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このページを開くにあたっての最初のテーマ、そして疑問を最初に記したいと思います。
「異文化って、何?」
<解説>
私・ひまわりは、この4月から5年ぶりに日本で生活を送ることになりました。
<本文>
しばらく離れていた祖国・日本に戻ってきて最初に感じた壁。
それは、「異文化」という言葉の意味。
正直言って、帰国した私を待っていた国は、私にとっては「異文化圏」、だった。
しかし、今ある身近な環境の中で私は「日本人」のカテゴリーに入ることを要求された。
私の形が「日本人」だから?? 私の日本語が「とっても正しい発音」だから???
どうして、「私」でいてはいけないの?
日本以外の生活を経験して、私は自分が育った村の実家の隣の家の「味噌汁の味は違う」ことを知った。
違う国に行って、今まで知らなかった言葉を話す人がいて、今まで知らなかった道具が使われていて、今まで知らなかった服装をしている人がいて…、自分が経験したことがない世界があることを知った。
そして、だんだん、その中に埋没していく自分を発見し、時々不安になったり、おもしろく感じたりを繰り返しているうちに、最後に行き着いたのが、「じゃ、私は誰?」。
外国語が達者だったら、外国人と友達になれるのか?
もし、そうだとしたら、その時のあなたは誰?
違う文化に触れることで、自分の文化を再発見したこと、ありませんか?
こういうのを繰り返していくことは、つまり、「自分発見」に近づくことではないでしょうか。相手がいてはじめて、「私」は「私」になれるし、「相手」は「相手」になれるのです。(参考図書:『かんがえるかえるくん』(いわむらかずお・著、福音館書店より)
そして、それが、今は私の大きなテーマです。 |
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