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ようこそ、こちらのページにお越しくださいました。 千葉県船橋市で元気いっぱいのラボ活動を行っている西川パーティです。 3歳から20歳までのラボっ子たち15人といつまでも若々しいパワーの持ち主西川テューターとの楽しいラボ活動タイムを過ごしています。まるで、ピーターパンのNeverLand(ないないないの国)のようです。日本の昔話や定番の良書絵本はもちろん、世界中の素敵な物語の中で、楽しいごっこ遊びをします。
春はEaster、夏はCanp、秋はHalloween、冬は冬眠・・・なんていうことはなく、楽しいクリスマス交流発表会と季節ごとに楽しい行事が続き、とにかくいつでも元気に盛り上がっています。
2003年1月~3月まで各グループのプログラム
幼児グループ
はらぺこあおむし、だるまちゃんとかみなりちゃん、 そらいろのたね、しょうぼうじどうしゃじぷたなど、 毎週いろんな物語や歌を楽しみます。
小学生グループ
「かにむかし」文・木下順ニ 昔話をしっかりと伝えることが出来るよう、ナレーションは日本語、後のセリフは英語と日本語を語ります。くりやハチ、牛のフンなど、面白い表現を皆で考えています。2003年国際交流の課題テーマです。6年生の2人は今夏1ヶ月アメリカホームステイを予定しています。
中高大生グループ
「ああ、ふるきよき時代」C・W・ニコル作 遥か昔に引退した二人のボクサーの珍妙な同窓会慈善興業のお話。舞台劇形式でたっぷり笑わせます。
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西川テューターのラボ子育て論
はじめまして、船橋市前原地区でラボ・パーティーを主宰する西川と申します。3人の子育てとラボ活動を楽しみながら(時に悩んだりもしましたが)、今日までがんばってきました。これからもたくさんの子どもたち、子育てをがんばるママさんたちと、素敵な時間をすごしていきたいと思っています。今回ラボのページにこのようなお話がありましたので、既にトンネルの出口が見えかかっている我が子育てを振り返って、ちょっぴり先輩ママの立場からラボ活動と子育てをテーマに、少しずつ綴ってみたいと思います。
今から15年前の1988年、私はラボに出会いました。当時、年中・年長児の娘たちと2歳の息子の3児の母でした。たまたま友人がアメリカのシアトルへ移住することになり、(私もいつの日か渡米したい・・・!)そんなことを心のどこかで考えていた時期でもありました。そこで、いろいろな子供向けの英語教室を体験して回りましたが、目先のことだけにとらわれた、先が見えないプログラムのところが多くて、私は今ひとつ気が乗りませんでした。
当時6歳の長女はバンビのお話が大好きで、よくテープを聴いてはそっくりに素語りをして、妹、弟に聞かせていました。この時、子どもの耳のよさに私はとても驚きました。息子がちょうど'ことば'の数が増える時期だったこともあり、もしかしたら我が子たちが母国語のように自然習得に近い形で英語を身につけることが出来るのではないか、という気持ちが芽生えて、子どもたちに英語と出逢うきっかけを作ってやりたくなりました。これがまさにLanguage Laboratory(ことばの実験室)、Laboとの出会いでした。
まず、娘たちを当時住んでいた近所のパーティーに入会させました。しかし、私自身も英語の世界に大変興味を持っており、ラボの活動を通じての子育てを決意しておりましたので、ラボの指導者養成システムであるチューターの研修を受けることにしました。このときにはまだ、自分がチューターになることは意識しておらず、我が子との共通の世界を持つこと(ともにラボに関わること)に主眼を置いていました。まだ2歳だった末の息子がいましたが、このチューター研修ではベビーシッター制度があったので、必ず息子と一緒に参加し、歌ったり踊ったり、時に真剣に学んだりと大変有意義な経験をしました。歌ったり、踊ったりと子どもより私の方が楽しんでいたのですが、そんな母の姿を見た子どもたちも大変楽しそうにラボを受け入れてくれているように見えて、それが何よりうれしかったことを覚えています。チューター研修により、私自身の視野が予想以上の広がりを持ち、いずれは私もチューターになりたい、という最高のライフワークを見つけました。
ラボは200以上の物語と縦長の異年齢グループ活動の場があり、人としての総合教育プログラムが大学生年代まで用意されています。物語を取り上げることで飽きずに何回も繰り返しCDを聞くことができ、豊かな日本語と美しい英語を自然に耳から習得できます。また、物語を劇にすることでセリフに感情が入り、セリフが生きた言葉となって自分を表現する力が付いてくるのです。 異年齢でグループ活動することは、友達と協力していく中でいたわりあう社会性を学び、年上のお兄さん、お姉さんへの憧れの気持ちが生まれます。そして人と人とのコミュニケーションを楽しむ力が多くの交流の場で発揮されます。 ラボは聞いて、見て、体験して、感じて、五感を通して学び、自主性と心の能力を伸ばすいろいろなプログラムが用意されているので、子ども一人一人が持つ個性を伸ばすための時間と場所(空間)が必ずあります。チューターとしての子どもたちとの関わりにおいて、その一人一人の個性を認めて伸ばすところに大きな魅力を感じます。
私は自分の子育てとラボというライフワークにおいて、このラボに出会えたことを本当によかったと思っています。まだまだ勉強したいことが山ほどある中、これからもたくさんの子どもたちにラボ活動の楽しさを教えていきたいと切に願っています。つたない文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(2003年2月 我が子育てを振り返って) |
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