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ピノッキオに取り組んでいる田布施グループ。
小学生15名。高校生3名。中学生1名で活動中。
うち、テーマ活動発表未体験者6名。30分もの初体験、5名。
みんな聞きこみもすばらしく、楽しくがんばっている。しかし、それでも、高校生はなかなか言葉が伝わらず、どう伝えるか考えなくてはならない。日頃同じ年代に言っている言葉では伝わらない。
これが異文化コミュニケーション。自分と違う相手を理解して伝えよう、伝えたい。
国際交流での異文化コミュニケーションと言われるが、このような体験がそこにつながる。
でもテーマ活動を見たことのない子もいるので昨年秋山口地区テーマ活動大会で発表した「ありとキリギリス」のビデオをみんなで見た。
子供たちはいつも一緒に活動しているおにいちゃんおねえちゃんのことが気になる。「ヨッキはどこ?」「はてなは出るの?どこ?」
30分だが結構一生懸命見ていた。これが知らない子が出ているのだとこうはいかないだろう。
「子供はこどもの中で育つ」関心のある、関係の強い人が多ければ多いだけ、人はその人の体験を自分のものとしてひきつけ、一緒に感じ、成長していく。ラボっ子を見ていていつもそう思う。
昔は大家族、近所づきあいの中で、いろんな人とかかわりがあり、その中で、出産や病気、仕事、冒険、老い、そして死、いろいろな人生の場面を見ることができた。その中で知らず知らずに学ぶものがたくさんあった。
今は、核家族の中、そういう場が少なくなっている。
先日あるテューターとの会話「近頃はうちにお客さんが来ることのない家庭が結構ある。そういううちの子は、人がきた時どう対応するか分からないよね。」なるほど、それはそうだと思った。
兄弟のいない子が兄弟関係の機微、姉が他の子には優しいのに妹には厳しかったりする姿を見て驚いたり、小学生が中高生の愚痴を聞いたり、
社会に旅立っていくうわさを聞いたり。 |
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