5月25日
そろそろ回りでもかえるの声がよく聞かれるようになってきたし、ワフ家でもかえるのでてくる所を今日はやりたいなあと思って「おたまじゃくしの101ちゃん」と「jump frog jump」の本を用意しておきました。そして今年のキャンプでやる「This is the house that Jack built」もやる予定で用意しておきました。
今日も次々に元気にやってきてくれるラボっ子達。Mちゃんは前回絵本を持つ係りをやったのだけど、それがとても嬉しかったらしくて、今日のラボをすごく楽しみにしてたんですよとお母さんからの嬉しい報告もありました。前回本を持つ係りはたまたまやってもらったんだけど、そんななんでもないことのようなことが実は「その子」にはとても嬉しかったり、はげみになったりするんだなあと実感しました。そういう経験をラボっ子達と大切にしていきたいなあと思いました。
さて、お母さんたちにキャンペーン用紙を渡したり、この間のインターンとの交流会での写真を見せながら報告したりで少し子どもたちを待たせてしまって反省。帰りだとなかなかお母さん方もゆっくり話せなかったりするので、先に伝えたいことを伝えようと思ったんだけど、子どもたちの気持ちがすっかりバラバラになった感じのスタートとなってしまいました。
それでもHちゃんが仰向けからブリッジをして見せてくれたので「すごーい!!」ということになり、そのブリッジに一人づつ挑戦しながらロンドンブリッジ。「先生くぐって!」といわれても小さいブリッジは這ってもなかなかくぐれない!(トホホ)でもとても楽しいロンドンブリッジでした。 お次はカエルの本「Jump frog jump」この本はちゃんと読めば英語の積み重ね歌みたいにフレーズがなっている本。だけどここでは「Jump frog jump!」と声をだしてもらうことを中心に絵本を日本語で進めました。そして「This is the house that Jack built」絵本をみせながら説明をして英語で読んでみました。長いしつまらないな?と思いながら読んだのですが、これがどっこい子どもたちには大うけ。どうして??? やはり語り継がれてきたものにはそれだけの理由があるのですね。子どもたちは素直にそのリズムの楽しさを受け止めて楽しんでいたようです。大人はどうしても口に出している言葉の意味の部分に意識がいってしまい、素直にリズムだけを楽しむまでには時間がかかったりします。実際私もそうでした。皆食い入るように絵本をみて、きっと出てくるモノの名前を聞きながら目で一生懸命追っていたのでしょう。何回かリクエストが出たのには驚きでした。 そして絵本を持つ係りをまだしていない子がいたのでもうひとつ本を読むことに。「おたまじゃくしの101ちゃん」このドキドキ、ハラハラのストーリーにみんなどっぷり。 そうしてKテューターからもらった、昔「ことばの宇宙」の付録でついていたという「Three little speckled frog」のカエルを作って終わりになってしまいました。(@_@;;でもこのカエルに、男の子たちはヘビやカメなどを画用紙に描いて切りとり、さっき読んだ「Jump frog jump」の世界を再現しているのにはびっくりでした。カエル漬けのラボでした。
5月18日
今日も元気にせいぞろいしてくれました。
「今日はバスケットの中身を皆に作ってもらおうかな~と思ってバスケットを用意したんだよぉ」とバスケットをみせると皆早速机に向かっていろんなものを描きだす。 サンドウィッチにおにぎり、お菓子やおもちゃまで!ピクニックにもって行きたいものを自由に描いてもらってハサミで切ってバスケットへ。優しいMくんは「これは先生の分ね」とピザを作ってくれました。そして出発!「木は大好き~」と歌いながら皆でぐるぐる。 着いたら火を起こすことに。さっきハサミで切った余分な部分の紙を丸めてMちゃんが「火!」と言って持ってきた。ソーセージを温めようと火にあぶるT(長女)。 CDはレスリングの場面へ。お父さんのセリフ通りけしかけると喜んで飛びついてくるT(長男)とMくん。それをみてHちゃんとT(長女)が「ヘンリー頑張れ!」とアンのセリフを言って応援してくれる。その場面が目の前にあると、自然とセリフが頭によみがえり言ってみたくなるようです。とても楽しいピクニックの場面でした。 続いては「It's OK」という本を読みました。今日はMちゃんが本を持つ係りを進んでやってくれました。そして最後は「Jack be nimble」来週はカエルの場面をやろうかな。
5月11日の幼児グループ
今月はワフ家の「火曜日ピクニックへ行く」というお話。Mくんのお母さんは元ラボっ子。このお話の中に出てくる「だけど木は大好き~」という歌はとても印象に残っていると話してくれました。Mくん一家にとってそんな思い出深いお話。「なんかツボにはまったみたいで・・・」と嬉しいお母さんの報告。Mくんはもう何回も何回も聞いてて絵もた~くさん描いてくれて来てました。今までの絵からするとぐっと違った絵になっていました。そこには生き生きとヘンリーやアンやパパやママが描かれていました。なによりパパにはヒゲが描いてあって新聞をもっていて、その背景には玄関の戸口が描かれているというのには、お話をしっかり聞き込んで物語のイメージが頭の中に見事に映し出されているのだなあと感心しました。
皆にお話聞いてきたかを聞くと皆元気よく手をあげる。ふむふむ。いいぞ。Mくんは前回作ったおうちがなくなっていることに気が付いた。「おうちがなくなってるから、またペタポンペタポンやらなくちゃ」と言いにきてくれた。(かわいいなぁ~)「ペタポンやりたい?楽しかった?」と聞くと「うん」。「今日はピクニックに行くんだよ。」というと、ああ、そうだったという顔をしてもうお家のことはいいみたい。 というわけで今日はまずワフ家クイズをやることに。絵を描いた後、CDを流し適当なところで止めて、テューターが質問をする。分った子は「ピンポーン!」といいながら頭をたたいて手を挙げる。(昔懐かしいクイズ番組に、回答者がボタンを押すとかぶっている帽子から手か何かがでてきて答える権利を獲得するというあの帽子のようなイメージ)このクイズ形式も答える方法もKテューター直伝のもの。子供達は「ピンポーン」がやりたくてCDが止まった瞬間に「ピンポーン!」(^^;「まだ質問をいってないよぉ、ちゃんと質問を最後まで聞いてからピンポンだよ」とこれが大盛り上がり。 「お父さんはどうやってヘンリーを起こしたでしょう?」「ピンポーン!ゆすって!」「ブブー」「フライパンで!」「Right!正解!」てな具合でいろんな回答も怪答もでました。(笑)ヘンリーはトーストにハチミツを塗ってもらってるけど皆は?というと「クロミツ」「梅ジャム」「バター」「ハチミツ」「なんにも・・」素敵な朝ごはんの風景が浮かびました。 お次は「森の中へ」の絵本。皆で描きこまれて隠されているお話の絵を探したり、隠されているお話はどんなお話かを話し合いながら楽しみました。
最後は「Jack be nimble 」Hちゃんはテューターと一緒に口ずさみながら飛んだので「Hちゃんすごーい!歌えるんだね」と言うと、皆我も我もと歌いながら飛ぼうとする。子どもの競争心。素敵です。皆少しずつ協力して何かをすることの楽しさを気づきつつあるかな?と思えるパーティーでした。 まだまだ自己主張の強い幼児たち。絵本をめくりたい、とか絵本を持つ係りをやりたいとか、いろいろとそれぞれの主張がぶつかってけんかになったりもする場面はあるけど、そこをただ止めてしまうのではなく、なるべく子どもたちの納得いくように解決できるようテューターとして口を出してきたつもりです。そうして乗り越えてきた本当に小さな小さな積み重ねが一年を過ぎて、少し仲間意識と協力というものへ向かっていこうとしているなというのを感じられたパーティーでした。
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