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「本を与えるのではなく、届けること」
児童文学作家の中川正文先生のことばです。
「本を子どもに与えるのではなく、人間の大切な文化を子どもたちへ伝える。大人自らが本を読むチャンスを与えられたのだ。」
先生のおっしゃったように私も絵本で子育てして実感したことです。
お子さんに絵本を読む機会をもつことでお母さんも心豊かな時間がもてます。
今月もお子さんといっしょに絵本を楽しんでくださいね。
絵本講師・ラボテューター 岩楯 幸
*親子で楽しむふしぎな世界
『もこもこもこ』 谷川俊太郎/作、元永定正/絵 文研出版
何もない「しーん」としたところから「もこ」っと生まれるふくらみ。
「にょき」と何かがとなりで出てきて、「ぱくっ」と食べたり、何かが飛んできて大きくなりはれつして、くらげのようなものが「ふんわふんわ」。 「しーん」と最初のページのようにもどり、また「もこ」っと始まります。 なんだかふしぎな絵本です。
0歳児でもその絵の動き、音に興味を示します。 ラボ・パーティでプレイルーム(親子でのラボ・パーティ)の絵本の時間に読むとお母さんが「おもしろいねぇ」とお子さんに話しかける姿を必ず見かけます。
* 親子の愛情が感じられる絵本
先月のコラムで予告した親子が出てくる絵本です。
『ちいさなヒッポ』 マーシャ・ブラウン/作・絵 うちだりさこ/やく
ヒッポはお母さんのそばにいます。お母さんのそばにいればこわいものなしです。ある日、お母さんはヒッポにかばのことばをおしえます。生きていくためのことばです。
ヒッポはひとりで出かけて...
マーシャ・ブラウンの力強く美しい版画の絵本。母と子の愛情の物語です。
子どもたちはヒッポのすがたと自分をかさねるのでしょう。冒険をしピンチにあっても、お母さんが助けてくれてほっとします。4歳の女の子がこの本を読み終わって表紙、裏表紙を広げてまっすぐにして見せると「あ~つながってるよ!」ほんと一枚の絵になります。大きなお母さんかばが見えますね。 子どもたちからおしえてもらうことも多いです。
『どうぶつのおかあさん』 小森厚/作 薮内正幸/絵
本物そっくり、リアルに描かれた動物の絵、どうぶつのおかあさんはどうやって子どもを運ぶのでしょう。チンパージーは人間のように... お母さんの頼もしさも感じます。 |
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