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日時: 5月14日(土) 10:00~12:00
対象: 幼稚園年代から小学生年代をもつ父母
講師: 中丸元良氏(かえで幼稚園園長、大学講師、著書「れんらくせん」、「れんらくせんⅡ」)
児童教育者としての豊かな実践、なかでも子どもたちの想像力を大切に育んでいらっしゃった先生から、子育てにおいての大切な視点をお話いただきました。



ごっちゃんhttp://www.labo-party.jp/hiroba/top.php?PAGE=pinkeyのHPに、この講演会の報告が載っています。許可を得て、転記させてもらいました。
『14日、地元の「かえで幼稚園」園長先生をお招きし『ラボ春の集い』講演会を開きました。先生の著書「れんらくせん」(園便りから、園児の父母が編集発刊)などを通し、ラボの精神に通ずる、先生の子どもへのまなざしに共感。実現の運びとなりました。
こどもたちは「自分で自分を育ててる」「知らず知らずに育つ」のだということ。こどもにとっての「あそび」、そのエネルギー、生み出す興味が、次の経験やアイデアにつながる。あそびこそが、人間の適応能力を育て、よりよく生きていこうとする気持ちをうみだしていく。こうしたことを、日ごろの幼稚園でのこどもたちのちょっとしたしぐさ、表情、つぶやきを紹介しながら、話されました。幼児たちへの、優しいまなざし、愛情あふれるお話でした。
あそびに必要なもの「時間」「空間」「仲間」「環境(道具)そして、共感してくれる大人の存在。いいかえると、子にとって、手ごたえのある大人・・自分の生き方、価値観を持ち、その上真剣に対応してくれる人の存在が必要だと話されました。ラボに引き寄せると、私たちラボ・テューターが、手ごたえある大人であるかということです。
「どうしたらいいと思う?」・・子に発する一番多く使うことばだそうです。子に返す。子に問い返す。子のもっているエネルギーをひきだすことが大切だと。
後半40分間は、5つのグループに分かれ、各自心に留まったことを報告しあいました。「子どもが大きくなるにつれ、『・・・しなさい。』と、強制することが多くてね。」共感しあう参加者同士、表情もほぐれ、先生への質問も熱っぽくなっていきました。「年輪の芯が幼児期。子ども性の上に大人としての社会性が重なっていく。いつまでも忘れてならないことですね。」
ラボでの自分の姿をかさねながら、お話を聞くことができました。
会場には、父母によりお花が生けられ、筆で力強くかかれた演題「あそびは子どもの仕事だから」のことばが、アットホームな雰囲気を作ってくれました。みなさん、ご協力ありがとうございました。』 |
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