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7月10日、山口地区国際交流壮行会にて激励テーマ活動「十五少年漂流記~さらば、ぼくたちの島」を発表しました。
「十五少年、がんばるぞ~」 「おー!」
「きれいな声でうたうぞ~」 「おー!」
「心をひとつにするぞ~」 「おー!」
会場にひびく元気なエールを聞いて、私は「これはうまくいくな」と確信しました。
自我自賛となりますが。
発表会本番では前日まで気になっていたことが、すべてうまく出来ていました。
登場人物のセリフに気持ちをこめる
タコを作る場面では楽しく、キビキビとうごく
タコの高さを目線であらわす
背景(火事、嵐、暗い森など)を気持ちをそろえてあらわす
発表会は一期一会。
舞台があり、見ている人がいて、その日までに仲間と積み上げてきた事を一度っきり表現する。
ドニファンがジャガーに襲われる場面、少年達がフォーブスをつかまえる場面、ドニファンがブリアンを助けようとしてコープに刺される場面、悪党どもを大砲でやっつける場面。
場面作りはしていましたが、みんなそれをふまえて、役を楽しんでうごいているように見えました。
最後、チェアマン島を離れる場面は、私は何度か「家に帰れる嬉しさを表しては。」と言っていたのですが、子ども達は「島に別れる名残惜しさ」を表現していました。それが自然な流れだったのでしょう。
それから “ Across the Sea “ をきれいな声で歌い、「海へ」は 片山Pの雰囲気で元気よく肩を組んで歌いました。
全員が本当によく頑張ったのですが、今回は特に中高生リーダー4人の成長ぶりが嬉しいです。
高2のMoは中学までは感情を出すのは苦手で、いつもナレーションをとっていた子です。
それがシニアを経験してから「ちゃんと表現するのがカッコいいと思うようになった」と言って、今回はブリアン役を取り、みんなをリードしてくれました。
本当にカッコいい素敵なブリアンでした!うごく程に彼女の表現力が増したので、一緒にやっている小学生もそれにつられて表現できるようになったようです。
高1のMaは受験で休会後、Moに会いたいからと4月から復帰しました。優しい人柄がケイトにピッタリでした。
中3のHはエバンス役。自分でエバンスのうごきを細かく考えて表現しました。秋から受験のため休会なので、淋しいです。
中1のYはウオルストン。声が大きく堂々としています。悪役達は出番以外は背景をやるので、ワンパクな男の子達のまとめに苦労したようです。
「海へ」の歌の時、リーダー達の小学生だった頃の顔を思い出して、涙がこぼれてしまいました。
壮行会という大きなチャンスをいただいた事がこんなにも子供達を成長させたのだと、ありがたく思っています。
また今回のテーマ活動はテューターの私にとっても貴重な経験となりました。
取り組み中、どうやったら子供達が感情を表現できるのか悩んだ時、先輩テューターや事務局担当者に相談にのっていただいたり、テューター2名に参観に来ていただいたりしました。
本当にありがとうございました。
小2から高2まで23名。 会場に響くエール! 気合いは十分です
ブリアンとモコがド二ファン達を探しに川をくだっていくところ
大きなタコ「空の巨人号」を作っている
ジャックが秘密を告白する
島への惜別の想いをこめて "Across the Sea" を歌う
歌いながら静かに、ゴードン、ブリアン、ドニファン・・と順番に前に出て並んでいく
並ぶことで、少年たち(片山P)のまとまりをあらわす
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