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キャンプに参加するラボっ子が兄弟の場合、「帰ってから家でキャンプの話を楽しそうにしている」という話をよく聞きます。「なんとなく様子はわかるけど、話に入りきれないのが残念!」とも聞きます。
ファミリーキャンプは、帰ってから話題を親子・夫婦で共有できるのが何よりのいいところではないでしょうか?
さて、夏の暑さに少しずつ近づいたGW。世間では夏の節電が話題になってきています。キャンプを振り返ると、ラボキャンプは節電にも一役買っている気がします。
自販機もなければテレビもつけません。こどもたちは当たり前のようにテレビなし、ゲームなしで、自然や人間と関わることだけで過ごします。おやつやジュースをだらだら食べることもありません。出されたものをいただき、お茶がヤカンになければみんな水道から水を飲んでいます。早寝早起きです。
屋内の空調や照明で電力を消費する施設でないところが、いいですね。(夜のお楽しみ、父母交流会は別ですが・・(*^_^*))
ファミリーキャンプでは、二日目ラボ汁作りがあります。これは野外キャンプではよくある野外炊飯ですが、本当に多くの学びがあります。
まず、薪を使うのでガスのエネルギーを使わないところが何よりいいですね。また、きちっとした決まりがないので、自由に動けます。
今回も、シニアとソングをして遊んでいる子、パパの薪の点火の様子を見に行く子、ママの包丁さばきを見ている子、一緒に包丁を持つ子、いろいろでした。その時々で興味があることを子どもたちがする様子が、この年代は無理がなくゆるやかでとてもいいです。
薪のつけ方は、同ロッジの参加6回目のパパさんがとても詳しかったようです。
春のファミリーキャンプは、空気が乾燥していて薪が早く燃え尽きてしまうので、最初はチョロ火の方がいい。材料が切りそろう頃よく燃えている状態にするため、ゆっくり目に薪を入れた方がいい。
夏のファミリーキャンプは、薪が湿っているので最初からしっかり燃やす必要がある。
とのことでした。
なるほど、早々と燃え尽き、小枝を拾って火にくべていたグループもあったようです。6回目のパパさん、体験による知恵ですね。でも、燃え尽きたグループは、周りに落ちている木々を拾い何とかしたようで、自然の恵みに気づけたことでしょう。
また、他のグループのベテランパパは、早く仕上がるようにあらかじめガスでお湯を沸騰させておき、薪のところへ持ってきたようです。これも早さという点ではなかなかのアイデアですが、ラボ汁作りをすることで何を大事にするか?という点では、ちょっと違和感を感じたかもしれません。
まあ、いろいろありますが、こうやってパパさん同士コミュニケーションをとりながらラボ汁作りをしていただくのは、見ているママ側としてはほほえましく、ありがたいごちそうですネ。
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GW真ん中の三連休、黒姫ラボランドでファミリーキャンプに参加しました。ご一緒いただいたわらやパーティのみなさま、キャンプで出会ってくださったみなさま、準備をしてくださったスタッフ・大学生のみなさま、本当にありがとうございました。
さて、一期一会のラボキャンプ。毎回「出会ってよかった、参加してよかった」という思いで帰路の途に着きますが、今回もそれは変わりませんでした。
今回のロッジメンバーは、
①仙台に住み震災の影響を受けた東北支部の大学生のシニアメイト
②最多参加(6回目)のファミリー
③自分の子どもと甥っ子を連れて来たラボっ子OGのママ
④ラボを始めて1年未満、年少と小3の男の子を持つファミリー
でした。
また、毎回少しずつ内容が違うファミリーキャンプですが、今回は姉妹ロッジ(となりのグループ)との交流の時間もたくさんありました。
姉妹のメンバーは次のような方です。
①同じ美濃尾張岐阜地区で、よく顔を知っているラボっ子がシニアメイト
②地区発表会でも一緒になることが多い、同地区の森部パーティのご家族
③ラボを始めたばかりの小6のお姉ちゃんに、キャンプや国際交流を体験させたいと思って参加した方
④パパさんが在日20年ほどになるイギリス人で、ママがテューター2年目となるファミリー
⑤幼稚園で一番体が大きく小学生に見えるけど、実は年中さんという元気な女の子を連れたファミリー
ラボのソングと、「かいじゅうたちのいるところ」の物語、山菜が生え、雪の残るさわやかなラボランドで、たくさんの思い出が出来ました。
父母交流会でも、姉妹ロッジの方とたくさんお話しましたが、印象的な二つを書きたいと思います。
①最多参加ファミリーのパパ
最初にラボを知ったのは、ママがラボっ子OGだったから。しかし、ラボの話を聞いたのは、一人目出産後。最初は、婚前怪しい宗教に関わっていたのか?と心配になったらしい。
ママは、シニアメイトをするでなく、高校の部活の忙しさでフェイドアウト的にラボから去ったのだが、どうしてもラボで子育てしたかったそうです。去年は、なんと3人目を臨月の状態でファミキャン参加していたとのこと。
パパは、ファミリーキャンプで全国のたくさんの人と交流することが子ども時代には大切と思っていらっしゃり、自分もシャイだったが変わってきて、毎回子どものキャンプでの関わり方や成長も目に見えてわかるので、これからも来れる限り参加したいと楽しんでみえました。
②姉妹ロッジの外国人のパパ
日本語が達者な方でした。「かいじゅうたちのいるところ」のテーマ活動では自らかいじゅうになりきって、「がおーーーー」と大きな声を出し、外国人の表現力の大きさを目の当たりにしました。
ラボ活動の感想を聞くと、「これしかない!すばらしい」と断言していました。自分も2年ほど学校で教えたり、英会話教室にも関わったらしいのですが、あれでは英語は習得できるわけがないと嘆いてみえました。よくある「決まったフレーズを覚える、使える英語だけを習う」は、まったく意味がないとおっしゃっていました。ご自身の日本語習得も、日本人が英語を覚えるように最初やっていたが、全く役に立たなかった経験も踏まえて、「ラボの英語習得法はいい」と太鼓判を押していました。もちろん、ライブラリの内容もほめていただきました。
さて、ラボキャンプに参加しようと決心したり、当日を迎えるには、少々エネルギーが要ります。パパがその気でないファミリーは、特にママの根回し術が要りますし、自分と子どもだけで参加する場合は、出してもらえるご理解が要ります。
しかし、「パパにラボを理解してもらおう」「夫婦で楽しく子育てしよう」と思うなら、一緒に参加するのが近道です。また、ママだけで参加することも、子育てはフットワークを軽く!という意識が育ち、ママ自身がとても成長します。
ラボキャンプは、
わざわざ知らない人と過ごすのです。
上げ膳据え膳でなく自分たちで食管運びもし、部屋の掃除もし、布団の用意もします。
初めてのこと、初めて関わる性格の子どもや大人、他県の人にもたくさん遭遇し、さらに英語の歌で踊ったりもします。
しかし、自分の頑張り次第で楽しくなります。
自分自身を知る機会にもなります。
色々なファミリーの子育ての様子を間近で見れます。
家族を持つということの本当の責任感も育ちます。
こどものすごさ、純粋さ、自由さも学べます。
殻を破ることの楽しさを実感できます。
これらは、受け身のアミューズメントパークのレジャーとは大きく異なります。
受け身の観光は、年を取ってからでもいいではないですか~?アメリカのディズニーランドは、おじいちゃん・おばあちゃんのカップルがわんさかいます。仲良く手をつないでね♪なので、私は、ディズニーランドという受け身のレジャー施設は、年を取ってからのお楽しみでいいかな~と、考えるようになりました。(もちろん資金があるご家庭は、両方行ってくださって構いません。うらやまし限りです。しかし、受け身のレジャーに慣れると、自分から働きかける遊びが面倒に感じる体になる可能性もありますので、ほどほどに・・・。砂糖の甘さを知らない方がいいことも時にはあるということです。いずれ知ってしまうのですから・・・)
ラボのファミリーキャンプは、子どもが小さいころこそ参加できる行事です。(大きくても参加できますが、子どもに拒否される可能性もありますので・・・)受け身でも楽しるけれど、自分から働きかけるとさらに楽しめ、親としての自分も必ず成長します。
すてきな老後を2人で迎えるためには、パパさんはママと一緒にこどもを育て、大変さと楽しさを分かち合うことも絆を深める一つの方法です。
毎回キャンプから帰ると、なつみと事後シェアをする私ですが、みなさんはいかがでしたでしょうか?
ファミリーキャンプにご夫婦で参加された方は、ぜひ2人でキャンプの話題から子育ての話題、物語の話題、自分が育った頃のことなどたくさん話をしてみましょう。
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3日後に迫った黒姫ファミリーキャンプに、去年に引き続き参加します。今年は、どんなファミリーと交流できるかしら・・・?去年参加された方はいらっしゃるかしら・・・?どんなシニアメイトと出会えるかしら・・・? 今年は、パーティから我が家を含め6ファミリーが参加します。ラボへのご理解と、参加出来る環境に住まわせていただいていることに感謝をしながら、楽しみたいと思います。
また、ラボ・パーティの45周年、ラボ国際交流の40周年の節目となる年、そんな大事なときにラボの交流活動をパーティのみなさんに紹介できることをとてもうれしく感じます。
思いっきり楽しみましょう♪ラボの活動と全国のご家族との出会いを。新しくなった集雲堂での父母交流会も楽しみです。
さて、昨日は地区の中高大生一日ひろばでした。
パーティから、実行委員として2名、参加ラボっ子として3名がお世話になりました。行事を経て、地区のラボっ子とまた一つ絆を作ってきたようです。新学期早々にあるこの行事に参加できることは、モチベーションアップにつながるな~と、しみじみ感じました。
新高1のたかと・しょうたも参加していました。中学から高校に上がるときは、受験で休会をしていた子は無事復帰できるかドキドキです。しかし、サッカー少年の二人は、忙しい中学時代をなんとか乗り切り、ラボっ子として帰ってきてくれました。
サッカーは楽しくやりたい、そんな気持ちから、高校ではサッカー部には入っていません。正直なところ、二人がここまでラボを続けることが出来るとは思いませんでした。ご家族の支えあってのことと、本当に感謝しています。
二人は、発表会でも苦戦続きで、なかなか英語も出ないところもありました。しかし、着実に色々なことが育っています。とても魅了ある若者たちです。
昨日のひろばに刺激を受けてか、今日は、シニアメイト年間登録の用紙とサマーキャンプの申込書を提出してくれました。中学で部活一色だった分、高校ではラボの地区・支部活動に出て、異年齢の活動の楽しさ、違うパーティのラボっ子と触れ合う刺激、自分が高まる快感を感じてきてほしいです。いろーーんな高校生の行事に出てほしいな~。
そんな二人への期待はとても大きいですが、それはちょっと横に置いていおいて、たぶん思春期真っ只中の二人。ラボを長く続けれた今の自分がいることは、家族の理解と協力あってのことという事だけは、しっかり伝えていきたいと思います。
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今週は、どのグループも夏発表のお話決めをしています。今月は、週替わりで一回テーマ活動をしてきたのですが、いよいよ一つに絞ります。
昨日の岐阜北グループでは、「だるまちゃんとかみなりちゃん」「うみのがくたい」が残り、話し合いの末「うみのがくたい」に決まりました。話し合いの末の「あれれ・・・?」というどんでん返しの結末でした。
そして、今日は自宅木曜グループと金曜グループの合同ラボです。「ももたろう」「太陽へとぶ矢」「バッファローのむすめ」から一つに絞らなければなりません。
「バッファローのむすめ」を押していたりょう(小4)は、一週間の聞き込みで「太陽へとぶ矢」に変わっていました。しかし、先週「バッファローのむすめ」を一回動いて気に入ったのか、りな(年中)は、どうやらこの物語が発表したくなったようです。この大人びた物語を好きになってくれたことがうれしくて、やはり一回テーマ活動も大事だなあと思えました。しかし、りながことばでみんなを説得するまではいかないので、ごめんなさいとなりました。
さて、「ももたろう」「太陽へとぶ矢」希望者は真っ二つでした。どちらかというと幼児さんに人気の「ももたろう」。小学生はほとんど「太陽へとぶ矢」です。両方のグループが、おススメのところを意見し合い、お気に入りの場所を全員で動いてみたのですが、決まりません。
「どっちでもいいよ~」という風に妥協し始める小学生。話し合いの重い空気に「つまらん~」と言いながらお絵かきを始める幼児さんもちらほら・・。
いろいろありましたが、最終的には小学生が小さい子に合わせた感じで「ももたろう」となりました。
「どっちでもいい」という意見を出した小学生はいくつかのパターンがありそうです。
「動いたら両方楽しくなって、どっちになっても大丈夫」というテーマ活動好きな子。
「ここは空気を読んで小さい子の気持ちに寄り添おうか・・・」という先輩らしい心意気の子。
「小さい子は一度決めたら、どんな理由を出そうともなかなか変えられず、自分がやりたいのから動かないから、仕方ないね~」というあきらめモードの子。
「本当にどっちでもいいんだけど~」という、ちょっと聞き込みが浅かった子。
いろいろでしたが、何とか決まりました。今回は泣く子がいなかっただけ平和的解決でした。
どのラボっ子も、7月には「発表楽しかった」「ももたろう大好き」という風になっていることでしょう。そういえば、サマーキャンプのテーマも「ももたろう」に変更になりましたね。キャンプに参加する予定の子は、パーティで取り組んだ「ももたろう」と、キャンパーと取り組む「ももたろう」と、二倍楽しめますね。
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今月は、夏の発表に向けどのグループも一回テーマ活動を楽しんでいます。今日珍しく風が強く寒さを再び感じる日でしたが、岐阜北夜グループのラボっ子たちは、「はるかぜとぷう」と「バベルの塔」を動きました。
「はるかぜとぷうを聴くと、眠くなる」
「ラボランド行きたい~。今年は夏キャンプ行くぞ~」
「聴くとのんびりして穏やかなのに、動くと結構激しいお話やね」
「今日の風みたい」
「風って見えるの?」(←これは、まいちゃんがボソッと言って、みんなが大笑いしました。「お話やで~」って。でも、そんなことに気づくなんて、なんてピュアなんだろうと思いました。)
「バベルの塔って、もっと細長いタワーみたいなのイメージしとったけど、違うかも。天まで届くっていうからそんな気がしたけど・・でも違うみたい」
「人間の欲はすごい」(←しゅんくんは、いつも悟りを開いたお年寄りのように、どっしりと考えを話します)
「考えとること同じでも、言葉が通じんのってうちらもあるよね。一人一人の考えも全然違うし」
「おばあさんは、よくことば覚えとれたね。年とってるのに」
・・・などなど、二つを動いてみましたが、やはりラボっ子は現在の生活に引き合わせてイメージしているようです。
「はるかぜとぷう」を動いて今の季節。「バベルの塔」を動いて自然と人間の関係。
さあ、来週はお話決めです。何になるかな?2カ月でどこまで深めれるかなあ?楽しみです。
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いよいよ入学・入園、新学期スタートの週。今週からラボ活動も、普段通りの時間で行いました。
(岐阜北 夕方グループ)
あきとくんのママが参加。「お話を動くって、楽しいんですね!でも意外と動けないものですね。ラボっ子ってスゴイ。こどもたちは動く前に絵本(太陽へとぶ矢)からでも色々なことを気付けるんですね!」と、楽しんでいただきました。
そして、送迎の時ずっと一緒についてきていた、あきとくんの妹、みんなのアイドル2歳のあおはちゃんが来週から仲間入りします。新しいメンバーで、ますます楽しみです。
(岐阜北 夜グループ)
恒例の制服写真を撮りました。新中1は、なんと5人もいます。同学年がたくさんいるって嬉しいね。小学校が違っても中学で一緒になる子もいます。不思議な感じだね。
ピッカピカの、かなり大きめの制服を着たみんなが、とても素敵で抱きしめたくなりました。(頭をなでなででだけにしましたが・・・)
新高1は、カッコいい!
今週からこのグループに入ったなおきくんは、少々緊張気味。みんなが大きく見えるね。なつかしい「おどりトラ」を動きました。
(木曜プレイルーム)
3才さんが、3人夕方のラボに変わり、1人がお引越し。寂しくなるなあ~と思っていたところ、先月から仲間入りしたみくちゃんと、今週から仲間入りのもあちゃんのおかげで、女の子3人のかわいらしいプレイルームのグループができました。
一番小さいけど、ラボ歴は一番ながい楓ちゃんは、なんとなくお姉さんのような感じがします。ふしぎ。「ぐるんぱ」になった私を、みんなが優しく洗ってくれました。
(木曜夕方グループ)
3歳の二人が新メンバーに加わりました。どうなるでしょうか・・・?無事ママから離れ、最後までラボ活動を楽しめました。すごいな~。今まで可愛がってくれた大きなみんなのおかげだね。そして、プレイルーム時代に寄り添ってくださったママのおかげ。小さな子は、本当にかわいい。お世話するみんなも本当にすてき。「まよなかのだいどころ」で、思いっきり声を出して動きました。
(金曜グループ)
知らない間に、みんなで二階へあがり、かくれんぼをしていたようです。今日からメンバーになる3歳のあやちゃんも・・・。あれれ、びっくり。元気に「ももたろう」を動きました。
いつも主役をやるりょうくんが、今日は「さる」???そうだ、りょうくんのニックネームは「さる」だった。おさるさんが大好きなんだよね。「ももたろう」のさるも、木から木へ飛び移りながらついていく表現でした。
(土曜グループ)
受験から復帰したタカト。笑顔が増え、優しくなり、(弟がお休みだったから・・?とも思いましたが・・・)サッカー部部長と受験の圧迫が取れたんだな~と、思えました。
「サマーキャンプ、今年は行こうかな~」と意欲的な声も聞けて、感激しました。よくぞ、サッカーと両立して、国際交流も参加し、今までラボを続けてこれたね。これからだよ!!もっともっと世界が広がり、ラボのすごさ、ラボの楽しさがわかるのは。
みかんも、高校が誇れる部活の一つであるハンドベル部の部長として、がんばっています。「新入生の入学式も、みんなの前で演奏してがんばってきたよ~」と、嬉しそうです。就職に向けての一年になりそうですが、最後のラボっ子としての1年を充実して過ごしてほしいです。
ラボっ子たちの元気な声で始まった、新学期でした。
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春めいてきましたね。ピンク色の朝焼けのお空の後は、きらきらしたお日様が顔を出し、あたたかな空気がお部屋いっぱいに広がっています。
その普通のあたたかさ、ありがたさ。
同じ日本に居ながら、こんな狭い列島に居ながら、寒さで過ごしている方、狭く苦しい生活を強いられている方、命と引き換えに働いている方、会えない家族を探している方、いろいろな方がいらっしゃることを思うと、日本の狭さと広さを感じます。
さて、なかなか日記を更新できないでいました。
世間で起こっていること、ラボの行事で中止になったものの対応、そして通常と少し違う形で行ったパーティ内の交流発表会、お引越しラボっ子とのお別れ、終了式という節目の娘たち、日常と変わらない研修会・・・。矢のように過ぎ去った半月でした。
春の交流発表会では、バザー売上金をすべて義援金に回したこと、「ひとつしかない地球」を会の最初に全員で歌ったことがいつもと違いました。
「ひとつしかない地球はいつも歌いたい」
「なかなか募金ができないけど、バザーを通して募金できてうれしい」
「みんなで募金できるなんて、ラボってやっぱりすごい」
などなど、ラボっ子たちから色々な声も聞けました。
さて、地震が自分の土地で起こることも近い将来でしょう。ラボのライブラリの中の「ノアのはこぶね」を聴きながら、それは私の中で確信に近くなっています。地震でなくても、原発問題もありますから、どのような形であれ、ノアの時期であるかもしれないと心の中で確かなものと思えてしかたありません。
節電による暑さ対策が、新聞に載り始めました。私は大丈夫です。毎年ラボのパーティ時間以外は、ほとんどエアコンはつけていません。もちろん、扇風機や保冷材は利用していたので、こちらも今年は考えないと。
食糧不足も考えられます。私は大丈夫です。普段から粗食です。健康、環境、動物愛護、などなどいろいろ考え、雑穀ベジタリアンです。これからは、玄米の日を増やし、週に2度ほどいただいていた卵も減らそう計画です。
車なんかに頼っていられません。去年は、自転車率が高かったのですが、その分譲り受けた電動自転車頼りでした。電気があるうちは電動自転車、なくなれば普通の自転車かあるけばいいでしょう。
テレビも去年無くしたので、テレビによる娯楽がなくても平気です。パソコンは頼っていますねえ。電磁波も心配ですが、テレビや新聞と違い、パソコンはスポンサーによる隠ぺいがないので、情報が正しく入る利点もあります。これは、つながっている間は、利用しましょうかねえ。
そんな風に、毎日を振り返りながら、子どもと向き合い、ラボのことを考えて、ゆったりした時間をありがたく過ごす春休みです。
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被災地の方、心からお見舞い申し上げます。パーティもあることと思います。ラボっ子も住んでいることと思います。
我が家はテレビを置いていませんので、新聞の写真を見て、またパソコンのトップページの記事で様子を知りました。きっとテレビの映像の方が地震や津波の大きさがわかるのでしょう。本当に心が痛みます。
ひとつしかない地球、ひとつしかない日本です。
チェーンメールか?と思いながらも、ラボファミリーのみなさまには、「電力を節約すること」、「避難場所での過ごし方」を、メールさせていただきました。
両方、とても信頼できる、またボランティア活動に意識の高いパーティのラボママさんからのメールだったこと、これを機に、意識するべきことなのではないか?と思い、パーティのみなさん全員にメールした次第です。
なつみも、電力節約の同じようなメールを何通も受け取っていました。これがメールのいい意味でのすごさ、怖い意味での恐ろしさなのだと思いながら、二人で夜まじめに色々な話をしました。もっとも、電力節約のために、ほどほどで寝ましたが・・・。
さて、昨日今日と、中日新聞に物資のお願いが載っています。これも、ラボママさんのお姉さんがやっていらっしゃる、ボランティア団体の記事ですので、ご安心ください。
「羽島市NGO、アジア太平洋子供救済センター この指とまれ」
大きめのタオル、紙おむつ、生理用品、ウエットティッシュ、せっけん。いずれも新品で、一人5品まで
18日以降現地に運ばれます。
スタッフが限られているため、持ち込みの受け入れをやめ、郵送のみ受け付け。
501-6273 羽島市小熊町2-365 まで、
送り主を明記の上、18日必着で。
先ほど、6年前受け入れをしていたミルザから、電話をもらいました。日本の家族をとても心配してもらっていました。あたたかなきもちになります。
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「かさじぞう」を動いているグループがあります。
”もっこふんどし”が出てくる、東北地方の「かさじぞう」を取り上げたラボライブラリですが、最初は戸惑いました。えっ・・・?!。なにもこれでなくても・・・自分が知っている「かさじぞう」の方が美しい気がして・・。しかし、聞けば聞くほど、動けば動くほど、味わい深くなってきています。
家にあった「かさじぞう」の絵本は、売れ残った笠をお地蔵様にかぶせて帰ってきたという話でした。
ラボの「かさじぞう」は、売れ残りではありません。木を売りに行くときに約束して、買って帰った笠です。そこが、なんだかすごく気に入りました。
さて、今月に入ってから、個別ママラボ会をずっと行ってきています。毎年恒例の、私と一対一でゆっくり話す時間を、お母さまに作っていただいている大事な父母会です。
その中で、「かさじぞうは、いい話なのに、最後の一行が残念!」という意見がありました。
「あしたからは木なんか切らなくてもいいわな」が、とても引っかかるとのことです。
「木なんか・・」です。そんな気持ちで切ったいたのか・・・?そんな気持ちで切っていた木を売っていたのか・・?それがどうも気になったようです。
ラボライブラリを聴く活動は、ラボっ子ばかりではありません。大人も一緒に聞いて、不思議なこと、面白いことなどをたくさん感じたり、それを子どもとシェアしたり、子どものことばを受け取ってほしいと思っています。
なので、そのお母さまの意見、面白く聞かせていただきました。お母さんもしっかり聞いてくださっているなんて、なんて幸せなご家庭だ・・・と、思いながら・・・。
で、私もちょっと考えてみました。
確かに、あの一言は少し残念。
しかし、そんな言葉が出るほど、木を切ることは大変、東北地方の寒さは大変、おじいさんになってもずっと木を切る仕事を続けていることは大変なことかもしれないなあ~、だからぽろっと本音が出たのかなあ・・・?とも思えました。
物語には答えはありません。何かのことばに引っかかる。それを仲間に伝える。そこから広がる。それが楽しい活動になっていきます。気づかせてくださったお母さま、ありがとうございました。
さて、ライブラリには、同性としての理想の人物もたくさんいます。かさじぞうのおばあさんも、その一人になりました。
「米や餅は買わないで帰ってきた」と言うおじいさんに、
「じいさん、じいさん。そりゃよかった。 Gramps,Gramps. That was a nice thing to do.
おらたちはお湯飲んでねるとしましょ。We'll just drink some hot water and go to sleep.
六地蔵さまに正月させてやりましょ。 The Six Jizo can celebrate the New Year.」
と、返します。
これぞ日本女性という感じがして、カッコいいなあ~と思いました。
まずは、相手の行動を受け入れる。認める。すごいな~。
前後の文を聞いても、おじいさんはおばあさんに対して、ちょっと申し訳なく思っている感じです。でも、おばあさんは、おじいさんを立てて、自分たちのものを買わなかったことをさらりと流します。おじいさんの地蔵に対する優しさとは、また少し違った優しさ、心配りを感じます。ラボっ子は子どもなので、こういう感じ方はしないかもしれませんが、大人でも物語はたくさん学びがあります。
おばあさんのこのことば、なかなか言えないな~。
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GWに黒姫ラボランドで行われる、全国ファミリーキャンプ、申し込みが始まりました。
ファミリーキャンプは、何度行ったことでしょう・・・。
全国ファミリーキャンプがなかった頃の、中部支部主催の佐久島キャンプに2回、同地区のテューターが主催される黒姫ファミリーに3回、そして、この全国ファミリーは今年で3回目となります。
なつみと参加した頃のキャンプの記憶はほとんどありません。そのあと、レギュラーキャンプで何回も黒姫や大山をラボっ子たちと訪れ、だんだんキャンプの思い出が上書きされてしまいました。
しかし、。今ラボが大好きで、長くテューターを続けている根っこには、家族で参加したキャンプの思い出もあることは、間違いありません。
今年は、どんなご家族とご縁があるでしょう?
去年お知り合いになったファミリーは、いらっしゃるかしら?
ファミリーキャンプは、子どもたちが小さいころの期間限定。パーティのラボっ子・ラボファミリーのみなさまと一緒に参加できるのも、あと数回。
2か月後に迫ったファミリーキャンプ、今からとても楽しみです。
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