ったり、修正しようとは思わない。」
日出町のごみ処理場問題を体をはって反対運動してきた田島征三さんと、
丹波の山奥で(その後、灰谷健次郎さんに譲ってもらった淡路島の家へ移る)自給自足の生活をしながら、沖縄のキジムナーを題材に平和をテーマに織りこんできた田島征彦さんの、そっくりで、そっくりでないふたりの手紙のやりとり。
しかも、強烈な土佐弁で、自分というもう一人を抉り出していく。そこには、深い兄弟愛、信頼で繋がれている。
繋がれた太い愛は、生き物へ、平和へ、地球へ注がれる愛として広がり、それぞれ違った表現方法で、世に訴えていく。
なかなか、手に入りにくい本だそうですが、読みがいがあります。おふたりの活動、作品、周辺の人間関係も含めて、赤裸々に語られた内容です。
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