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「ことば」「コミュニケ-ション能力」の習得について、ラボでは、様々な取り組みをしています。
1.「テ-マ活動」:この事については、左側下の項目、「なぜ英会話でなくてテ-マ活動なのか」を是非、お読み下さい。ラボで、一番、大切にしている活動です。
2.「人の意見を聞き、自分の意見を述べる」:ラボの活動の中では、幼稚園生から、「テ-マ活動」を創造する過程などで、活発に意見交換を行っています。ほとんどのお子さんが自分の意見はしっかりと述べられるようになりますが、「人の意見を聞くこと」の方が、難しいようです。10名ほどのグル-プ内ですので、コミュニケ-ション能力を育てるのには、丁度良い人数と感じています。
3.「話すということ」:どうしても人の前では、話したくないというお子さんがいらっしゃいます。各クラスでは、その日のリ-ダ-さんに出席をとってもらっています。必ずリ-ダ-は、まわってきますので、その時に、お友達の名前を言ってみることから「話す」体験を始めます。慣れてくると、皆の意見をまとめたり、来週へ向けての予定などをリ-ダ-さんから皆に伝えてもらいます。年齢にかかわりなく、皆はリ-ダ-に協力します。
もちろん「テ-マ活動」を通して、「話す」ことをたくさん体験していきます。
4.「ことば」:絵本、物語、歌、様々な「ことば」を、自分の「ことば」として発するときに、「ことば」を体得していけるかと思います。そうした体験ができる場がラボにはあります。それは日本語でもあり、英語でもあります。またスペイン語や中国語といった他の言語であったりします。
幼稚園クラスの子どもたちをみていても、多くのテーマ活動をしっかりこなしてきた子達は、皆、英語の語彙力がとても多いと実感しています。無理矢理フラッシュカードで覚えたのではなく、物語の中で、吸収しています。 特にいろいろな物語を同時に聴いている子どもたちは、出てきた英語が、互いにリンクしてきて、親を驚かせています。例を探せばきりがありませんが、子どもたちの中に、確かにしっかりとした「ことば」が落ちていることは確かです。
大きくなって、文法を学ぶようになると、今度は、さらに今までの「音」が解き明かされる楽しい瞬間がきます。 自分で“must”の意味ってなんだったかな?といいながら、そうだ“You must be crazy.”「おまえ気でもくるったのか」(『ありときりぎりす』より)の“must”だと気づいた子(中1)。 感嘆文を学習してすぐに思い出したのが、“What a beautiful day!”「そらはすっかり晴れているし」(『くまがり』より)。 親が、学校からの手紙について問いただそうとすると“I know nothing about it.”「そのような手紙はぞんじません」(『ふしぎのくにのアリス』より) このようなことが、様々な場面で自然に出てきます。発表会などで、気持ちをこめて「ことば」を大きな声で言っているため、身に付いているのです。しかもどのセンテンスも、イントネーションがしっかりとしていて、通じる英語であるところもすばらしいと感じています。国際交流へ参加した子どもたちが、現地で、聞き覚えのあるセンテンスを耳にし、いつのまにか英語を話している自分に気づいています。 心豊かに「ことば」を習得できる術が、ラボにあると感じています。
英語に関しては、自分の意見を述べられること、英語でディベ-トができるレベルになることを目標にしています。
外国語を学ぶことによって、日本語を知るということが多くあります。また「ことば」は、また文化を表しています。物語や歌を通して世界の文化にも触れることが可能です。
さらに国際交流を通じて、コミュニケーションの手段として「ことば」をつかい、心あたたまる交流を体験していくことができます。 |
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