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この夏、シャペロンとしてミシガン州にラボっ子を引率して行ってきました。(シャペロン4名、ラボっ子50名) 一ヶ月アメリカに滞在して一番の収穫は、私自身ホームステイさせていただき、ラボっ子と同じ体験ができたことです。
ホストファミリーは本当に暖かく接し気をつかってくださるとはいえ、やはり文化や習慣などの違いから、アメリカの生活に慣れるまでにはかなりのストレスがかかりました。またホストとどのように距離をとったら良いのかわからなくて疲れてしまう、という事も初めの頃はたびたびありました。
事前活動の時よく子ども達に「おもしろくない事やつらい事も前向きに受け止めよう。」と話しましたが、それは口で言うほど簡単なことではなく、常に大変努力のいる事だとわかりました。
こうして私自身がホームステイの大変さと、心が通じ合った時の喜びを体験した後で、ラボっ子の感想文を読むと、彼らがいかに努力し、そして大きなものをつかんだかが伝わってきます。
≪機内感想文からの抜粋≫
・自分から楽しもうと思わないと楽しくないし、チャレンジしないと始まらない。
(中2 女子)
・この国際交流は、自分のことを改めて見なおせる時間であり、人のやさしさにであっ
た時間でもありました。(中2 女子)
・自分が孤独な状況をあじわったから、人に対する思いやりを持てるようになった。超
えなければならないのは「言葉の壁」じゃなくて「気持ちの壁」や!(高1 男子)
・ホームステイは自分のせまい世界だけじゃなくて、もっと広い大きな世界を、自分の
全てで感じることだと思う。自分をコントロールできないと、このホームステイはと
てもじゃないけど成り立たないと思った。(中2 女子)
・(アメリカでは)何もかも、人の心も、大きなものだった。これを知ると日本での自
分がなんか小さな存在のような気がした。あまりに狭い範囲のことしか知らないで、
それで満足していた気がした。もっと色んなことを知りたいと思った。色んなことを
知って、みんなにそれを教えてあげたいと思った。(中2 男子)
14、15歳の子ども達がこんなにも大きな体験ができる・・ラボの国際交流プログラムはすばらしいと思うと同時に、小さい頃からラボ活動を積み上げているからこそ、これだけの事を学び取れる子どもに成長しているのではないかと感じました。
最後になりましたが、この交流プログラムを支えてくださっている、アメリカの受入れ団体4-Hクラブのスタッフとホストファミリーのみなさんに心から感謝します。

2006年ラボ国際交流引率者としてミシガン州に一カ月ホームステイ
ホストファミリーと

子ども達と紙風船で遊んだよ!

アメリカの受入れ団体、4-Hクラブのフェア
小さい子も乗馬に挑戦

フェアで案内してくれた、ホストファミリーの子ども達

ホストの友人20人を招いてサンキューパーティ。

日本食、お茶、習字など日本文化の紹介。

ホストファミリーと記念写真
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