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<愛らしいに拍手>
今日は土曜参観と小学校の秋の音楽コンサート。参観したのは、一年生の「おおきなかぶ」の発表。
頭につけた<役の絵>、そして照れくさそうな笑顔で父母の前での発表を見せてくれた。
教科書を広げて「大きな声ではっきりと」読み上げるナレーション役の子に合わせて、
役の子が次々にかぶを抜く。ま、その辺はもちろんラボとは似て非なるもの。敢えて言及しないが。
全く別ものとして見れば、親の見る前で緊張しながらも、それなりに役になりきって、おじいさんぽい動きをする子や、
ネコやネズミになりきって、小さくまるまっている子もいて、先生から褒められていた。
最後はひとりずつ「○○役の○○○子です。」と自己紹介。代表が感想も言って終了。
なにより「こんなに上手にできましたー」という満足気な様子に、こちらもつられて笑顔に。
私から見たら、ラボっ子なんだからもうちょっと活き活き表現できるだろう~というどころか
あまりのクネクネぶりに、オイオイ・・と頭を抱える私に、
息子は、「ママー!見てたー?僕がんばりすぎちゃったよ。」と後ろを振り向いて、叫んでいた。
それなら、良かったね。。。本人が頑張った!と言えるならそれが一番、と思って、私も笑顔で帰途についた。
午後からのコンサートのために、2時間半程時間が空いたので、帰宅途中にある神奈川近代文学館に寄る事にした。
<乱世に感慨><ゴヤで涙>
文学館では、スタジオジブリが描く乱世「堀田善衞展」を開催中。
幼少からコスモポリタンとしての眼を身につけていた作家・堀田善衞さんの作品には、
世界中の戦乱・争乱の渦中における人間を冷静にみつめる第三者的な眼が一本筋を通しているように感じた。
現代の「実感のない乱世」、まさに実感のない我々に対して、少し考えてみてくれと投げかけるのは、
堀田さんご自身の作品と、堀田さんを尊敬し、大変影響を受けてきた宮崎駿さんのスタジオジブリ。
宮崎さんの言葉で、こう書かれていた。
「堀田さんは海原の中に屹立している率つ巌のような方だった。
潮に流されて自分の位置が判らなくなった時
ぼくは何度も掘田さんにたすけられた」
一旦興味を持てば、現地まで赴き、実際に自分の目で見ることにこだわり抜いた堀田さんは、
世界各地の争乱の現場に行かれるだけでなく、ゴヤの作品を(私蔵に至るまで)訪ね歩き目にしていらした。
ゴヤについての全四巻は、深い考察による作品で、ひとりの宮廷画家が乱世の社会の中で、芸術家にまで到達した道筋、ゴヤの内面と技術面を追求されている。
ソファ付きの映像展示では、ゴヤの作品が13分に渡って映し出されていた。
「着衣のマハ」「裸のマハ」を始めとして、肖像画や、「黒い絵」と評される絵があるという程度の知識だった私にとっては、
大変衝撃的なゴヤの戦乱下の絵に、吐き気すら感じ、何度かソファを退いた。
戦乱下に置いては「もはや敵も味方もない」という現実。それを傍観する第三者的な眼を持つ芸術家。
そこに共通点があったのだろうと思う。
・・・しかし、私の語彙力では、伝えきれない展覧会で感じ得たもの。
ぜひ皆さん自身で足を運んでみて下さい。としか言えない。
二本立てだった、スタジオジブリが描く乱世は、絵コンテの数々という感じ。
てっきり映画化されるもの(次回の作品か)と思い込んで、「ぜひ見てみよう!」と
心に決めて、さら~っと眺めてきた。
帰宅後ジブリのHPをチェックしたら・・・
「堀田善衞作品のアニメーション映画化を試みる」という仮想のもとに、
視覚的に表現しました。」とのこと。(涙)
もっと、しっかり見てくれば良かった・・・・。無念。
そんなわけで、これから見る方は、しっかり見て来ましょう。
<音楽会でポニョ>
(少々の吐き気と重い気持ちで)文学館を出て、再び小学校へと戻り、
子どもの音楽コンサートを聴いた。
一生懸命練習した成果が発揮された素晴らしいコンサートだった。
最後に全校生徒で歌った(目の前の六年生は歌ってなかったが・・・苦笑)崖の上のポニョに
ちょっとしたスタジオジブリとのつながりを感じ、不思議な気持ちに。。。
<余談>
実は、先日、ラボママから「どんぐりを預ける銀行があるんですよ!」と聞いて、
さっそくランドマークプラザにある「どんぐり共和国」に家のどんぐりを預けに行った。
通帳を作ってくれて、貯めたどんぐりを10月某日よりお買い物券化してくれるとの情報だったが、
いただいた紙には、「どんぐり銀行の出張所です。」という言葉。
どうも100どんぐりにつき、苗木ひとつに払い戻してくれるというエコプロジェクトらしい。
それはそれで、素晴らしい取り組みだわと、ショップ内を物色して・・・
駐車場代を浮かすために、2500円以上の買い物を強いられた。(笑)
入り口がトトロだったこともあり、どうもジブリ作品の店らしいなと思いきや、
店の入り口にはかこさとしさんの「だるまちゃんグッズ」。
これは、どういう店だ?と調べると、ベネリック株式会社とのこと。
ウルトラマンや絵本のキャラクターのショップ、レゴ・クリックブリック、ムーミンにブルーナ・・・
たくさんのショップがあるらしい。
企業理念やキャッチプレーズは「私達は感動できる人間の集まりです」だそう。
(私も、私も~。)
↑と、最後はこんな締めで良いのか・・という終わりですみません。
少々腰の重かった、三鷹の森ジブリ美術館へも今度行ってみたい。
そして宮崎駿作品をもう一度見直してみたい。
それより先に堀田善衞さんの作品で読みたいものがたくさん。
義母が息子に送ってくれた図書カードが、私を誘惑・・・。(苦悩)
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銀座の「こどもの本のみせ ナルニア国」に続き、神奈川近代文学館にて開催された かこかとしさんの原画展と講演会。
(神奈川近代文学館での講演会については、近隣のテューター、ぼっくりさんのHPに日記が掲載されています。)
私も加古さんのお人柄、そして語り口に魅せられ、とても素晴らしい時間を過ごす事ができました。
私は、子どもの頃読んで大好きだった絵本がありましたが、タイトルが思い出せず、
絵本の挿絵は鮮明に覚えていて、<山盛りのにんじん><レンガで作ったピアノの建物>などが目に焼き付いていました。
かこさんのグッズとともに並べられた絵本の中に、「にんじんばたけのパピプペポ」があり、
何気なく手に取って・・・「こ、これはーーーーーー!!!!」
と、30年ぶり位の絵本との再会を果たし、感動で胸いっぱい、小雨もなんのそので足取りも軽く帰宅した夏でした。
夏明けのパーティ、プレイルームでは「だるまちゃんとかみなりちゃん」を楽しみました。
毎週楽しくて、楽しくて、仕方がなかったです。
最初は全員がだるまちゃん。テューターがかみなりちゃん。みんなテューターかみなりちゃんが泣いていると、
「だいじょーぶー?」となぐさめに来たり、「取ってやるよ。」とライブラリーのセリフが飛び出したりしました。
ラストの1回はみんな好きな役を自由に選び、なんとだるまちゃん役が0名。
テューターがだるまちゃん役で、かみなりちゃんを助けるべく、頑張りました。(笑)
最後の場面で、かみなりちゃんのおうちの皆さんにお礼を言って、お土産までもらって、
(おばあちゃんの?)傘を使って急降下。
おうちに帰ると、今度は全員がだるまちゃんの家族になってくれました。
母1「だるまちゃん、どこ行ってたの?」「お兄ちゃんどこ行ってたのかしらね?」
子1「いなかったねぇ。」
テューター(だるまちゃん役)「あのね、かみなりちゃんが落ちて来て、友達になってね。
かみなりまちに遊びに行って来たよ。プールも行ったしね。・・・」
母1「え?だるまちゃん、泳げたの?泳いだことないわよね。」
子1「ニコニコ」(本当は溺れたのを知っているから。)
母3「雨ふってたでしょう?」
テューター「降ってなかったよ。晴れてたよ。」
子1「どうして?」
テューター「だって、雲の自動車で空のたか~~~~いところまでいったもん。」
母2「雲の自動車ってどんなの?」「どんなのだろうねぇ」
子2「どんなのー?」
テューター「こーんなので、こーんな風に乗ったんだよ。」
母1「怖くなかった?」
テューター「全然。怖くなんかないよ!」
母1子1(クスクス笑う)
母2「おやおや、私の傘が・・・。これどうしたの?壊れてるけど。。。」
テューター「(目をそらして話を変える)お土産もらって来たんだよ。ぼくはお腹いっぱいだから、みんなで食べていいよー!」
というわけで、全員が役になりきって、楽しいテーマ活動ができました。
お土産はこちら↓

子ども達はガツガツ一気に食べてしまうものと思っていたら、
Mちゃんは、大事に大事に、(たった3つしかないのに・・)つのから食べてました。
2つを持って帰るか、悩んだ末に、もう一個食べ、「これは持って帰る!」と宣言。
しかしお姉ちゃんのお迎えに行くことを考え、やはり今食べてしまうことに。(笑)
かみなりちゃんのお母さんも喜んでいることでしょう!
今、発表に向けて取り組むキディさんたちにも、なんとだるまちゃんからお手紙が来ました。
「たくさんもらったので、みんなにわけてやるよ。」とのこと。
だるまちゃんからの思いがけないお裾分けに、キディさんたちも喜んでくれました。
がらがらどんじゃなくて、だるまちゃんのCD聞いちゃうかも・・・。
キディさんが分けてもらったお土産はこちら↓

だるまちゃんは毎年取り組んでるつもりでしたが、よく振り返ってみると
2年ぶりということがわかりました。
今のキディさんの中で、つのつきクッキー食べたことあるのって・・・?
新入会の方々はもちろん、ほとんどが初めてだったらしく、びっくりしました。(ごめんね)
粉やバターの都合で、お母様方の分までは無かった・・・と風のうわさに聞きましたよ。
では、来週はプレイルームもがらがらどんで楽しみましょう♪
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遅ればせながら・・・(苦笑)
夏休み明け第一弾として、キャラバン隊の皆さんをお迎えしてから、
ようやく通常パーティが始まりました。
先週は、プレイルーム、キディクラス共にそろっての全員参加!
久々の再会に笑顔、笑顔の時間となりました。
夏休みとテューター都合により、思いもかけず長引いたラボの空白でしたが、
ブランクにも負けず、子ども達は楽しみに来てくれているようで、良かったです。
ライブラリーも、あまり聞けていないとお母様方から聞いていたわりに、
えーけっこう聞いているじゃぁないですか!という印象を受けました。
(皆さんのモチベーションが高いのか、はたまた私がオニの形相で?聞け聞けと熱く語っているからか?)
プレイルームでは、人生で初めての発見、お絵描きしてみようかなという気持ち炸裂、などなど
毎週毎週が成長の嵐。相変わらず刺激的であり、可愛くて癒されます。
みんな張り切って大声張り上げて歌ったり、精一杯踊ったりしてくれています。
互いの名前や顔をそろそろ認識してきたらしく、Helloでは互いの名前を言えるようになってきたり、
Good-byeもテューターに対してだけでなく、クラスの仲間や、その親御さんにも手を振るようになってきて、
嬉しい限りです。
Good-byeの際のHugを恒例にしていますが、テューターにHugするだけでなく、
「他のママにもHugしてね~♪」の声掛けを待たずに、そそくさとあちこちのママめぐりをしてくれていて、
お母様方もスキンシップを通して、愛おしさが増すといったところでしょうか。
また、キディクラスでは、私の近々の目標でもある「仲間同士での関わりを多く」という事を念頭に
再会を喜びながらも、ソングバードやナーサリーライムスを通して体と心をほぐしていきました。
こちらの心配をよそに、一回りもふた回りも成長したキディさんたちは、
新入会の子も含めて、手をつないで輪になったり、2名ずつに別れての挨拶もあちこちでできたり、
年長さんや小学生が年少さんの面倒をみたりしながら、仲良く活動しています。
以前のように、ちょっともめそうな事が起きても、うまいこと仲裁してくれる子が出たり、
「テューター」と半べそかきながら助けを求めることなく、自分達の言葉で伝達し合って
解決できるようになり、私はすごいなぁ~~~と高見の見物状態で、見守れることに驚いています。
年齢に幅が出たことで、年少さんでも少しゲーム性の強いものや、
ルールを理解していないと面白くないものなども取り入れる事ができ、楽しくなってきました。
だからと言って、単なるお遊戯的な振り付けの歌は歌わない!という子も、今のところまだいないので(笑)
面白いくらい素直に元気に歌ったり踊ったりしています。
相変わらずGood-byeのHugすらも、恥ずかしがらずにぎゅーーっと抱きつきに来てくれます。
(このメンバーが小学校の高学年になって、Hugしてくれなくなったら、淋しいなぁ・・)
普段から、あっちペタペタ、こっちペタペタと、よくテューターのことを触りながら、
話しかけてくれるので、互いに触られ慣れているのかもしれません。
この年代は特に、たくさんのスキンシップと言葉で愛情を伝えて、心の拠り所を得て欲しいし、
それを元に、安心して冒険したり挑戦したりして欲しいものだと思っています。
時に背中を押した時にこそ、普段のスキンシップが生きて来る気がします。
ところで、キディクラスの皆さんには、サプライズで5周年のお祝いをしていただき、嬉しかったです。
有り難うございました。
テューターが祝っていただく・・・というよりも、
そのイベントを通して、子ども達が成長できる何かのきっかけになればと
周年行事や発表会を行なうテューターが多い中、私も何かできればと考えている最中でしたので、
大変驚きました。
お母様方とラボッ子達がこっそり練習?打ち合わせ?している現場に、うっかり通りかかってしまい、
皆さんを大変動揺させてしまったようですが、
まったくもって鈍感の私は、そんないつもとは違う皆さんの動きにも気付かず、
「はい、始めるよ~~~!」と、さっさとパーティを始めてしまったりして、
更に動揺させてしまったそうです。申し訳ない。。。(笑)
気が動転して写真も取れなかったとおっしゃっていましたが、私の脳裏に焼き付いていますので、ご安心を。
<テーマ活動>
プレイルームは、来週(10月に突入ですが)そのまま「だるまちゃんとかみなりちゃん」を続けてやります。
ラストまで通して動けるといいなと思います!
キディさんは、来週は「さんびきのやぎのがらがらどん」です。みんないっぱいCD聞いてきてね。
というわけで、本格始動です♪
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昨日はテューターの秋の研修、初日!
昨年の西新宿での研修が大変素晴らしく、テーマ活動の面白さ、奥深さ、
そしてまたもう一度やりたいと思わせてくれる実りの多い研修だったため、
今年の秋も楽しみにしていました。
しかし、結局、午前中の通院と、鼻血と頭痛のためにやむなく欠席。
翌日のキャラバンに備えるかたちとなりました。(残念・・・)
神奈川のキャラバン隊(大学生ラボっこ)は、希望の日程で申請書を出して、抽選待ち。
「当たると良いね。」「この日程で来てくれると良いね。」とドキドキしながら
見切り発車!?で事前に「うみがたずねてきた」に取り組み、心待ちにしていました。
Summer Special Eventと呼んでいる3パーティ合同での、夏の集中パーティ交流会は8月。
野外活動をしたのでした。
海へ実際に遊びに行く・・・のではなく、海の生き物がうちに訪ねてくるのだから、
物語の内容的には室内でも良いかもねなどとテューター間で話し合いながら、
やはり夏活動でしかできないことを優先して、交流会の内容を詰めたのでした。
小学生高学年のミニシニアとしての活躍の場、人前で話すことに慣れる自己表現の場、
キャンプ未経験の子、プレイルーム年代の子たちにも疑似キャンプ体験を、
そしてなによりパーティを越えた交流の場、縦長の異年齢でのグループ活動などを盛り込んでいます。
そんなSSE第一弾は、8月1日だったので、本日で既に一ヶ月は経過しています。
みんなの持っていないライブラリー「三本柱」の中の作品であることから、
自宅でCDを聞いたりすることができないので、覚えているかな?と
前回持ち寄った「海の生き物の絵」を壁に張り巡らしておくことに。
キャラバン隊の皆さんいわく、「ライブラリーを持ってない、おはなしを聞いた事がない
なんてことは、想定範囲内。」とのこと。
「持っていない、初めてこの物語と出会う子でも、絶対に一緒に楽しめますよ!」
という力強い言葉と共に、スタート時間前にメンバー全員でテーマ活動の最終チェック。
「声、もうちょっと張って!」「そこのナレーションゆっくりめで!」
そんな声掛けに磨き合い、今日のメンバーならではのT/Aを作り上げていました。
「Welcomeという気持ちを伝えたい」「最初にしっかり大学生の名前と顔を知らせたい」
という要望を伝え、最初に3パーティのラボっ子がアーチを作ってお出迎え。
そしてゆっくりじっくり自己紹介をしてもらいました。
他地区からわざわざ集まって来てくれたメンバーや
色々な場面で良く会う同地区のメンバー。
あだなを大きな声で呼んで、(キャンプの雰囲気でしたね!)すっかり知り合い気分になりましたね。
優しい・・と言っても変に子どもに媚びる事なく、対等に、一人間として扱ってくれるキャラバンの大学生たちに
子ども達は目を輝かせて、引き寄せられていきました。
子どもの扱い(という言葉はきらいですが)が上手く、あれよあれよという間に、
縦長異年齢のグループを作り上げていくのは、お見事!の一言。・・・スゴイ
1・2歳児から小学校高学年までのメンバーが、一緒になって、海の生き物の表現を考えている姿に、
「高度なことしてるよね。」「うちの子も、なんとなく入ってるわね。すごいね。」と
お母様方から賞賛の声があがりました。
おはなしたどり、おはなしに因んだゲームでおしまいかと思いきや・・・
結局最後には全員で通してT/Aをやってしまう所も素晴らしかったです。
キャラバンの6人が表現していた海とはまたひと味違った、海。
多くの生き物が秩序良く!?ワラワラと漂い、泳ぎ回る姿は、海そのものでした。
カニになりきって横歩きしていて、時折ママやテューターと目が合っては、はにかんだり。
口パクで「ぼく、今鮫やってんの」と報告しながら鮫をやっていたり。面白かったです。
最後に車に気をつけながら一列に並んで帰る姿には、哀愁すら感じられて、思わず主人公のように
「夏も終わりだな・・・」とつぶやきたくなる心境でした。
受験のための塾通いで、忙しくなってきた高学年の子達が、幼児期のままの笑顔で
仲間とヤドカリになって、相撲を取りながらも列を崩さずに帰って行く様子が微笑ましく、
そして何かホッと温かいものを感じるのでした。
グッピーシュワッチの掛け声の一体感は、素晴らしく、楽しかった~と声に出す子も出さない子も、
顔を見れば一目瞭然。
それを見守るお母様方の顔も思わず緩む微笑ましさでしたね。
交流タイムは、子ども部屋、ラボママ部屋と軽く仕切って開催。
子ども達が成長したせいか、まとめる大学生の腕が良いせいか、
子どもの移動も少なく、泣きわめくような子もなく、大人は大人でしっかりと大学生と話ができ、
子ども達は子ども達で、しっかり感想コメントの紙を書き、最後にはキャンプソングまで教えてもらって、
楽しい交流の時間が過ごせたようです。
「部活とラボの両立が大変だった」に対して「どうしてラボを辞めなかったの?」の質問。
「続けた、続けられた理由は・・・ラボが好きだったからというだけでは、無理だったと思います。
同じパーティの(ずっと一緒にやってきた)友達や、仲間、それから先輩とかがいたからでしょうね。」
という答えが、本当にうなずけるものでした。
「あなたがラボ嫌だな、辞めたいなと思っていた時の、親御さんの対応は?」という質問に、
「うちの親は、お金払ってるんだから、行きなさい。嫌ならスパっと辞めなさいよ。と言ってました。
そういわれると、ここまで続けてきたし・・と思って逆になかなか辞められなかった。」という答え。
思わず我が子とだぶって見える一幕。。。(笑)
辞めなさいと言えば・・辞めないというタイプだったのかな?色んなタイプがいますからね。
「大学1年で辞めようと思っていたのに、4年まで続けように変わった理由は?」の質問に
「大学生の表現活動や(先輩の)ラボ卒業に向けての発表など、真剣にやるテーマ活動が本当に楽しかったことや、
自分が真剣に取り組めば何でも楽しいんだとわかったから。」と答える大学生。
感動しました。
そう、そこに気付くか、気付かないかは、大きな分かれ道ですよね。
キャンプもそれを学ぶ場のような気が私はします。
自分が「楽しむぞ!」「友達つくるぞ!」と思って積極的、前向きな姿勢で参加するのと、
「行けと言われたから来ただけ。」と受け身で参加するのとでは、同じキャンプも全く違ったものになる。
マイナスの状況をプラスに変えるのも自分、自分が変われば周りも変わる。
そんな事に気付けたら、もうそれこそが国際人なのでは?と思うのです。
中学生で気付く子もいる、高校に入ってシニア経験を積んで初めて気付く子もいる、
そして大学生になってからの子もいれば、ラボを卒業して社会に出てから気付く子もいる。
早い遅いは個性だけれど、それに気付くきっかけだけは、ちょこっと与えてあげたい。
そう思うテューターでした。
大学生がキャラバンとしてパーティ訪問しに来てくれて、それがダラダラのだるだる、ボロボロだったら・・・
ラボを勧めようという気にもならないかもしれません。
しかし、今回もまた、「スゴイ、ラボで育った子って、素敵☆」と感動できたからこそ
テューターとしても自信を持って、ラボで育つ子どもは人間力、社会力に優れていますよ。
国際的な視野を持ち、偏見なく、自分も他人も受け止めるキャパを持っています。
と思わず人に語りたくなる・・・そんな活力をもらいました。
キャラバン隊の皆さん、素敵な時間をありがとう!
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無事に鼻中膈の手術が終わり、昨日退院致しました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
ご迷惑をお掛けした皆様(特にパーティの方々)申し訳ございませんでした。
結果的には、副鼻腔炎の方がひどかったらしく、ポリープまで切除して、
鼻の手術としてはフルコースだったよと医師に言われました。
鼻だけだから・・と内心なめていたら、これがやはり体にメスを入れるという事はおおごとで。
頭痛と歯(歯茎)痛、もちろん鼻は痛いですが、喉の痛み、涙、目やにと
首から上は痛みのオンパレードで、立って動こうにも、振動が伝わってしまい
入院中は、ずっと寝たきりでした。。。
今もまだ、鼻すっきりとはいかず、むしろ鼻血と鼻水?との戦いですが、
外から見た分にはわからないのが有り難いです。
違和感や腫れがひくには2ヶ月位かかると言われていますが、その前に慣れてしまいそうな感じです。
明日は(まだ行けるかわかりませんが)テューターの秋の研修スタート!
明後日には、楽しみにお待ちしていたキャラバン隊(大学生ラボっ子たち)のパーティ訪問があり、
その翌日には、地区のラボ運動会「ラボリンピック」の実行委員があります。
連日なので、無理のないように、様子を見ながら頑張りたいと思っています。
そして、いよいよ水曜からは、通常通りのラボ開始となりますので、
穴を開けた分、夏休み明け最初のパーティをみんなで楽しみたいなと思っています!
合宿の様子、SSE前半の様子など、UPしなければ~と思っていたのですが、
実は、雷にやられてPCが壊れてしまっていて・・・そのまま入院してしまったので、
色々大変でした。
PCがないだけで、メールは使えない、書類は作れない、ネットで場所や天気の検索もできない。。。
しかし、データも無事でしたので、一安心。
今年の分のデータはまだバックアップとってなかったので、写真がぁぁ~~~と嘆いていたので、
良かったです。
ぼちぼち、更新作業もバックアップもしていきまーす。
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今日、メッセージ箱にメールがあるのを見つけて、見てみると・・・。
昨年のファミキャンでご一緒した<まるりんさん>からのメールでした!
私の人生初のハイロープ。そのバディを組んで下さった方です。
(って勝手にあだ名を乗せてごめんなさいね。まるりんさん。)
昨年のロッジのメンバーは、素敵で♪
初夏のファミキャンでご一緒した方とサマーで再会する、
お手紙のやりとり、メールのやりとり、そして写真を送り合うなど、
とっても嬉しいつながりで、いつもパワーをいただいています。
私も、自分のパーティから参加するご家族へ「いってらっしゃい」メールを送ろう!とか
昨年ロッジをご一緒した方々へ、
「今年は、サマーですか?ファミキャンですか?」なんてご連絡しよう!と思いながら、
旅行疲れで発熱した我が子に気を取られて、すっかり出発日を過ぎてしまいました。
ふと心によぎった、皆さんの顔。
以心伝心したのかな?とメールをいただいた時には嬉しかったです。
(私の方から連絡できなくて、ごめんなさい。まるりんさん。)
私は、今年はラボではない(英語とか物語とかとは無縁の)アウトドアキャンプのツアーを
体験してきたのですが、外から色々見れて、勉強になりました。
ラボで何気なくしている(当たり前のようにできている)アイスブレイクやキャンプソング等の意義も
人間同士のコミュニケーションにどれほど役立つものかを痛感できて、本当に良かったです。
どっぷり浸かっちゃってると当たり前過ぎてわからない良さも、他の場でこそわかります。
改めて、ラボキャンプに行きたい、子どもを行かせたい!と思った 夏でした。
ラボのテューターになって初めて参加したラボキャンプでは、英語での自己紹介とか・・
英会話漬けのキャンプなどではないことに正直驚きました。
思いっきり日本語のキャンプソング(UFOよ来い!とか弁慶とか)に度肝を抜かれ、
キャンプソング自体を知らなかった私の目には、有名な<ヴィスタ>なども、一体何語?と
思ったし・・・
子ども達が歌や物語や自然という媒体を通じて、どんどん一体化して仲間になって行く様子や
親同士が打ち解けて、一緒に手をつないで踊っている様子に、思わず引いてしまって(苦笑)
自分を出せず、自然体で楽しめないまま帰宅したのをよーーーく覚えています。
その後、ラボっ子に向けて発せられた先輩テューターの言葉
「その場の雰囲気を変えるのも、変われるのも自分。何事も自分次第。気持ちの持ちようでどうとでも変わるよ。」
という一言が、私の心にも染み込み、キャンプに参加する際の心構えがスッと変わりました。
「楽しませてよ。」「何してくれる?」「次は何をすればいい?」というお客様状態の姿勢では、
どこへ行っても、何も得られない。
人の嫌なところ、環境のダメなところばかりを見つけ出そうとしていては、自分の成長はない。
自分がそこに何を残せるか。自分の存在、思い出、優しさ、強さ、なんでも良いから
自分の全てを発揮するつもりで、体当たりで参加すれば、たくさんの宝物が得られる。
そんな当たり前の事、実践できる大人はなかなかいないのかもしれませんね。
でも、変なプライドを脱ぎ捨て、アンテナを磨いて、しっかりと関わって来よう!と心に決めて取り組めば、
キャンプだけでなく、なんでも、変わってくるものですよね。(大人でも。)
私はテューターだから、研修等で、ラボっ子のように磨いてもらえる機会が、
普通の大人より少し多くあるのかもしれません。
<気付きの場><体験の場>が多くあるのも、大変恵まれていると思います。
ならば、その気付きをラボに通わせて下さっている保護者の方々に、お伝えして行くのが私の役目。
少しでも多くお伝えして、子ども達が、ラボという自分で気付く場、自分を磨く場を
ずっと与えてもらえるように努力せねばと思います。
将来役立つ英語力と人間力が、じっくりと蓄積されていることを、根気づよくお伝えしていかなくちゃ。
そう思わせてくれるパワーの源を下さったのは、メールを下さったまるりんさん
My PartyのIさん、そして、キャンプ報告をして下さったテューター仲間です。
有り難うございましたー!!!
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パーティの皆さん、残り少ない夏休み、いかがお過ごしでしょうか~?
先日、ファミリーキャンプからお帰りになったIファミリーから、素敵なキャンプ報告のメールをいただきましたよ。
もちろん、詳しくは31日のSSE第二弾「秋に向かってGo!」の会でお聞きしたいと思っています。
昨年は、うちと車を相乗りで、ご一緒させていただき、楽しいファミキャン体験でしたが、
今年は、更に成長を感じる、想い出深いファミリーキャンプとなったとのことで、
本当に良かったです☆ 涙涙の感動をメールから分けていただきました。
私はといえば、プライベートで出かけた水上への道すがら、サービスエリアで
ラボサマーキャンプ5班の皆さん(埼玉方面からいらした方だと思いますが)をお見かけし、
母子で、芸能人でも見るように、車内でテンション上がりまくりでしたー。
・・・実はうちの息子は、せっかく小1になったのに・・・
同じ幼稚園出身の子、同じ学校の子がサマーキャンプデビューを果たす中、
今年参加させてもらえなかった事を大変怒っており・・・
ひとしきり車内で「ラボー!ラボー!」とラボサインを送って騒いだ後、
急に(自分が行けなかったことを思い出して)落ち込んで、また思い出し怒りしてました。
「だって、諸事情あったのだもの。
来年があるさ!来年は、君はテューターとは別ロッジさ。ふふふ。」
という私のフォローにもならないフォローの言葉に不満気なまま、水上へ向かったのでした。
そんなわけで、サマーキャンプを逃した息子は、来週、ラボ合宿に参加して参ります!
私も初めて子連れ・・・という感覚から逃れて、テューターとして引率、テューターとして
合宿に参加できることが嬉しいです。
本日、実行委員会が無事に終わり、内容をつめて参りました。
パーティでは取り上げたことのない、「ジャックと豆の木」がテーマです。楽しみ~♪
いよいよ来週! そしてそれが終わると、翌々日からは学校・・・。
そしてSSEと、駆け足です。
残暑に負けず、体調を崩さず頑張りたいと思っています。
皆様も、残り少ない夏休み、家族で!お友達と!楽しんで下さいね。
そして、CDもガンガン聞いて下さいね。
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本日、横浜市中区の3つのラボ・パーティが合同で行なっている夏の交流会、
<Summer Special Event>が終わりました。
これで、My Partyも本格的な夏休みに入ります。
次回は、SSE第二弾、「秋へ向かってGo!」の会でお目にかかりましょう!
同日31日にはラボ国際交流(ホームステイ)からの帰国報告会もあります。
My Partyのプレイさんキディさんからすれば、随分先の話過ぎてまだピンと来ないかもしれませんが、
あれよあれよと言う間に大きくなっていきますので、興味がある方には、
ぜひ精力的にご参加いただきたいと思っています。
今日の交流会の様子は、後日写真付きでUPします。
いつも交流会でしかお目にかかる機会のない他パーティのお母様方と話ながら、
いつもふと思う、感謝・・・というか、ラボの交流の良さというか・・・
そんな気持ちを少し書き残しておこうと思います。
うちは、息子が0歳の頃ラボに出会い、その当時の泣き虫でママから離れなかった時から、
今のアノ・・・あんな状態!になるまでを、Mパーティの(当時のプレイルームの)皆さんには
見て頂いていて、(もちろん私も皆さんのお子さんを見てきていて)
「ママの手を離せなかった子が、今日手を離して、おねえちゃんと手を繋いだんですよ!」
「初めて大きな輪の中に入れました!」
「大きいお兄ちゃんお姉ちゃんが好きみたいです~」
なんて、ほんのささやかな母としての喜びを一緒に分かち合い見守っていただきました。
交流会の度に寝てしまって、起きれば何か食べさせろという態度でギャーギャー騒ぎ、
テューターとしての私の邪魔をたくさんしてきて、会場を抱っこで中座することもありました。
(きっと1・2回のことなんでしょうが、ついつい辛い体験として、記憶に深く残ってしまいますね。)
しかし、ふと気付けば、普通に参加するようになり、意見を言うようになり・・・
子ども同士で勝手に関わってくれるようになっていきました。
たまにしか会えないからこそ、余計に見えてくる子どもの成長を、互いに語り合い、
褒め合い、励まし合っては、振り返り懐かしんで楽しめる。
私にとっては、この5年間の少しつづ積み重ねた交流会の重みは、代え難い宝物です。
とはいえ、寝不足気味の息子は、今日も脱線の嵐。(笑)
小1になってからのこの4月からは、また全然参加しないモードに入っていますが、
そこも、長い目で見れば、思い出のひとつになるだけ。
また乗り越えて、一皮むける時が来る!と信じられるから、
ラボって私にとって、とても有り難いのです。
ラボに入会されたばかりのMy Partyの方には、なかなか交流会の意義までお伝えできていないかもしれませんが、
語彙力のアップや文法力のアップの前に、
地道ーーではありますが、人間として、生きて行く上で必要なことを、
体験して身につけて行くことも大切だと思います。
言語というスキルをアップさせるだけでなく、人間として心を磨いて欲しいなと思います。
とはいえ、英語はどうでも良いと言っているのではありません。
夏休み!これからご家族で一緒に多くのライブラリーに耳を傾け、絵本を開き、
ガンガン楽しんでもらいたいと思います。
ラボのキャンプや合宿などに参加できない年齢の幼児さん達は、特に!
プールやおばあちゃん・おじいちゃんのおうちや、遊園地等の楽しい日々でCD聞けなかった~
なんてならないように、おうちでもラボを楽しんで過ごして下さい。
繰り返し聞くことに意味があります。継続は力なり。
ゆっくりでいいので、確実に耳に入れてあげて下さい。
皆さん、楽しい夏休みを~!!!
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今日は、プレイルームさんとキディさん合同での絵画・工作の時間としました。
午前中から集まり、久々のGood-morningを笑顔で歌うキディさん達と、
キディさんとの交流に嬉しそうなプレイルームさん達。
「来週はPeanut butter and jellyを作って食べようかなと思ってます・・・」の一言に
食べ物を持ち寄って下さったお母様を加え、にぎやかに始まりました。
ソングバードからご挨拶の曲を歌った後、すぐに部屋にビニルシートを敷き詰めて、
まずは、クレヨンで好きなお話の登場人物(動物)を描きました。
(これは、後日、力士となりダンボール土俵で戦います。夏休み明けかな・・・?)
その後、いよいよ絵の具を使ってカレンダーの絵に挑戦。
「大きい画用紙に描いてみたい人~?」の声に、ほぼ全員の手があがり、
プレイルームさんも見よう見まねで描いてみることに。
絵の具用の水もこぼす事無く、みんな想像以上に集中して描いてくれました。
生まれて初めての絵の具体験のお子さんもいて、足に塗ってみたり、感触を確かめては笑顔。
それを見て懐かしむキディさんのママ達だったのでした。
絵の具を片付けた子から順に、パーティ5周年フラッグに手形を押しました。
カラフルで小さな手形が上下関係なく、自由に輝きました。
(まだ全員ではないので、後日・・・って時間取れるかしら!?)
その後、ビニルシートも片付けて、手を洗って、最後に一曲だけPeanut butter and jellyを踊りました。
その後、子ども達は自分たちでパンにピーナッツバター
(ピーナッツアレルギーがある子やピーナッツ初食の子にはイチゴミルクバター)を塗ったり、
ジャムを塗ったりして、実際に作って食べました。
数名のお母さんからの持ち寄りの品も並び、ランチ代わりになりました。
本格夏休みに入る前の、テューター宅でのパーティが、こうして終了しました。
パーティをお休みだった子のおうちに、お渡しするものがあったので、車でお届けに回りました。
しかし、結局住所だけではたどり着けず・・・断念したお宅も一軒ありました。(笑)
帰宅途中、露店が立ち並んでいるのを発見!
あー今日は、<10のつく日>だったな・・・
10日、20日、30日には、ちょっとしたお祭り気分です。
息子は、金魚すくいで2匹ゲット。巨大スーパーボールすくいで2個ゲット。
やきそばにお好み焼きを買って、自宅に戻りました。
屋台の前では、小学校のお友達に何人もあって、嬉しそうな息子は、
「あー、今日は盛り沢山な日だったなぁー♪」ですって。
そんなに喜んでくれたのなら、良かった良かった。
カレンダーの絵、持って帰る~という子も続出でしたので、
もし、おうちで手直ししたり、また描いたりした方は、ぜひ31日に持って来て下さいね!
では、次回は、8月の野外活動でお会いしましょう!
「スプーン一本。そして、海の生き物の絵、描いて来るのを忘れずに~!」
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21日「アートをたのしもう!」での様子
Partyでは、毎年チラシをお渡しして参加を呼びかけていた「アートをたのしもう!」の絵画ラボ。
My Partyからは少し距離のある追浜の幼稚園会場でのモザイクアート体験でした。
事前に申し込んだのは、私の息子を含め3人のラボっこ。
アーティストの先生からの説明は
●木製の小さな四角いチップには、好きなように描いて良いよ。何枚でもどうぞ。
●チップは黒い布のどこに置いても構わないよ。好きな場所へ並べよう。
●黒い布に黒い色のチップだと目立たないから、黒じゃない方が良いかも。
といった内容でした。
皆で作るから楽しいモザイク状の作品。
いろんな色、色んな模様、いろんな絵が並んでできたモザイクを遠くから見たら、何に見える?
そんな大勢で行なうダイナミックで、素敵な企画に胸躍るテューターでした。
・・・が、我が息子は、説明などどこ吹く風。
自分の世界で、自分なりの楽しみ方でした。(いつもの事ですが)
皆がまっすぐ並べてチップを次々に貼付けている中、おもいっきり斜めに貼付けはじめ、
同じ色(だけど微妙に違う色になっているのは、色を混ぜているから・・・)ばかりでチップを塗りまくり、
黒い布の隅っこに、それを並べて「見て~~~!できたよ。顔、顔!」と満足気な様子。
一緒に行ったMちゃんが、横にピンク色に塗ったチップを置こうとすると、
「ここは、ダメ!」と怒り出す始末。
同じ色でも、ニュアンスも色合いも微妙に違って、それはそれでアートだったけれど・・・
そして個人の作品ならば、それで良いのだけれど・・・
それじゃぁみんなで作る面白さがないではないか!うちで一人で作ればいいではないか!
と思い、ちょっとイライラしていたところへ、アーティストの先生が一言。
「好きな場所に置いて良いんだよ。早いもの勝ちなんだよ。」とアドバイス。
最後にも「隣に自分の思ったものと違う作品が並んでしまった、やだな~と思っても、
我慢する、それがコミュニケーションを学ぶことにも通じますね。」とおっしゃってました。
「みんなで並べるから面白いんだよ。他を見てごらん。あっちの方へ並べてみたら?」
「他の色も使ってごらんよ。色んな色を使って、一枚ずつ作ると楽しいんじゃない?」
と耳打ちする私の涙ながらの努力も空しく、
取って来たチップ全部を塗り終える事なく、飽きてウロウロし出す息子に
(もちろん・・・日々の腹立たしさもプラスして!?)とうとう怒り出した私。
「描かないなら、チップを戻していらっしゃい!!!」
そんな怒声にも耳慣れた様子の息子は、鼻歌まじりに、変な踊りを披露しながら、
ふら~、ふら~、ウロウロ(涙)
彼のお陰で、テューターとしてのキャパが広がるんだわ・・と自分に言い聞かせながらも
疲労困憊。。。(これも毎度の事ですが 笑)
これぞ「男子」というこの典型的な性質に、時に悲しみ、時に感動しています。(笑)
横で丁寧に色付けしては、乾かして「私これ、持って帰る。」というNちゃん。
「え? 持って帰る前に、ちょっとだけ貼ってきたら? 終わったらきっと持って帰れるよ。」と声掛けするも、
「ううん。いいの。私貼らない。」とはにかんだ笑顔。
「もっとたくさん塗っていいんだよ。もういいの?終わり?」と聞くと、
「うん。もういい。塗ったから。あとは見てるんだー。」とこれまた可愛い笑顔。
結局My Partyの3名のうち、アーティストの先生のおっしゃった通りの事を楽しんでいたのは、
2歳のMちゃんだったね、とIさんと笑い合いました。
たくさん上手に色付けして、嬉しそうに見せては、色を説明して、せっせと運んでました。
「はってちたよー(貼って来たよー)」と大きな声で報告すると、また色付けに専念するMちゃんでした。
一見息子には厳しい私・・・という感じですが、実は内心、彼の成長を喜んではいました。
まず、絵自体を描かなかった息子が、絵が好きになったこと。
パーティ前には必ず描いているし、今回の「アートを楽しもう!」にも連れて行ったら喜びそう!と思えた事。
後片付けも丁寧に自分で行なってきたこと。(水は垂らしていたけど)
人の作品を踏まないように、自分なりに気をつけていたこと。
注意すれば一応耳を傾けること。(まだ素直な低学年)
最後に先生に大きな声で「ありがとうございました!」と言えたこと。などなどたくさんあります。
そんな想いを私が子供に伝えないまま帰宅したので、後で夫に報告という形をとりながら
「○○○○~だったんだよ。」と大声で言っていると、嬉しそうにニヤニヤしながら眺めていました。
一コマ一コマには、個性的な作品がたくさん!しかし遠目だとこんな感じです。

みんなで協力してそ~っと持ち上げるけれど、ポロポロっと取れてしまうチップもあり、
それを見て、互いに「そっとして!」と声を掛け合い、大事に扱っているのが素敵でした♪

自分の作品を持って帰っていいよーという先生の声に、いちもくさんの二人。

800枚用意した木製チップが、ほとんどなくなってしまう位、みんなでたくさん描きました。
毎年、教えて下さる先生を始め、会場を提供して下さっている幼稚園の方々、
そして企画して下さっている担当テューター、色々ありがとうございました。
幼少期にこんなに色々な体験ができるラボっこって、本当に幸せですね!
私もラボっ子になりた~~~~~い。
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