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~~ ことばが、こどものすばらしい未来をつくる~~
ラボって何?
多くの方がそう思われたことだと思います。ラボの世界は、子ども達に必要な「空間」、「時間」、「仲間」3つの「間」がそろっている、とても大きくて、広い世界です。それぞれの年齢に応じたたくさんの体験を通して、世界にはばたく「国際人」を育むお手伝いをしています。
私とラボ ・ 私と英語
私自身、子供の頃、ラボに通っていました。母は、ラボ・テューターでした。近くに住む祖父は、大学英文科の教授でしたので、しばしば英語圏の物語を語ってくれました。
当時にしては、英語に関して恵まれた環境にあったように思います。子供の頃から、いつも英語を耳にし、体で感じていたおかげで、その英語のリズムが大好きで、英語が大好きで、学校英語さえも楽しく勉強することが出来ました。きっと、小さい頃から、英語のリズムやイントネーション等を歌や、お話の中で、まるごと耳や体で感じていたので、学校で言語として英語に出合った時でさえ、嫌悪感を持つこともなく、むしろ慣れ親しんできたものとして、喜んで、自信を持って関わり、興味を持ち、勉強することが出来たのだと思います。
私の小さい頃からの夢
私は、小学校の卒業文集に「将来の夢・・英語の先生」と書きました。英文科学生時代には英文学・英語学を学び、心から子供達に英語の楽しさを知ってもらいたいと思い教職課程も学び、中学校英語教師の教育実習も経験しました。いつかは子供達に英語の楽しさ・英語から広がる世界の広さを教えてあげたいという気持を持ち続けていました。
大人になって
大学卒業後は、やはり子供たちに世界を伝えるためには、もっと広い世界をみてみたいと思い、教職の道には進まず、電機メーカーに就職しました。海外営業部に配属となり、アジア、中近東、アフリカなどを担当地域とし、さまざまな国の人と英語をコミュニケーションの手段として関わりました。
英語が好きだったので、英語を楽しく学び、そして、英語を使った仕事につくことが出来、様々な国の人と関わる事が出来た事、様々な国の人、文化、生活を知ることが出来た事は、本当に幸運だったと思います。
マレーシアでの生活で・・・
結婚後、主人の赴任地マレーシアでの生活を2年経験しました。そこでは、現地の大人だけではなく、子供たちまでもが、マレー語、中国語、英語を、完璧なものでなくとも堂々と使い、コミュニケーションをとろうとする姿に驚きました。
多民族からなる現地では、様々な言葉を使う事が当たり前でした。そこでは、様々な言葉を使わなければ、非常に狭い、限られた世界での生活をする事となってしまいます。
相手とコミュニケーションをとろうとする意思があれば、たとえ語学力が完璧でなくとも、相手には通じるのだ、相手は同じ人間だ、言葉は、その人の意思、その人自身を伝える大切なものであるということを、強く認識しました。
親になって
出産後、子供達に楽しい英語の環境を与えてあげられたら・・と思いました。そして、再び、私が子供の頃、よく耳にしたラボ・ライブラリーのお話を、わが子達と一緒に聴くようになりました。
子供の頃、体で聴き表現した「ピーターパン」や「ぐりとぐら」等のセリフが、ライブラリーを聴いたとたん、私の口からどんどん出てくるのです。英語も日本語もスラスラ出てきて、とても気持ちが良いのです。歌や、ナーサリーライムも同じです。とても驚きましたが、体で楽しく覚えた言葉は忘れないものなのですね。私が、英語でコミュニケーションととろうとする際によく使っていた英語のフレーズも、実はラボのお話の中からのものがたくさんありました。知らないうちに、体に入り、染み込み、そして自然に使っていたのです。親になってみてあらためてラボ・ライブラリーの素晴らしさに感動し、充実したお話の世界に魅せられています。そして、その中で育つ子ども達の心の豊かさを誇りに思っています。
ラボ・テューターとして
ラボ・テューターになって、15年がたちました。ラボを通して出あった子供達は、多くの仲間と共に、心豊かに育っています。単なる会話文の繰り返しや英単語の暗記ではなく、「ことば」という大きな宇宙の中で自由に遊んでいるように思います。そして、「物語」の力の大きさ、共に育つ「仲間」と「こどもの居場所」の大切さをひしひしと感じています。
「ことば」を育てることは、「こころ」を育てる事。「こころ」を育てることは、「ことば」を育てる事。
ラボでは、ただ単に「英語を話す」力を伸ばすのではなく、「英語を使って心を伝える」事を大切に考えています。伝える相手がいるからこそ、「ことば」があるのです。だから、ラボは様々な交流プログラムも用意しています。交流活動の中で、人とかかわる力を育てることも大切です。
大人になり、親になり、テューターになった今、私自身も体験したラボの様々な活動の意義・素晴らしさ、大切さを、再認識しています。ラボ・パーティは昨年50周年でした。50年の歴史を経てさらに充実した豊かな体験プログラムもご用意しています。1人でも多くの子供たちに体験してもらい、しっかり自己表現の出来る、心の強い、心の豊かな人に育って欲しいと心から願っています。
ご一緒に楽しんで頂ければ幸いです。
安永陽子
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